時間

いろんな時間です。仕事の時間。休みの時間。散歩の時間。今は定年退職しています。
気ままな時間。良い出会いができる時間。

9月26日(木)のつぶやき

2013-09-27 02:11:33 | Weblog

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昨日のカープ 勝ちましたよ

2013-09-26 06:42:03 | Weblog

広島が16年ぶりAクラス 中日下す

2013.9.25 21:02
レフトスタンドの広島ファン =25日、ナゴヤドーム(森本幸一撮影)

レフトスタンドの広島ファン =25日、ナゴヤドーム(森本幸一撮影)

 広島が16年ぶりのAクラスを決めた。打線は八回、エルドレッドの浅尾からの13号2ランで均衡を破った。投手陣は3人で無失点。7回を投げたバリントンは11勝目。中日は12年ぶりのBクラスが確定。広島戦は10年ぶりの負け越し。

 ◇セ・リーグ            

 中日-広島22回戦(広島13勝9敗、18時、ナゴヤドーム、2万986人)     

広 島000000020-2     

中 日000000000-0     

▽勝 バリントン28試合11勝9敗    

▽S ミコライオ54試合2勝4敗27S  

▽敗 浅尾34試合2勝3敗1S     

▽本塁打 エルドレッド13号(2)(浅尾)

このニュースの写真

勝利に喜ぶ広島・野村謙二郎監督 (=25日、ナゴヤドーム)撮影=森本幸一8回、2ランHRを放った広島、ブラッド・エルドレッド (=25日、ナゴヤドーム)撮影=森本幸一8回、2ランHRを放った広島、ブラッド・エルドレッド (=25日、ナゴヤドーム)撮影=森本幸一6回、好投する広島先発のブライアン・バリントン (=25日、ナゴヤドーム)撮影=森本幸一7回終了、昨日の「倍返し」に続き今日は「10倍返し」のメッセージで登場したドアラ (=25日、ナゴヤドーム)撮影=森本幸一
 
8回、広島、ブラッド・エルドレッドに2ランHRを打たれた中日・浅尾拓也 (=25日、ナゴヤドーム)撮影=森本幸一広島戦に先発した中日・岡田=ナゴヤドーム


セ・リーグ(25日)
  ヤクルト 7 - 6 巨 人   終了
  中 日 0 - 2 広 島   終了
  阪 神 2 - 4 DeNA   終了
パ・リーグ(25日)
  日本ハム 10 - 7 ロッテ   終了
  西 武 4x - 2 楽 天   終了
  ソフトバンク 2 - 3 オリックス   終了

msn産経ニュースより
 
 
 

今日のコラム

2013-09-26 06:02:20 | Weblog


9月26日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

真剣に取り組む

 大相撲は相変わらずの人気 である。私はその勝負が一瞬の間に決まるというところが好きである。力士の人たちは、その一瞬の勝負のために、毎日朝早くから夜おそくまで文字通り血のに じむような鍛練をし、稽古にはげんでいる。そしてその成果を土俵の上で一瞬の間に出し尽そうというわけだ。

 われわれも、いま自分の担当している仕事を本業として、これに打ち込んでいるだろうか。大相撲の人気というものの裏には、日夜稽古にはげむ力士の姿があることを思って、われわれもまた、自分の人生、自分の本業というものに対して日々真剣に取り組んでゆきたいものである。



筆洗

2013年9月25日筆洗(東京新聞TOKYOWeb)

▼ジャンプすると見せ掛けて、遅れて跳び上がる-。世界をあっと驚かせ、ミュンヘン五輪でバレーボール日本男子代表が金メダルを獲得する武器となった「一人時間差攻撃」は、松平康隆監督が松本清張さんの小説『点と線』から着想した

▼東京駅十三番線の横須賀線ホームから十五番線の博多行き夜行列車「あさかぜ」を見通せる四分間が犯罪トリックの焦点だった。時間の「ずれ」を応用できないか、と松平さんは考えた

▼発着時刻の遅れが少ない日本の鉄道ならではの秘話だが、信頼を裏切る不祥事が発覚した。JR北海道が線路の「ずれ」を把握しながら、放置していた問題である

▼きっかけは今月十九日の貨物列車の脱線事故だった。昨年の定期検査でレール幅の異常を把握していたのに放置していたことが判明。過去の整備記録を点検した結果、放置していたのは計九十七カ所に

