●Rth. Golden Shrine‘H & R’

※2010年09月15日内容更新（属名表記変更等）

於：須磨離宮公園 第40回 春の洋らん展（2006年３月）花径約80mm
■Rth. Golden Shrine‘H & R’
リンカトリアンセ　ゴールデン・シュライン‘H & R’
(Ctt. Fancy Lady x Rlc. Buttercup (1/1/1987))
　イエローコンカラー系花の改良に多くの実績のある優秀な交配親 Rlc. Buttercup（バター・カップ）を親に持つ品種。Rlc. Buttercup といえば、Rlc. George King (Rlc. Buttercup x C. Bob Betts)の親として有名ですが、その他にも多くの主に中輪クラスの黄花の品種改良に重用されています。
　なお、この画像の個体‘H & R’はもう片方の親 Ctt. Fancy Lady に流れる Gur. aurantiaca（オーランティアカ）の影響で花径は中輪クラスにとどまったと同時に輝くように濃く鮮やかなオレンジイエローの花色も継承しているものと思われます。また、栽培環境等により、リップの赤い部分の入り方にはかなりの差異が見られるようです。

◎Rth. Golden Shrine の親品種の交配
・Ctt. Fancy Lady = Ctt. Barbara Belle x Gur. aurantiaca (1/1/1986)
・Rlc. Buttercup = Rlc. Primate x Rlc. Golden Myth (1/1/1961)


＜Rth. Golden Shrine を交配親とした品種登録実績一覧＞
●“※マーク”が付いている交配は 2000年以降に登録された新品種です。
・Rth. Rainbow Beauty (Rth. Golden Shrine x Rlc. Tropical Beauty (2/23/2010))※

・Rth. Rene Rubach (Rlc. Sally Taylor x Rth. Golden Shrine (12/29/2006))※



（上記、記事中の属名表記は最新属名を採用しました。そのため一部、過去記事との表記の相違等が発生する場合がございます。）

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