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トリオ・ロス・チカノスーパパイヤ鈴木

2006-03-28 15:49:32 | 音楽
キューバ音楽に関連して日本で一番名の知れているバンドは、
何と言っても「見砂直照と東京キューバン・ボーイズ」でしょう。
見砂は、みさご、と読みます、念のため。

見砂氏はたしか明治のお生まれのはず。昭和24,5年に東京
キューバン・ボーイズを立ち上げ、来日したザビア・クガードや
ペレス・プラードやパンチョスなどとも競演して、日本のラテン
音楽界を何十年もリードされてきた方です。
キューバも訪問され音楽文化交流の点でも貢献されてきました。
紫綬褒章も授与されていますしね。とっくに亡くなられてますが。

後年このバンドに専属のトリオとして歌っていたのが、トリオ・ロス・
チカノスでした。もちろん日本人ですよ。当時はね、本当にラテン
がブームでしてね、60年代から70年代後半はやや陰りがあった
ものの、まだまだラテンブームでパンチョスなんか何回も日本に来
ていて結構人気がありました。

アイ・ジョージとか坂本スミ子とかしょっちゅうラテン歌っていま
したよ。江利チエミまで歌っていました。それから宝とも子とかね。
それで、トリオものも凄いブームでね、ほとんどはメキシコからで
したけど、デイアマンテスなんかも有名で、パンチョスかディアマン
か?なんて言っていた頃です。

まあトリオ何とか、と名前が付くとすぐパっーと飛びつく感もあり
ました。スペイン語名なら何でも良かったところもありました。

ソンブレロとサラペとマラカスがあれば何とかなっちゃう、みたい
なところでね、なんとか商売になっちゃう。そういう状況でした。

(ディアマンテスと言っても、今のアルベルトのデイアマンテスでは
ありませんよ、念のため。今、彼もすごく売れてるね。NHKのスペイン
語教室なんかにも出ちゃったしね。かなり前に夏の神宮の花火大会
にバンド出演してたときは何か迷っているような感じだったけど。
今のほうがすっきりしてパワフル。)

それで、そのチカノスはハーモニーが綺麗でね、無論声も綺麗なん
だけどファンの間にはずいぶん人気があったんですよ。惜しいことに
もう現在は存在しないんです。メンバーが亡くなられてね。

トリオのうちのお一人で、鈴木 享って方がいらしたんだけど、
このひとのご子息が今ブレーク中のパパイヤ鈴木ですよ、たしか。
ほら、あのデブやとか、オヤジダンサーズとかで超売れっ子の。
(もし記憶違いならお許し下さい。)

だから多分チカノス企画(チカノス音楽事務所?)、たしかこんな
名前の音楽プロダクションだった、そこから出ている筈。すっごい
売れっ子抱えたものですね。しかもご嫡男だし。将来は事業を継いで
芸能プロの社長さん?

やっぱりカエルの子はカエル。(でもパパイヤのお父さん、あんな
体格良かったかな? 隔世遺伝?)

そう言えば、前に六本木にボリヴィア料理のCANTUTAって店があっ
てね。ここも今は存在しないんだ。都合で閉店しちゃったみたい。
ラテン好きなひとが結構来ていたけど。タンゴのカンデラリアからも
そうは離れていなかった距離でしたよ。懐かしいね。

ここのオーナーは南米のひとだけど釣りが好きでしてね、堤防の
黒鯛釣りなんか大好きだ、なんて言っていた。釣りの話でいつだか
盛り上がって大笑いしたことがあったっけ。どうしてんだろう。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お久しぶりです。 (nnakazawa)
2006-03-29 21:12:14
こんばんは。お越し頂いて光栄です。

古い話しばかりで恐縮してますが、懐かしく

感じて頂ければ嬉しい次第です。



コメント有難うございます。
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何日かぶりで・・・ (光ちゃん)
2006-03-29 12:10:55
ちょっと久しぶりで、また覗かせてもらいに来ました。

懐かしくも嬉しがらせるお話でしたね。

「東京キューバン・ボーイズ」と言う答えまではあってましたが、その後のお話は初耳に近いもので、又知識を入れさせていただきました。

時間をかけて、過去のところも読ませてもらっています。

また、お邪魔をいたします。
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