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05年9月4日(日)の我が家の様子

2005年09月05日 08時03分56秒 | ■我が家の栽培の様子(栽培記録)


■Blc. Taiwan Queen 'Orchis'
1日前よりも約10mmほど花径が大きくなり、145mmになっています。
この品種は花が展開してからのペタルの伸長が特に大きいことが特徴のようです。
以前に開花後3日の間に20mm近く大きくなったことがあります。
株によってはペタルの展開が非常に悪いものも多いのですが、この株は「アタリ」です。
2年前の岡山の国際蘭展で入手した台湾の業者さんの花見本株です。
昨年は植え替えのダメージを残しながらも、ウチの環境で2輪咲きで165mmに咲いてくれました。
今年の冬の花に期待大です!
早切りして冬の花に備えて体力を温存させてやります。



この画像の右下方にある四角い板は「鏡」です。
ベランダ栽培の場合、太陽光線が一方向からしか当たらない場合が殆どですので、鏡を置いて反対側からも少しでも光線が当たるようにしています。
以前にはもっと大きなシートや板を置いたこともあるのですが、風を受けて動き、株を傷めたり、シートが葉に近付き過ぎて葉焼けを起こしたりするのでやめました。



■Blc. Peggy O'Neill 'Royal Lady' FCC/JOS
この株は香川県のある蘭園の園主の方から分けて頂いたのですが、この個体の作出者中山林之助氏より直接分けて頂いた大変貴重なオリジナル分け株とのことです。
残念ながらまだ花は確認出来ていません。なんとか今、発生中の新芽を大きくして今年の冬には花を見たいと思います。
あと、ウチにはもう1株、本個体のオリジナル分け株として宝塚の蘭園さんより入手したものがあるのですが、花はたしかに、本個体としての特徴をよく表しているのですが微妙に株姿に差異が見られます。
ただ、僕的には「オリジナル」とか「メリクロン」とかいう問題よりも実際に咲く花を結局は「自分が美しいと感じるかどうか」の方が重要だとも思えますし、正直、創出者の方から直接頂いたものでない限り、その判別は非常に困難だと思います。


●「Blc. Peggy O'Neill 'Royal Lady' FCC/JOS」について詳しくはこちら!



■Blc. Sweet Roon 'Rie'
この株はこの個体の作出者「サンセットさん」から直接頂いた大変貴重な正真正銘のオリジナル分け株です。
作出者の方の「熱意の結晶」ともいえるこういった株をご本人から直接「託して頂く」ということこそ、「金銭的な価値を超越して真に価値のあること」だと、僕は思います。(とはいえ、その真価を身に染みて実感出来るのは僕自身がそれなりに実生の経験を積んでからの事になるとは思うのですが。)
ちなみに、この株は僕の栽培技術の未熟さゆえに今年はちょっと失敗(良花は期待できない?)かもしれません。
早めにチッソ肥料をきったつもりだったのですが非常に樹性が強く、現在3つのシースが完成している上に、さらに5つの新芽が発生して成長中です。
もう少し様子を見て3つに減らそうと思います。



■Blc. Sweet Roon 'Rie'開花例

●「Blc. Sweet Roon 'Rie'」について詳しくはこちら!

●「Blc. Sweet Roon 'Rie'」の作出者「サンセットさん」のWebサイトはこちら!
(※9月4日に更新されています!)



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