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モクレレ航空がGo ! に吸収合併! - ハワイ

2009-11-01 10:54:56 | ハワイに関すること
ブラジル製のE170

ハワイはいろいろな島から成り立っています。
ホノルルを中心として各ハワイ諸島へはかつて
アロハ航空やハワイアン航空といった航空会社が
就航していました。そこに格安料金を売りにした
Go ! が新規参入して超低額料金戦争に突入します。

ハワイアン航空は現在も継続して就航していますが
アロハ航空はとうとう倒産してしまいました。

その後モクレレ航空が今年の5月からホノルル/
ヒロ間のサービスを開始、かつてのアロハ航空の
従業員も雇用をしての立ち上げという、半ば美談
ともいえるスタートでした。横4列シートで真ん中が
通路、左右に乗客席が2列ずつある飛行機で、70
人乗りのジェットを就航させて、やれやれ、これで
ホノルルからハワイ島へはまたフライトが増える
と喜んだものです。

ところが、何と何と、先月の10月15日をもって
Go ! とモクレレ航空が合併。モクレレ航空の単独
サービスは半年ともたなかったことになります。

「合併」と言えば聞こえは良いですが、これは明らか
にGo ! による買収で、モクレレ航空は買い取られた
ようなものです。

所詮は資本主義の世界ですから、強い企業が生き
残るのは世の常とは言うものの、のんびりしたハワイ
にはあんまり似合わない感じがしますね。

出来るだけ安い運賃を提供して、ライバル会社が音を
上げるまで待ち、その後買収工作に出て競争相手を
潰すという手立てですけど、今回のGo ! もこの
手法ですね。合併後のHPはこちらです。

モクレレ航空が投入していた70人乗りのE170型の
ジェットも撤収、元アロハ航空の従業員もまた解雇、
多くのレイオフもこれから予想されます。利用する側に
も様々な混乱がありそうです。

こんなことをやっていては、ハワイを訪ねる観光客の
数がますます減少してしまいそうです。


歴史あるアロハ航空も無くなり、今回のモクレレ航空
も吸収されるという、ハワイ諸島を巡る航空券(権?)
争いは当分落ち着くことが無さそうです。

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