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洋蘭の女王カトレアのデータベース(主に大輪系交配種)&育種交配・実生の魅力をご紹介

宝塚訪問記05年8月末(2-2)

2005年08月30日 12時20分55秒 | ■その他

■Blc. Toshie Flare 'Carmela'
交配はBlc. Toshie Aoki x Waianae Flareで1992年6月9日登録です。
花径130mmくらいの中大輪系です。
ペタルに入るこの手の模様は好き嫌いが分かれるところですが
ノドの奥まで真っ赤なリップは美しく魅力的です。



■Blc. Tribute 'Independence Day' x C. Mem. Midori Nakano
花径120mmほどと小振りでしたが初花のようで
まだ、真価を発揮しているとは思えませんでした。



■Blc. Jungle Splendor(実生、個体名なし)

■Blc. Jungle Splendor(実生、個体名なし)
交配はLc. Bonanza x Blc. Pamela Farrellで1984年1月1日です。
大和農園洋蘭部さんではこの品種を大量に栽培されていて
この数年間でこの品種の花を少なくとも50個体以上は見させて頂いています。
両親共に名の知れた優秀銘花ですが、実に様々な花容・株姿の子が
誕生するものだといつも非常に興味深く拝見しています。
例えば、リップは大きく良いけれども、ペタルが狭くてイマイチとか
花色は非常に濃くて最高だけど、巨大な株に1輪咲きとか
リップも大きく、ペタルも広く、花色も濃くて良いけれども
ペタルの展開が非常に悪く、おまけに花茎が短くて
花同士がぐちゃぐちゃにひっついて咲いてしまっているとか、
こういった様子を見ていると育種・交配の難しさも感じずにはいられませんが
僕的にはそれらを超えてライフワークとして取り組むに値する
素晴らしいものであるとの認識を持たずにはいられません。

あと数カ月で僕の最初の交配「SN-1」の播種が出来るはずです。
「最初」というのは一度しかありませんから、
大事にしたいとの思いがとても強いです。
しかし、「種を播いて新しいものを創り出す」って
素晴らしいことですね!



■Lc. Gloresk 'Miya'
交配はC. Gloriette x Lc. South Eskで1970年1月1日です。


■Blc. Ports of Paradise 'Green Ching Hua' AM/AOS
交配はBlc. Fortune x B. digbyanaで1970年1月1日登録です。
この品種では「Emerald Isle(エメラルドアイル)FCC/AOS」や
「Gleneyrie's Green Giant(グレネリーズグリーンジャイアント)
=通称GGG、FCC/AOS」が有名ですが、
台湾で作られたこの個体ようなものも存在します。
ペタル幅が広く改良されているのが特徴です。
色彩はやや黄味がかります。
株姿は他の個体に比べてやや小さめのようです。
画像の花は一輪咲きなこともあり、
非常に展開の良い花径180mm近い巨大輪でした。
やや不定期咲きの傾向があります。


■Blc. Tribute 'Independence Day' x C. Gloriette 'Superba'
花径160mmくらいの大輪花です。ペタルの幅が広く、
リップの色もこの画像よりも濃く鮮やかで美しい花でした。
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