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洋蘭の女王カトレアのデータベース(主に大輪系交配種)&育種交配・実生の魅力をご紹介

~印象に残る「カトレヤ」たち~ 05年7月21日号

2005年07月21日 12時28分32秒 | ■その他

■Lc. Washington Post 'Hinatsu'
交配はLc. South Esk × Bonanzaで登録は1964年です。
銘花同士の交配から生まれた銘花です。
長い花茎に花径170mmくらいの厚弁極大輪花を2~3輪着けます。
別個体に'Eiko'という個体もあり、こちらは喉部まで真っ赤で
印象的なリップに黄目の入る花を着けます。


■Lc. Prophesy 'Monterey' HCC/AOS
交配はC. Horace × Lc. Hyperionで登録は1966年です。
こちらも銘花同士の交配から生まれた銘花です。
「C. Horaceがちゃんと仕事をしています!」といった感じの極整型花です。
ちなみにLc. Hyperionにはどういう訳かあまり有名な子がいないのですが
この子はとても優秀で貴重な子です。
本種の子で有名な品種にLc. Prophesy × Lc. Bonanzaで
真ん丸のリップと花弁を持ったLc. Bonanza Queenがあります。


■Lc. Hausermann's Rhapsody 'York'
交配はLc. Dee Dee × C. Madeleine Knowltonで登録は1972年です。
あまり見かけることの無い品種です。花径は140mmくらいでした。
正直なところ、資料が不足していて詳しいことは不明です。
また調べておきます!


■C. Gloriette 'Superba' FCC/RHS
交配はC. Hardyano-Warneri × Tityusで登録は1928年です。
非常に古い銘花です。
主に夏咲きで、極厚弁で花径180mmくらいにまでなる巨大輪花を2~3輪着けます。
非常に迫力のある素晴らしい花です。
株は葉の幅が広く比較的、大型です。


■Blc. Chyong Guu Chaffinch 'Ta-Hsin'
交配はBlc. Yellow Ball × Sunset Bayで登録は1994年です。
台湾生まれの新花です。
以前、大阪国際蘭展で話題になった花です。
リップの印象が斬新です!
比較的、コンパクトな株に花径150mm前後の厚弁大輪花を3輪くらい着けます。
よく出来ると、1花茎に5輪くらいまで着ける事もあるようです。
僕的には、これで花径が180mmを超えたらサイコーです。


いやー、しかし、暑くなってきましたねー!
自宅は高台にあってまだマシなのですが、
勤務先の大阪市内はサウナ状態です
みなさんもくれぐれも体調を崩されないようにご注意下さい!
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