☆6月21日 スナックの日だそうです。
お早うございます、今日もお立ち寄り有難う御座います☆
6月21日
事業は人なり
「事業は人なり」と言われるが、これは全くその通りである。どんな経営でも適切な人を得てはじめて発展していくものである。
いかに立派な歴史、伝統を持つ企業でも、その伝統を正しく受けついでいく人を得なければ、だんだんに衰微していってしまう。経営の組織とか手法とかももちろん大切であるが、それを生かすのはやはり人である。
どんなに完備した組織をつくり、新しい手法を導入してみても、それを生かす人を得なければ、成果も上がらず、したがって企業の使命も果たしていくことができない。
企業が社会に貢献しつつ、みずからも隆々と発展していけるかどうかは、一にかかって人にあるとも言える。
【コラム】筆洗
2014年6月20日東京新聞TOKYOWeb
▼白川静博士の『字通』によれば、実に味わい深いことに、愛という字には「おぼつかなく、ほのか」の意があるそうだ
▼だから日の光がおぼつかなく、かげるさまを、曖(あい)と書く。昧(まい)の字は「夜明け、暗い」の意。曖昧(あいまい)は「かげって暗い」から「ものごとがはっきりしない」との意味で使われるようになったという
▼安倍首相は毅然(きぜん)という言葉を好んで使うが、実は曖昧もお好きなようだ。昨年末に強行採決した特定秘密保護法では、「おそれ」と「その他」という言葉をやたらと使った。おそれが二十カ所、その他が三十カ所余。厳しい罰則のある法律に、どうとでも取れる言葉をあふれさせた
▼そして今度は、海外での武力行使に道を開く集団的自衛権。早々の閣議決定を目指すその原案は、国民の生命や権利が<根底から覆されるおそれ>がある場合、行使を認めうるとの内容だという。「おそれ」という曖昧な言葉が、どんな歯止めになるのだろうか
▼そもそも政府自身がこの半世紀、集団的自衛権の行使は憲法が許さないのだと、明確に述べてきた。であるのに憲法を変えることもなく国会で熟議することもなく、閣議だけで百八十度の方針転換を図ることが許されるのか。それこそ曖昧にしていい問題ではない
▼『日本国語大辞典』で「曖昧」を引けば、「うしろ暗いこと。怪しげな、疑わしいさま」との意味も出てくる。
☆ 今日は夏至です。天気予報は一日曇空です。今日も皆さまにとって良い一日でありますように ☆
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☆ 6月20日世界難民の日
お早うございます、今日もお立ち寄り有難う御座います ☆
6月20日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)
言うべきを言う
部下を持つ人は、自分一人だけの職務を全うすればいいのではなく、部下とともに仕事の成果全体を高めていかなくてはなりません。そのためには、やはり部下に対して誠意をもって言うべきことを言い、導くべきことは導いていくことが大切です。
注意すべきときに“注意したら文句を言ってうるさいから”というようなことを考えて、言わずに放っておくというようなことではいけません。部下がなすべきことはやはり毅然として要求し、そしてそれを推進していくということに対しては断乎としてやらなければならない。そういうことをしない上司には、部下はかえって頼りなさを感じるものです。
【コラム】筆洗
2014年6月19日東京新聞TOKYOWeb
▼それほど親しいわけではない人の家へお邪魔した時、その家の本棚や、レコード棚が無性に見たくなる。悪い癖である
▼どんな音楽を聴き、どんな本を読んできたのか。その人の「世界」を確かめたい。本棚にピンク色で花束の絵が描かれた表紙の本を発見する。『アルジャーノンに花束を』。ホッとし、この人との距離が一気に縮まる。「あなたも」
▼一九八〇、九〇年代に青年期を過ごした人間にとって、あの本を読んでいる人ならば信じてもいいという「会員証」のような存在だった気がする。だから人にも薦めたくなる。その米作家ダニエル・キイスさんが亡くなった
▼幼児ほどの知能しか持たないパン屋さんの店員が脳の手術で天才に変わる。これ以上筋は書けぬが、SFの巨匠アシモフが「どうやって思いついたか」と質問したほど、書かれたこと自体が奇跡とも思える物語。キイスさんの答えもいい。「私にも分かりません」。神様がこの世に贈ってくれたのか
▼日本での発行部数は三百二十万部。早川書房で最も売れた本はチャンドラーやクリスティではなく、「アルジャーノン」である。日本での人気は小尾芙佐(おびふさ)さんの名訳のおかげもある。ヒントは放浪画家の山下清さんだったという
▼ついしん。どーかついでがあったら、アルジャーノンのほんをよんでみてください。ついしん。ダニエル・キイスに花束を。
☆ 昨日のカープ
カープVメール
19日マツダスタジアム、カープ6―2楽天、勝ち投手前田健6勝4敗 詳しくは中国新聞朝刊で マエケンのインタビュー良かったですね。
今日も皆さまにとって良い一日でありますように ☆
☆ 6月20日世界難民の日
お早うございます、今日もお立ち寄り有難う御座います ☆
