カトログ !! ~ カトレヤ交配種のブログ (Hybrid Cattleya's Database) ~

洋蘭の女王カトレアのデータベース(主に大輪系交配種)&育種交配・実生の魅力をご紹介

●Rlc. (Don De Michaels x Herons Roon‘Grapesland’)

2009年08月02日 00時00分00秒 | ■ラベンダー・淡ラベンダー系
※2009年08年02日内容更新

於:第3回 関西らんフェスタ(2007年1月 花径約120mm)
■Rlc. (Don De Michaels x Herons Roon‘Grapesland’)
リンコレリオカトレヤ(ドン・デ・ミカエルス × ヘロンズ・ルーン‘グレイプスランド’)
 両親の特長が見事に融合された色鮮やかな極整型の美花です。ただ、株姿のわりに花が小さめなのが少し残念でした。
 こういった花を見た時、つい、「交配して花径を大きくするためには…」と考えるのですが、どんな品種が良いでしょう?この花の特長である花色の鮮やかさを損なわずに、花径を大きくしてくれる品種で、この交配自体が既にかなり複雑な交配であることから、出来れば、比較的構成のシンプルな相手ということで考えると、僕的には C. Gloriette‘Superba’FCC/RHS(グロリエット‘スーパーバ’)や、C. Irene Holguin‘Hoagy’の変異個体で花径190mm に達する C. Irene Holguin‘Hoagy Mark Ⅱ’SQ/JOGA(アイレン・ホルギン‘ホギー・マーク・ツー’)などは良いんではないかと思います。

◎上記交配の親品種の交配
・Rlc. Don De Michaels = Rlc. Fleur de Lys x C. Oakland (1/1/1968)
・Rlc. Herons Roon = Rlc. Herons Ghyll x C. Quadroon (1/1/1978)



※上記交配の親品種(於:世界蘭展日本大賞2009 画像提供=埼玉のMさん)
■Rlc. Don De Michaels‘Kuroya’
リンコレリオカトレヤ ドン・デ・ミカエルズ‘クロヤ’
(Rlc. Fleur de Lys x C. Oakland (1/1/1968))
●Rlc. Don De Michaels についての記事は、こちらをクリック!



※上記交配の親品種(実際の花色はもっと濃く鮮やかです。)
■Rlc. Herons Roon‘Grapesland’HCC/JOS
リンコレリオカトレヤ ヘロンズ・ルーン‘グレイプスランド’
(Rlc. Herons Ghyll x C. Quadroon (1/1/1978))
●Rlc. Herons Roon についての記事は、こちらをクリック!



(上記、記事中の属名表記は最新属名を採用しました。そのため一部、過去記事との表記の相違等が発生する場合がございます。)

◎情報提供・お問い合わせ等の連絡先メールアドレスは、こちらをクリック!

●育種家 サンセットさんのWebサイトは、こちらをクリック!

■索引 - Index -(アルファベット順)は、こちらをクリック!

※当ブログ内の画像の使用をご希望の方はメールにてご連絡下さい。ご好意でご提供頂いている画像がございますので無断転用はご遠慮下さい。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 週刊カトレヤ交配種アクセス... | トップ | ●C. Momus‘Neros’ »
最新の画像もっと見る

■ラベンダー・淡ラベンダー系」カテゴリの最新記事