釧路市議会で、「政党機関紙の庁舎内勧誘行為の自粛を求める陳情」が賛成多数で採択されたことは、2023年9月15日のこのブログで紹介しました。😠
この件については、改めて釧路市議団だよりを発行して、しんぶん赤旗に折込ました。実際のニュースと内容を改めてご紹介します。💢
釧路市議団だより表面の内容
統一協会による「事実無根」の共産党「攻撃」に賛成した議員会派
自政クラブ・公明党・創志会
2023年9月議会には、市内に住む個人から「政党機関紙の庁舎内勧誘行為の自粛を求める陳情」が提出されました。この陳情の内容は、政党機関紙には各種ある中、しんぶん赤旗を挙げて、市役所内で配達・集金のを行わない、議員による職員への圧力がないか調査することを求めるものです。これに自民市政クラブ、公明党、創志会、参政党が賛成し、採択されました。
今全国各地でほとんど同じ内容の陳情が提案されています。それぞれ陳情者は個人として提出して
いますが、やり方が組織的であることから、統一協会が背後にいることは明らかです。しかも陳情のみならず、別の個人からは、「世界平和統一家庭連合との関係断絶」の議決を行った場合は訴訟を起こすという脅しのような文言が入っている要望書まで市議会に送りつけています。
陳情に対する市の見解は
総務文教常任委員会でこの陳情を審査する際、当局から次のような現状が事実として示されました。
①職員が個人的に依頼したものを受け取り支払いをするなどの行為までは禁止していない状況であり、政党機関紙についても同様の対応をしている。
②政党機関紙の購読、勧誘については、職員が個人と個人の関係において、その職員の意思により行われている。
③職員から、政党機関紙の勧誘や配達、集金に対して、圧力を感じている等の申出や相談が寄せられたことはない。
村上議員が反対討論
採決に先立ち村上かずしげ議員が、本会議で次のような反対討論を行いました。
「今回の陳情が、庁舎内での機関紙の勧誘、配達、集金を規制することで、日本共産党の政治活動に制限を加えようとするものであることは間違いありません。政党の自由な政治活動を保障し、民主主義の土台を守ることは、主義主張の問題ではなく、多くの政党、政治家が一致できる点ではないでしょうか。」
霊感商法で多くの被害者を生みながら反省せず、逆に厳しく追求している日本共産党を攻撃する統一協会。各政党には関係を断つことが求められているにもかかわらず、相変わらずの状態になっている釧路市議会が浮き彫りになりました。
表 面
裏 面