▼乗客の命を預かる鉄道会社としては、絶対にあってはならないことだ。特急列車の出火などのトラブルが相次ぎ、JR北海道は秋の観光シーズンの乗客離れが予想されていた。怖くて乗れないという声が出るのも当然だ

▼尼崎JR脱線事故のように、人命が失われる大惨事が起きても不思議ではなかった。社外の目も取り入れ、企業の体質自体に切り込まなくては出直すことは不可能だ。修正が必要なのは、社会常識とのずれである。



2013年9月26日天声人語(OCN*朝日新聞デジタル)

天声人語

▼がっつり」食べる、という言い方が広がっている。かつてなら、しっかりとか、がつがつとか言ったものだろう。本紙の過去の記事を調べると108回登場している。最初は02年で、驚いたことに「がっつり化粧して……」とあった

▼若い人のまねをして使いたいとは思わないが、日本国語大辞典によれば、この言葉自体は新しくない。以前はがっくりという意味で使われていたらしい。九州の方言では、ぴったりとか、ちょうど、である

▼文化庁の国語世論調査がおととい発表された。新しい言い回しの広がりも調べている。「ざっくり」とした説明、は7割が聞いたことがあり、4割弱が使ったことがあった。「衣服などを無造作に着ているさま」との語釈もあるから、まったく見当外れの応用ともいいにくい

▼パソコンが「さくさく」動く、は認知度が低かったが、使う人は使う。大辞典いわく「水などが滞りなく軽快に流れるさま」。やはり原義の範囲内か。この二つの副詞の用法、言葉の乱れとして目くじらを立てるほどのものなのかどうか

▼言葉は世につれ。伝統は守りたいが、あらがえない変化もある。小言をいう人がいて、取りなす人がいる。そのへんの立ち位置が絶妙なのが、エッセイスト山口文憲(やまぐちふみのり)さんの『若干ちょっと、気になるニホン語』だ

▼若い人がよく使う合いの手「ほんとですか」について。目上に対する一種の丁寧語なのになぜか気に障る。〈小声で抑揚もつけずにボソッと〉言うからだ、と。確かに。


9月25日(水)のつぶやき

2013-09-26 02:11:58 | Weblog

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昨日のカープ 勝ちましたよ

2013-09-25 10:00:13 | Weblog

中3-5広 広島が逆転勝ち

2013.9.24 21:03
7回、タイムリーヒットを放つ広島・菊池涼介=24日、ナゴヤドーム(撮影・森本幸一)

7回、タイムリーヒットを放つ広島・菊池涼介=24日、ナゴヤドーム(撮影・森本幸一)

 広島が逆転勝ち。2-3の七回に丸の適時三塁打で同点とし、続く菊池が勝ち越し打を放った。八回にはエルドレッドの12号ソロで加点。野村は6回3失点で11勝目を挙げた。中日は一回に3点を先制したが、逃げ切れなかった。

      ◇セ・リーグ        

 中日-広島21回戦(広島12勝9敗、18時1分、ナゴヤドーム、20057人)    

広 島011000210-5 

中 日300000000-3 

▽勝 野村22試合11勝6敗   

▽S ミコライオ53試合2勝4敗26S   

▽敗 浅尾33試合2勝2敗1S 

▽本塁打 エルドレッド12号(1)(マドリガル)         

このニュースの写真

7回広島2死三塁、丸が左越えに同点の三塁打を放つ=ナゴヤドーム先発した広島・野村=24日、ナゴヤドーム(撮影・森本幸一)7回、ナインとタッチを交わす菊池涼介=24日、ナゴヤドーム(撮影・森本幸一)


広島・野村、粘りの投球で11勝目

2013.9.24 22:31
中日戦に先発した広島・野村=ナゴヤドーム

中日戦に先発した広島・野村=ナゴヤドーム

 広島の野村は粘りの投球を見せ、6回3失点で11勝目を挙げた。「この試合が重要なことは分かっていた。本当にチームが勝てて良かった」とほっとした表情で話した。

 一回に四球からの3連打で3点を失ったが、以降は修正して追加点を許さなかった。「いろいろ試行錯誤しながら投げたが、最後まで向かっていく気持ちは出せた」と納得の様子だった。(ナゴヤドーム)

