「やっ古」
暑いね。いやいや、本当に暑い。今年の暑さは異常だよ、
ただ暑いだけならまだ我慢もできるけど、この蒸し暑い
のはどうにも堪りません。ちょっと出て歩いただけで汗
ビッショリ。夜は冷房入れないととてもじゃないけど眠れ
ないし。疲れますよ、毎日これじゃあ。
というわけで、暑気払いをしに浅草で鰻を食べることに
決定。暑い中を浅草まで出かけて来ました。
浅草のサンバチーム仲見世バルバロスの創立当初から
の盟友諸橋と夜7時にロックスで待ち合わせ。ぼちぼち
サンバの時期だしね。28日の土曜が本番だからその打
ち合わせも兼ねて会うことに。
東京湾の華火大会のせいか今日も浴衣の女性の多いこと。
しかし今年の流行か、あんなにツンツルテン気味に着るのは
やっぱり可笑しいよ。子供じゃないんだからさ。きちんと
着れば格好よくて粋なのにね。
たまに男の浴衣も見かけます。中には粋に着ているひとも
いますね。大体中年から初老のひとですね。浴衣負けして
いないのは。着こなしがきちんとしているのを見るのは
気分が良いものです。帯は貝の口が圧倒的に多いですね。
浪人結びはまだひとりも見ていません。先週のNHKの大河
ドラマ「龍馬伝」で、渡辺いっけい扮する千葉重太郎が
手先を広げた浪人結びの帯にしていました、そう言えば。
なんて浴衣見物しているところへ、諸橋が歩いて来て、
「どこの鰻にしよか?」と言う。ここから一番近いのは
「やっこ」の鰻だから、そこにしよう、と答えたら、そうだな。
暑いから近いほうが良いや。ってんで「やっこ」で鰻を
食べることに。ここは浅草の寄席に出ている芸人も結構
来るところです。
場所は雷門から仁丹塔方向(とっくに仁丹塔なんてないけど
いまだにこう言ってしまう)に向かい右側にあります。
知らないひとは「やつろく」なんて読むところです。
浅草は鰻を食べさせるところは結構ありますよ。隅田川沿いの
「前川」、「色川」、「初小川」、「小柳」、「やっこ」、「さんしょう」
などなど。まあ、我々庶民だと値段が手頃で待たせないところが
良いです。この暑いのに並んで待つなんてのは性に合いません。
新仲の小柳でもよかったかな、気軽で庶民的で。
ロックスから国際通りを戻り雷門の方へ左に折れるとすぐです。
で、「やっこ」の中に入ると相変わらずの昔の店内、というか
復古調のいかにも昭和初期の店内という感じ。こういう方が落ち着くね。
お客の年齢層も高いし、和服を着た仲居さんがいるし。昔からの
常連さんが多い店です。この店は歴史もあるけどお高くとまって
ないところが良い。
鰻屋ってのは雰囲気が大事でね、何より落ち着いてないといけま
せんよ。そうじゃないと美味いものも美味くなくなっちゃう。
うな重は「梅」「桜」「桐」とあり「桜」を注文。さらにきも吸いも追加。
生ビールも頂きます。最近はもっぱら焼酎なんだけど今日は暑いので
まず生ビールです。相方の諸橋は飲めないのでお茶です。
ビールのコースター
鰻重が来るまでしばしサンバの話。もうすぐだからね。あんまり暑く
ならないと良いけれど。しばらくぶりに会ったので話に花が咲く。
サンバも30年もやってれば話題も尽きないさ。どんどん出てくる。
肝心の鰻はというと、ふんわりとして柔らかくて美味しい。
タレもどちらかというと薄口ですねえ。お重が少し深めの作りです。
何より良かったのは、ゆっくりと食事を楽しめる空間を保ってある
ことです。落ち着いて食事ができました。
「桜」の鰻重
「やっこ」はなかなか趣のある空間があります、ステンドグラスが
あってやや古風な風情が漂います。竹下夢二でもいたら似合うかな。
女中さんというか、仲居さんというか和服でね、サバサバしています。
ここは鰻の他に焼き鳥とかサイドメニューも定評があります。次回は
頼むことにしよ。
サンバのほうの話も一応確認出来たし、お腹もいっぱいになった
のでまずは満足の一夜でありました。
暑いね。いやいや、本当に暑い。今年の暑さは異常だよ、