6月20日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)
言うべきを言う
部下を持つ人は、自分一人だけの職務を全うすればいいのではなく、部下とともに仕事の成果全体を高めていかなくてはなりません。そのためには、やはり部下に対して誠意をもって言うべきことを言い、導くべきことは導いていくことが大切です。
注意すべきときに“注意したら文句を言ってうるさいから”というようなことを考えて、言わずに放っておくというようなことではいけません。部下がなすべきことはやはり毅然として要求し、そしてそれを推進していくということに対しては断乎としてやらなければならない。そういうことをしない上司には、部下はかえって頼りなさを感じるものです。
【コラム】筆洗
2014年6月19日東京新聞TOKYOWeb
▼それほど親しいわけではない人の家へお邪魔した時、その家の本棚や、レコード棚が無性に見たくなる。悪い癖である
▼どんな音楽を聴き、どんな本を読んできたのか。その人の「世界」を確かめたい。本棚にピンク色で花束の絵が描かれた表紙の本を発見する。『アルジャーノンに花束を』。ホッとし、この人との距離が一気に縮まる。「あなたも」
▼一九八〇、九〇年代に青年期を過ごした人間にとって、あの本を読んでいる人ならば信じてもいいという「会員証」のような存在だった気がする。だから人にも薦めたくなる。その米作家ダニエル・キイスさんが亡くなった
▼幼児ほどの知能しか持たないパン屋さんの店員が脳の手術で天才に変わる。これ以上筋は書けぬが、SFの巨匠アシモフが「どうやって思いついたか」と質問したほど、書かれたこと自体が奇跡とも思える物語。キイスさんの答えもいい。「私にも分かりません」。神様がこの世に贈ってくれたのか
▼日本での発行部数は三百二十万部。早川書房で最も売れた本はチャンドラーやクリスティではなく、「アルジャーノン」である。日本での人気は小尾芙佐(おびふさ)さんの名訳のおかげもある。ヒントは放浪画家の山下清さんだったという
▼ついしん。どーかついでがあったら、アルジャーノンのほんをよんでみてください。ついしん。ダニエル・キイスに花束を。
☆ 昨日のカープ
カープVメール
19日マツダスタジアム、カープ6―2楽天、勝ち投手前田健6勝4敗 詳しくは中国新聞朝刊で マエケンのインタビュー良かったですね。
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☆ 6月19日 朗読(ろうどく)の日
お早うございます、今日もお立ち寄り有難う御座います ☆
6月19日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)
美と醜
私の宅の近くに水のきれいな池がある。水面に周囲の樹々の姿を映し、まことに風情がある。ところがこの池がひところ雨が降らなくて、底の大半を露出してしまうまでになった。映すべき何物もなく醜い底を露呈するばかりである。美の反面には醜がある――そんな思いである。
お互い人間も、これと同じことではなかろうか。美と醜とが相表裏しているところに、人間の真実がある。とすれば、美の面のみにとらわれて、その反面の醜を責めるに急なのは、人間の真実というものを知らないものである。暖かい寛容の心を持って接し合うことが、お互いに明るく暮らすための、一番大事なことではなかろうか。
【コラム】筆洗
2014年6月18日東京新聞TOKYOWeb
▼大切に飼っている犬を売ってほしいと三人の人間がやって来た。こちらとしては手放しがたい。架空の話である
▼もう少し続ける。三人の頼み方はそれぞれ異なる。一人は「大切にします」と犬への思いを訴える。もう一人は「子どもが懐いてしまって」と事情を説明する。最後の一人はこちらがためらっているとこう言った。「最後は金目(かねめ)でしょ」
▼誰だってこの最後の人にだけは売るまい。原発事故の汚染土を保管する中間貯蔵施設に向けた被災地との交渉について「最後は金目でしょ」と発言した石原環境相。十七日、おわびしたいと頭を下げたが、「それをいっちゃあおしまいよ」である
▼誠意や気持ちを何で示すか。「金目」もそうであることは否定しない。それでも金目だけでは人の心は動かぬ。ましてや交渉のテーブルにあるのは故郷の土地、未来である。金目発言はカネ、経済成長ですべてを解決できると信じる政権の本音ではないかと疑う
▼金にこだわらなかった人が十六日、亡くなった。元大リーグ選手のトニー・グウィンさん。五十四歳。若すぎる。哲学者然とした顔、ずんぐりした体形が懐かしい
▼首位打者八回の名選手。求めれば高額契約で他球団にも移籍できたろうにサンディエゴ・パドレスに在籍し続けた。地元への愛情。球団への思い。石原さんなら「えっ、なんで移籍しなかったの」というか。
☆ 昨日のカープ
カープVメール
18日マツダスタジアム、カープ6―1楽天、勝ち投手野村4勝3敗、本塁打エルドレッド22号、ロサリオ6号 詳しくは中国新聞朝刊で
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☆6月18日 海外移住の日
