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ラテントピック一語一絵 その39

2023-06-01 07:29:55 | ラテントピック・一語一絵
Hot Club Tirana

ホット クラブ ティラーナ

2017年の初め頃に結成されたバンドでGigliola
Haverikuがメインボーカルのアルバニア人バンド。

初めはヴァイオリンとギターの二人だけでインストルメンタル
を長く続けていて後にボーカルを加えて段々と現在のスタイル
になったらしい。

アルバニアの首都ティラーナのナイトライブに言うならば、
「バルカン人によるジャズ」を披露しているが、ジャズに加え、
キューバの音楽もジャンルに入れ、メインボーカルでイタリア
生まれのGigliola Haverikuが歌い五人組のバンドでジャズや
ラテンナンバーを彼ら独自のスタイルで披露している。  
Buena Vista Social Clubが好きなようだ。

ヴァイオリンのValin Qerimajが良いね。ティラーナ生まれで
音楽一家に育った。ウイーンの音楽院で学びウイーンシンフォニー 
で中国ツアーに参加していたこともあるらしい。創設以来の
メンバーのひとり。

キューバのコンパイ・セグンドのナンバーでもある"Veinte Años"
とかブラジル人シンガー、Rodrigo Amaranteの曲でNetflixで
放映され、世界的大ヒットになったコロンビアの麻薬王Pablo
Escobarをテーマにした"Narcos"のテーマ曲、"Tuyo"も
歌っている。Gigliolaの歌う"Tuyo"は官能的なムードが漂う。
ラテン諸国の聞き手にはこの"痺れる色香"が堪らないのだろう。
右手の二の腕の裏にタトゥーがあり一瞬ハッとさせられる。

アルバニアはイタリアの対岸にある国だがイタリアと経済的
結びつきが強い。首都のTiranaにはジャズの聞けるライブハウス
もあるようだしジャズ好きなミュージシャンも多いと言う。 
日本には馴染みの薄い国だが音楽好きな国民のようだ。
映画「ブルース・プラザース」のジョン・ベルーシはアルバニ
ア系移民の家系だ。アルバニアと言うくらいだから国土の何処
に白さがあるのだろうね。

ヴォーカルのGigliolaは専攻が科学だったと言うのが意外だが、 
アルバニア内での歌謡祭には何回か出ていたらしい。

彼女の"r"を巻き舌気味に歌うのが新鮮に聞こえるし、カバー
曲であっても南米やラテン諸国では彼らの新しい表現、
ただのカバーではない、いわゆるインタープリタとして
の斬新な表現力が受けている。余談だが巻き舌と言うと歌手の
アイ・ジョージを思い出す。昔六本木のクラブで何度か会った。

ジリオラ・ハベリク(多分こう読むのだと思う。アベリク?
人の名前は難しい)は何回か描いていたのだけれど表情が
豊かで難しい。特に目が何回描いても上手く行かなくて半ば 
投げ出したままにしておいた。いつまでも放っておくと抵抗感
がドンドンと大きくなって来たので試しに伏し目にして
クレオパトラのような風貌をイメージして新しく描いてみたら
何とか出来た。まあまあと言うところ。気分的な解放感はある
けど図柄的にはちょっと不満かな。もっと良いのが描けたら
差し替えよう。

Gigliola Haveriku


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