「野球」の試合速報・結果
セ・リーグ(24日)
  ヤクルト 10 - 3 巨 人   終了
  中 日 3 - 5 広 島   終了
  阪 神 6 - 1 DeNA   終了
パ・リーグ(24日)
  日本ハム 3 - 4 ロッテ   終了
  西 武 4x - 3 楽 天   終了
  ソフトバンク 3 - 5 オリックス   終了

msn産経ニュースより

今日のコラム

2013-09-25 06:00:33 | Weblog



9月25日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

信賞必罰

 “信賞必罰”すなわち、 罰すべき罪過ある者は必ず罰し、賞すべき功ある者は必ず賞せよということ、これは人間が存在するかぎり、程度の差はあっても絶対に必要なことであろう。こ れが行なわれない国家社会は、次第に人心が倦み、やがては必ず崩壊してしまうだろう。国家だけではない。会社、集団、家庭どこにおいても、これは決してな いがしろにされてはいけないことだと思う。

 ただ、ここで大事なことは、信賞必罰といっても、常に適時適切でなければならないということである。これは微妙にして非常にむつかしいことで、これが当を得なかったならば、かえって事を誤ってしまうことになる。



筆洗

2013年9月24日筆洗(東京新聞TOKYOWeb)

▼七年前に亡くなった茨木(いばらぎ)のり子さんに「聴く力」という詩がある。<ひとのこころの湖水/その深浅(しんせん)に/立ちどまり耳澄ます/ということがない/風の音に驚いたり/鳥の声に惚(ほう)けたり/ひとり耳そばだてる/そんなしぐさからも遠ざかるばかり>

▼わが父祖たちは鳥の言葉が分かる頭巾をかぶり、樹木や子どもの病気を治した「聴耳(ききみみ)頭巾」の民話を持つ。<その末裔(すえ)は我がことのみに無我夢中/舌ばかりほの赤くくるくると空転し/どう言いくるめようか/どう圧倒してやろうか>

▼自分にしか関心がなく、他人を言い負かすことに懸命な輩(やから)ばかりだ。<だが/どうして言葉たり得よう/他のものを じっと/受けとめる力がなければ>

▼インターネットの普及で、言論空間は攻撃的で言いっ放しの傾向が強まり、対話が成立しないことも多くなっている。その象徴が街の中で民族差別をがなり立てるヘイトスピーチだ

▼「韓国人を殺せ」などと連呼する恥ずべきヘイトスピーチに反対する大行進が一昨日、東京・新大久保などであり、約二千人が参加した。「差別はやめよう。一緒に生きよう」と人種・民族の違いや社会的弱者に向けられるすべての差別に反対の声を上げた

▼ハングルの美しさや奥深さにひかれた茨木さんは五十歳で学び始め、韓国の現代詩を翻訳した。ご健在だったら、どんな言葉を紡いでいただろう。



2013年9月25日天声人語(CCN*朝日新聞デジタル)

天声人語

▼そのイチョウ並木は数々のテレビドラマのロケ地になってきた。見覚えのある方も多いだろう。東京・神宮外苑の絵画館に向かって真っすぐ伸びる通りである。都会の景色として指折りといえる

▼並木から見れば絵画館の左奥に、国立競技場はある。7年後の東京五輪に向けて建て替えられ、8万人が入れる巨大施設となる。「『いちばん』をつくろう」。日本人が誇りに思えるような新競技場をめざすという

▼五輪が来ることの意義は深いとしても、そこまでの大きな建物が必要なのだろうか。今の計画に世界的な建築家が疑問を投げかけている。幕張メッセなどの作品で知られる槇文彦(まきふみひこ)さん(85)だ。きのうの本紙文化面で思いを語った

▼緑が豊かで歴史的な遺産でもある外苑の敷地は限られており、ふさわしくない。コストも高い。「五輪のためなら、どんなにお金をかけてもいいと錯覚している」。この問題をより多くの人に知ってほしい、というのがそのメッセージだ

▼槇さんの問いは新競技場の是非を超えて重い。日本建築家協会の機関誌に寄せた一文で、欧州での経験を紹介している。ある街で音楽ホールを建てようとしたところ、コンペの最優秀案が市民投票で却下された。別の街では行政が修復を渋った劇場を市民の声が救った例もある

▼日本は果たしてそのような成熟した市民社会だろうか、と槇さん。これを機に、今からでも説明と議論の活発な循環を生み出したい。そうなれば五輪の意義はより大きくなるはずだ。


