先日歌舞伎の初世団十郎が舞台で刺殺されてことを書いて、
その後ですぐ何か思い出したのですが,何だかはっきり分からず
じまいで、今日になってやっと思い出すことが出来ました。
キーワードは「初世」と「刺殺」でした。
豊後節の流れを組む浄瑠璃、清元節の創始者である初世清元延寿
太夫(1777~1825)も実は刺殺されているのです。
これが思い出せなくて。もうイライラでした。
富本節から出て清元節 . . . 本文を読む
太田南畝の随筆である「俗耳鼓吹」を読んでいたら、語呂合わせの
遊びについてのところで、面白いのがありましたのでちょっと触れて
見たいと思います。
地口変じて語路となる。語路とは、詞続(ことばつづき)によりて、
然もなき事の、其ときこゆる也。たとへば、
九月朔日(ついたち)いのちはおしし
「河豚はくひたし命はをしし」と響の聞ゆるなり。
市川団蔵よびにはこねえか。
「うちから誰ぞ . . . 本文を読む
先日の4日の土曜日に浅草は観音裏の見番に行って参りました。
3日と4日の週末で地元浅草の芸者さんたちによる節分の行事と
もいえる、「立春花街節分会(はるたつまちのせつぶんえ)」が
浅草の見番で行われました。
これは、そもそもお座敷でしか見られない芸者さんたちの余興とか、
幇間のお座敷芸などを特別に一般向けにご披露をしてくれるという
ありがたい企画なのでして、これは見番のイベントとして3年前から . . . 本文を読む