ただ暑いだけならまだ我慢もできるけど、この蒸し暑い
のはどうにも堪りません。ちょっと出て歩いただけで汗
ビッショリ。夜は冷房入れないととてもじゃないけど眠れ
ないし。疲れますよ、毎日これじゃあ。
というわけで、暑気払いをしに浅草で鰻を食べることに
決定。暑い中を浅草まで出かけて来ました。
浅草のサンバチーム仲見世バルバロスの創立当初から
の盟友諸橋と夜7時にロックスで待ち合わせ。ぼちぼち
サンバの時期だしね。28日の土曜が本番だからその打
ち合わせも兼ねて会うことに。
東京湾の華火大会のせいか今日も浴衣の女性の多いこと。
しかし今年の流行か、あんなにツンツルテン気味に着るのは
やっぱり可笑しいよ。子供じゃないんだからさ。きちんと
着れば格好よくて粋なのにね。
たまに男の浴衣も見かけます。中には粋に着ているひとも
いますね。大体中年から初老のひとですね。浴衣負けして
いないのは。着こなしがきちんとしているのを見るのは
気分が良いものです。帯は貝の口が圧倒的に多いですね。
浪人結びはまだひとりも見ていません。先週のNHKの大河
ドラマ「龍馬伝」で、渡辺いっけい扮する千葉重太郎が
手先を広げた浪人結びの帯にしていました、そう言えば。
なんて浴衣見物しているところへ、諸橋が歩いて来て、
「どこの鰻にしよか?」と言う。ここから一番近いのは
「やっこ」の鰻だから、そこにしよう、と答えたら、そうだな。
暑いから近いほうが良いや。ってんで「やっこ」で鰻を
食べることに。ここは浅草の寄席に出ている芸人も結構
来るところです。
場所は雷門から仁丹塔方向(とっくに仁丹塔なんてないけど
いまだにこう言ってしまう)に向かい右側にあります。
知らないひとは「やつろく」なんて読むところです。
浅草は鰻を食べさせるところは結構ありますよ。隅田川沿いの
「前川」、「色川」、「初小川」、「小柳」、「やっこ」、「さんしょう」
などなど。まあ、我々庶民だと値段が手頃で待たせないところが
良いです。この暑いのに並んで待つなんてのは性に合いません。
新仲の小柳でもよかったかな、気軽で庶民的で。
ロックスから国際通りを戻り雷門の方へ左に折れるとすぐです。
で、「やっこ」の中に入ると相変わらずの昔の店内、というか
復古調のいかにも昭和初期の店内という感じ。こういう方が落ち着くね。
お客の年齢層も高いし、和服を着た仲居さんがいるし。昔からの
常連さんが多い店です。この店は歴史もあるけどお高くとまって
ないところが良い。
鰻屋ってのは雰囲気が大事でね、何より落ち着いてないといけま
せんよ。そうじゃないと美味いものも美味くなくなっちゃう。
うな重は「梅」「桜」「桐」とあり「桜」を注文。さらにきも吸いも追加。
生ビールも頂きます。最近はもっぱら焼酎なんだけど今日は暑いので
まず生ビールです。相方の諸橋は飲めないのでお茶です。
ビールのコースター
鰻重が来るまでしばしサンバの話。もうすぐだからね。あんまり暑く
ならないと良いけれど。しばらくぶりに会ったので話に花が咲く。
サンバも30年もやってれば話題も尽きないさ。どんどん出てくる。
肝心の鰻はというと、ふんわりとして柔らかくて美味しい。
タレもどちらかというと薄口ですねえ。お重が少し深めの作りです。
何より良かったのは、ゆっくりと食事を楽しめる空間を保ってある
ことです。落ち着いて食事ができました。
「桜」の鰻重
「やっこ」はなかなか趣のある空間があります、ステンドグラスが
あってやや古風な風情が漂います。竹下夢二でもいたら似合うかな。
女中さんというか、仲居さんというか和服でね、サバサバしています。
ここは鰻の他に焼き鳥とかサイドメニューも定評があります。次回は
頼むことにしよ。
サンバのほうの話も一応確認出来たし、お腹もいっぱいになった
のでまずは満足の一夜でありました。
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