9月24日(火)のつぶやき

2013-09-25 02:11:18 | Weblog

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5年先でも一緒にいたい。シアワセを運ぶカメラの選び方 - 「生き方キレイ」をコーディネート|MYLOHAS mylohas.net/2013/09/032434…


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今日のコラム

2013-09-24 06:14:56 | Weblog


9月24日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

人に尋ねる

 自分の才 能に向くような仕事を自分で考えて進んでいくことか非常に大事だと思う。ところか、自分の才能というものは、自分ではなかなかわからない。そのときには自 分の信頼する人の言葉を聞くとよい。しかし素直な気持で聞かないと、先輩の正しい言葉が正しく自分の耳に入らない。

 私も、自分でわから ないことは、素直な心持になって先輩に尋ねることにしている。そして静かに考えていけば、必ず行く道は自然に決まってきて、希望が持てると思う。しかし、 野心とか欲望とかいうものを強く持つと、そこに無理が生じ迷いが起こってくるような気がするのである。



筆洗

2013年9月23日筆洗(東京新聞TOKYOWeb)

▼雑誌「暮しの手帖」の名物編集長だった花森安治さんは「民主主義の<民>は 庶民の民だ/ぼくらの暮しを なによりも第一にする ということだ」と書き残している

▼暮らしと企業の利益がぶつかったら。答えは明快だ。「企業を倒す ということだ/ぼくらの暮しと 政府の考え方が ぶつかったら/政府を倒す ということだ/それが ほんとうの<民主主義>だ」(『灯をともす言葉』)

▼来年四月の消費税率引き上げに合わせて実施する経済対策として、政府は法人税に上乗せしている復興特別法人税を一年前倒しして、二〇一三年度末に撤廃する方針だ。所得税への上乗せは残る

▼それだけではない。安倍晋三首相は法人税の実効税率を引き下げる強い意向を示し、経済界も「働く人に恩恵がある」と大歓迎だ

▼消費税を8%に上げた時の景気後退を懸念しデフレ脱却の流れを止めたくないとしても、あからさまな企業優遇策である。与党からも「国民の理解が得られない」と反発の声が出るのは当然だろう

▼ 庶民から集めた税金が企業の経営支援に回る本末転倒が起きてしまう。消費税増収分は社会保障に全額を充て、財政を立て直すはずではなかったのか。一九七八 年に亡くなった花森さんの言葉だ。<なんだい/取り上げたゼニの この使いぶり/いったい ぼくらのゼニを/なんとおもっているのだ>



2013年9月24日天声人語(OCN*朝日新聞デジタル)

天声人語

▼だれかの人柄を言いあらわすときに、リベラルという言葉を使う場合がある。あの人はリベラルだ、というように。具体的にどんな人かは必ずしも一様ではない。自由を大切にする人、穏やかで公平な人……

▼政治の世界でもある種のシンボルとして使われてきた。保守陣営の向こうを張るリベラル勢力の結集を、といった具合だが、その中身についての腑(ふ)に落ちる説明はなかなか聞けない。言葉の意味を定めかねるうち立ち消えになってしまう

▼それが何であるかは言いにくくても、何でないかなら言える場合がある。在日の人々に向けられるヘイトスピーチ(憎悪表現)がリベラルな考えに相反することは明らかだろう。あの敵意と排外主義はおよそ人々の自由の尊重から遠い

▼もう憎しみをあおるのはやめよう。そんなデモがおととい、行われた。「差別撤廃 東京大行進」である。むき出しの民族蔑視に反対する約1200人が新宿の街を歩いた。性的少数者や障害者らへの差別もなくしていこうと訴えた

▼自分とは異質な存在を受け入れ、尊ぶ。寛容こそ、リベラルの核心のひとつだろう。日本は単一民族社会でもなければ一億一心の国でもない。〈我々はもう既に一緒に生きている〉。大行進が掲げたテーマに、その通りだとうなずく

▼思想史家の武田清子さんによれば、リベラルは〈生活感情や心情としても日常生活のふところの深みに育てられていなくてはならない〉。言葉遊びでなく、実践を通じてわがものにしたい。


9月23日(月)のつぶやき

2013-09-24 02:11:23 | Weblog

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その笑顔がママへのプレゼント。ずっと大切にしたくなる記念写真のコツ - 「生き方キレイ」をコーディネート|MYLOHAS mylohas.net/2013/09/032678…