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6月18日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)
上には上がある
剣術でも、習い始めて少しうまくなってくると、みんなが自分より弱く見えて、太刀さえとれば自分が勝つように思う。しかしその域を脱すると、自分もまあ相当修業できたかもしれないが、しかし上には上がある、自分より上の人がたくさんいるということがわかってくるから、自然謙虚な心持になり、その人たちを手本としてその本質を究めようとします。
経営もこれと同じで、経営者としての経験を積めば積むほど、経営というものの幅の広さ、奥行きの深さがわかってくるものです。常に、もうこれでいいというのではなく、よりよき方法、よりよき道を求めるという姿勢が大切だと思います。
【コラム】筆洗
2014年6月17日東京新聞TOKYOWeb
▼マリリン・モンロー主演「帰らざる河」を撮ったオットー・プレミンジャー監督は短気だったそうだ。ある映画を撮影中、それほど大きな役でもない俳優の演技に腹を立てた
▼この俳優もいいところを見せようと頑張っていたのだが、それがかえって重圧になったか、何度やってもうまく演じられない。ついに監督は俳優に歩み寄って大声で怒鳴った。「リラックスせんか!」。俳優は気を失って倒れた
▼同じ映画監督のビリー・ワイルダーがインタビューの中で語っていた。喜劇が得意だったワイルダーさんなのでちょっと疑いたくなるほど、よくできたエピソードである
▼リラックスしろと命令されても人はリラックスできない。人に銃を突きつけて「オレのことを好きになってくれ」と脅しても相手は決して好きになってくれない。相手に突きつけるべきは銃ではなく、薔薇(ばら)の花束であるべきなのだ
▼軍事力などではなく、その国の伝統や文化、もっといえば、どういう生き方をしているかで好感度を上げる技術をソフトパワーという。ワールドカップブラジル大会で日本人応援団が試合後、観客席でごみを拾い集め世界中で驚かれている。「試合では負けたが、日本のサッカーファンは大勝利」。現地報道が正直うれしい
▼黙々とごみを集める日本人の背中。それこそ計算のないソフトパワーであり、薔薇の花束なのである。
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<カモ親子救出劇>あっぱれ!道警警官 ツイッターで大反響(毎日新聞) - Y!ニュース headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140616-…
☆6月17日 おまわりさんの日
お早うございます、今日もお立ち寄り有難う御座います ☆
6月17日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)
孤立化を防ぐ
今日の日本が世界の中で、ふたたび孤立化する傾向があるとするなら、それはみずから招いているのである。つまり、それは日本なり日本人が置かれている立場、実態を知らないところからきている。
だから、われわれは、まずすべての国、すべての人びとが、日本と仲よくしてくれているからこそ自分たちは生活できるのだ、という自覚認識をすることが大事であろう。その自覚からは、みんなの世話になっているという謙虚な気持がおのずと出てくる。そうなれば、事は半ば解決するといってもよい。そういう思いを持つなら、みずから孤立化を招くような態度は決して出てこないと思うのである。
【コラム】筆洗
2014年6月16日東京新聞TOKYOWeb
▼銭湯から人が消えるという逸話が昔はたくさんあった。テレビやラジオの人気番組を自分の家で見たり聞いたりしなければならないので、その時間帯は外出しない、銭湯に行きたがらないおう
▼有名なのはラジオの「君の名は」やテレビの「月光仮面」か。高機能のレコーダーがあり、まして銭湯も消えていく時代にあってはこんな現象は起こらない
▼日曜日の午前中、町中を歩く人はめっきりと減っていた。サッカー・ワールドカップブラジル大会の日本対コートジボワール戦を観戦していたのだろう。隣近所の開け放たれた窓からテレビ中継の音声や「おお」という声が聞こえてくるのは実に楽しい。あの家でも、この家でも。町がかつての遠慮のない「長屋」に変わっていく
▼世の中、価値観が複雑に分かれ、いいたくはないが、「格差」なんかもあって幸せの分量を上手に分け合えない。心通わせにくい、ばらばらな日本にあって同じ楽しみを共有し、同じ方角に顔を向けられる機会がいとおしい。懐かしい
▼普段、何をし、何を考えているのか分からぬ人たちの「いいえ、あなたと同じ人間ですよ」という声。同じ時代、場所で呼吸をし、似たような悩みを抱えた人間同士であることを再認識する
▼試合結果は仕方あるまい。世界の壁は厚い。それにコートジボワールの街角でも心を重ねた市民の大声援があったに違いない。
☆ 今日は蒸し暑いです。水分を補給をしましょう。今日も皆さまにとって良い一日でありますように ☆