「アロハ魂」 － 小林聡美著

ここのところハワイ島に関する本が出版されない
なあ、と思っておりましたら、なんとこんな本が
出ているのを本屋さんで発見。

例によって丸善の洋書コーナーでお気に入りの
作家の本のペーパーバックの新刊を探していたら
まだハードカバーのまま。仕方なく階下の新刊
コーナーに行ったらこの本がありました。

女優の小林聡美さんが書いた本でハワイ島旅行
の印象を綴った本です。

いやいや、懐かしいところがいっぱい出てきますね。
何かこう, 居ても立ってもいられなくなりますよ。
あーそうそう、ここはこうなのよ。へー、ここも
行ったんだとか。あれは美味しいんだよとかとか。
目の前に光景が浮かんできます。

女優さんとはいえやはり女の人ですからね、食べ物
に関心がない訳がない。いろいろなものが登場して
きます。フリフリチキンとか。あ～食べたくなります
ねえ。レストランのミヨズも行かれてますし。
あそこは良い場所にあって美味しいし。ホント今すぐ
行きたくなっちゃいます。

一回の旅行を本にしてしまうエネルギーもすごいけど、
なかなか研ぎ澄まされた感性がありそうな女優さん
ですね。

文才もあって著書も多いし、こうゆうひとを世間では才女
って言うんだろうけど、なによりハワイ島を舞台にしてくれ
ているのが嬉しいです。ハワイ島大好き人間としては、
こういう本は大歓迎です。

ＪＡＬの機内誌に紹介されていたらしいのですが、もっぱら
ＡＮＡを使用しているのでちょっと目にする機会はなかった
のが残念ですが・・・

あの三谷幸喜氏の嫁さんだし、やっぱりかなり頭の切れ
る感じがしますね。ユニークな感覚が面白い。それになん
だか気さくな感じのするひとみたい。

「続・アロハ魂」も期待したいなあ。

そうそう、この「アロハ魂」の中でガイドとして登場してきた
「クミコ」さんて、映画「ホノカワボーイ」に出演したモデル
の長谷川潤ちゃんのお母さんですよ。ハワイ島の大自然を
ベースにしたツアー会社をやってらっしゃいます。

「ホノカワボーイ」も良かったですねえ、何かこうホンワカ
した感じが良く出ていましたし、「ビーさん」はイメージ
ぴったりでしたね。撮影中の現場に行ったら、主演の岡田
クンがマスタングで本番撮影をしていました。映画の中の
長谷川潤ちゃんもまさしくロコガールそのまま。当ったり前
ですけど。ホノカワでの映画公開の舞台挨拶で涙ぐんでい
るのが印象的でした。

いやもう来年またハワイ島行こうかな。どうもあの島はいけ
ませんや、ちょいと行かないとウズウズしてペレに呼ばれて
いる感じになります。やはりパワーに溢れていますよ。