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KBS京都ラジオ|笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ|毎週月~金曜日6:30~10:00放送! goo.gl/UoIEZs



今日のコラム

2013-09-23 05:46:04 | Weblog


9月23日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

永遠に消えないもの

 高野山にはたくさんの 墓があります。その中で一段と目立つ立派な墓は、おおむね大名の墓だそうですか、その大名の墓も、今日では無縁仏になっているものもあるということです。 昔は相当の一家眷族を養い、しかも明治になってさらに華族として、財産も保護されるという状態が長く続いたにもかかわらず、そういう変化があったというこ とを考えてみますと、人間のはかなさというものを身にしみて感じます。

 やはり世の中というものは形ではない。いくら地位があり財産があっても、それはいつまでも続くものではない。結局、永遠に消えないものはその人の心であり、思想であり、この世で果たした業績である、そう思うのです。



筆洗

2013年9月22日筆洗(東京新聞TOKYOWeb)
 
▼不思議なことに秋の彼岸になると、気付かないうちに緋色(ひいろ)の花弁を押し合うように静かに佇(たたず)んでいる。どこまでも律義な花である。<西国の畦曼珠沙華(あぜまんじゅしゃげ)曼珠沙華>森澄雄

▼花だけが先に出て花が落ちてから葉が出る。忽然(こつぜん)と出現した感じがして、暗がりで出会うと、どきりとさせられる。九月の残暑が厳しかった昨年は開花がかなり遅れたが、今年はいつもの年のように秋の澄んだ空気を連れて来た

▼小説家の竹西寛子さんには広島第一高女時代、国語の授業で曼珠沙華を詠んだ俳句ばかり五句も七句もつくってくる同級生がいた。彼女は一年ぐらい後に原爆によって殺された。竹西さんは曼珠沙華を見て彼女を思わぬ日はないという(『俳句によまれた花』)

▼どこかに異国めいた妖しさがあり、死人(しびと)花、幽霊花などの別名もあるこの花は万葉の時代に食用のために中国から持ち込まれた帰化植物とされる。水にさらして根っこの有毒な成分を取り去ると、粘り気のあるでんぷんが飢饉(ききん)の備えとなった

▼<対岸の火として眺む曼珠沙華>能村登四郎。群生するこの花の姿を川向こうから見れば炎のように映るのかもしれない

▼晩夏からリズミカルな声を聞かせていたツクツクボウシは消え、鳴く虫たちの美しいハーモニーが秋の夜を彩る。この連休は、天候が大きく崩れる心配はなさそうだ。少し足を延ばしてみませんか。



2013年9月23日天声人語(OCN*朝日新聞デジタル)

天声人語

▼指揮者の故・岩城宏之さんはお元気だったころ、いわゆるデスマスクを作ったことがあったそうだ。それをかぶって、まったくの無表情で指揮をするという、テレビの企画のためだった

▼ 仰向けになって顔に枠をはめ、石膏(せっこう)を流して型をとる。顔全体が覆われていくと「この世から隔絶された恐ろしさ」を感じたと、体験を書き記して いる。かつて読んで記憶に残ったその一文を、「入棺(にゅうかん)体験が盛況」だという記事に思い出した。いわば、この世から隔絶される疑似体験である

▼自分らしく人生を終(しま)う準備をする「終活」が広まる中、忌避感は案外と薄いようだ。花で埋まる棺おけに入り、両手を胸で組む。白布団をかけてもらい、担当者がそっと蓋(ふた)をする

▼ひと月前の本紙東京版によれば、「終活フェスタ」と称する会場には、その入棺体験や散骨の相談、遺影の撮影など約40のブースが並んだ。生きているうちの旅支度を「縁起でもない」と嫌う時代では、もうないらしい

▼きょうは彼岸の中日、お墓参りの方も多かろう。見慣れた「〇〇家之墓」から、近ごろはユニークな墓石や碑銘が増えているという。家をめぐる考え方の変化や、個の尊重が背景にあるようだ

▼35年前、小紙が「わが墓碑銘」を募ったら傑作が集まった。ある会社員は「めざまし時計よ、さようなら」と寄せていた。当時の奇抜も、今なら「あの人らしい」と相成ろう。葬送も墓も世につれて変わる。大切なのは形より偲(しの)ぶ側の心なのは、変わりようがないが。