～印象に残る「カトレヤ」たち～ 05年10月12日号

昨日、帰宅したら岡山の蘭屋さん「フジ・ナーセリー」さんから新しいカタログが届いてました！
表紙はドカーンと銘花「Blc. Peggy O'neil 'Royal Lady' FCC/JOS（ブラソレリオカトレヤ　ペギーオニール　ロイヤルレディー）」でした。
　洋蘭情報誌「ニューオーキッド」の前号の特集ページにデカデカと載ったおかげで、フジ・ナーセリーさんに注文が多数あって、関西の蘭屋さんにも株を確保するために問い合せがあったくらいだったそうです。
　たしかに、いい花ですからねぇ。
　それともう一つ、気になった品種は「Blc. Sanyan Ruby 'Shin-mei'（ブラソレリオカトレヤ　サンヤンルビー　シンメイ）」です。今まで本種の個体では'Kuan-Lung'（冠龍＝クァンラン）＝「Crown Dragon」「Grand Dragon」「Guan-Lung」くらいしか国内での流通はなかったんですが、本個体は花色も花の展開も良く、株姿もコンパクトで、人気が出そうです！



■Blc. Duh's Rose 'Red Kauo Koo'
ブラソレリオカトレヤ　ドゥーズローズ　レッドカオクゥ
交配はLc. Royal Emperor x Blc. Sunset Sailsで2000年11月３日登録です。
　花径150mmくらいの極厚弁大輪花です。株姿は「Lc. Royal Emperor」に似て、バルブ・葉共に細長く、やや暴れる傾向がありますが、「Blc. Chia Lin」のような「極濃色の赤紫」とはまた違った、「朱赤っぽい花色」は魅力的です。
　フジナーセリーさんの1996-97年版のカタログNo.25に（Lc. Royal Emperor x Blc. Sunset Sails）'Red Kauo'という名前のものが出ていました。


■Blc. Chia Lin 'Pau Ching Tien'（包青天） FCC/OSROC, AM/AOS
ブラソレリオカトレヤ　チアリン　パウチンティエン

Blc. Chia Lin 'Pau Ching Tien'（包青天） FCC/OSROC, AM/AOSについての品種紹介はこちら！