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深川富岡八幡宮大祭ー平成24年神輿連合渡御 その6

2012-08-14 21:30:35 | 江戸由縁東京旧聞
元の色が抜けて白っぽくなってしまった半纏。ただ寡黙に出番を
待ちます。明治生まれの父親も着ていた我が家にあるいくつかの
半纏のうちのひとつ。


あの興奮は何処へ行ったのでしょう。


50余りの神輿が視界から消え去り、過ぎ去ってしまうと静かないつ
もの日常が戻り、何事も無かったような光景が戻って来ます。夢でも
見ていたのでしょうか。

今ちょっと前まで目の前で繰り広げられたあの興奮はどこへ消えたの
でしょう。

遥か遠くに神輿の一番手が見え旗手の掲げる旗がひらめき、こちらで
はバケツを持った面々が待機。ワッショイ、ワッショイの掛け声が
だんだん大きく響いて近づき、目の前に大きな神輿が通りかかると、
待ってました!とばかりに水を掛けまくります。ザブザブザブザブ。
バシャバシャバシャバシャ。



子供も大人も必死になってバケツや洗面器、金盥と水をすくえるもの
なら何でも使って、半分ずぶ濡れになりながら水を掛けまくります。
掛ける方も夢中、担ぐ方も夢中。何で御神輿ってこんなに気分が高揚
するのでしょうか。



勇壮。必死。興奮。感動。笑顔。人並みがうねり神輿がもまれ差し上げ
の大見得。一瞬の刹那。美意識の極み。粋といなせのせめぎ合い。
拍手。拍手。拍手。


「顔にや迷はぬ姿にや惚れぬ、たった一つの心意気」

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