カトログ !! ~ カトレヤ交配種のブログ (Hybrid Cattleya's Database) ~

洋蘭の女王カトレアのデータベース(主に大輪系交配種)&育種交配・実生の魅力をご紹介

バーク植えについて

2010年09月06日 00時00分00秒 | ■カトレヤの育て方

僕の住む関西では最も入手しやすいと思われるバーク「ネオソフロン」

※以下、箇条書きにて

・オススメのバークは「ネオソフロンのL粒」入手しやすく、目詰まりしにくく、通気性&水はけ良く最適だと思います。

・バークに合う鉢は、やはりプラ鉢だと思います。
 素焼き鉢の場合、バークはミズゴケのように毛細管現象で満遍なく乾いてくれませんので、周囲だけが早く乾いて中心部は水浸しで根腐れを起こすというパターンで僕は過去に失敗を重ねてきました。
 プラ鉢の場合は上下から乾き、水遣りの際には中心部の古い水分も押し出されて鉢底から排出されるため、根腐れを起こしにくいようです。

・温度と湿度を高くキープ出来る設備のある場合は、素焼き鉢+バークでも大丈夫だと思います。

・バークが生理的に合わない品種(個体)もあるようですので要注意。

・株が、ぐらつかないように、根が活着しやすいように、植え込みは“固植え”が基本。

・バークのカスや粉状になったものは、腐敗を早めたり、目詰まりを起こさせたりするため、洗い流すなどして取り除いた方が無難です。

・油カス等の有機肥料は避けた方がいいです。バークの腐敗を早めますし、肥料カスで目詰まりを起こします。

・バークはミズゴケに比べると腐敗しにくいコンポストですが、それでも数年経つと、腐敗したり、虫が住み着いたり、株に悪影響を及ぼす雑菌が繁殖したりして、株の調子が悪くなる(少しずつ萎れていったりする)ことがありますので、2~3年に一度は根のまわっていない中心に近い部分のバークだけでも交換した方が良いと思います。



カトログ式 <カトレヤの植替え(バーク編)>は、こちらをクリック!



◎情報提供・お問い合わせ等の連絡先メールアドレスは、こちらをクリック!


※当ブログ内の画像の使用をご希望の方はメールにてご連絡下さい。ご好意でご提供頂いている画像がございますので無断転用はご遠慮下さい。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 育種家サンセットさんの栽培... | トップ | Rlc. (C. Melody Fair x Yosh... »
最新の画像もっと見る

■カトレヤの育て方」カテゴリの最新記事