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どぜう鍋

2007-11-19 17:15:44 | その他
昨日「どぜう」を久しぶりに食べてきました。
日曜の夕方、身内六人で渋谷の東急百貨店の本店近くまで買い物に
行きついでに食事でも、ということになり、駒形どぜうの渋谷店に立ち
寄ってみました。

浅草の駒形どぜうは以前は良く通っていたのですが、最近はちょっと
ご無沙汰気味でしたので、久しぶりのどぜう鍋でありました。

どぜうは「丸」と「ひらき」がありますが、我が家は昔から「丸」であり
ます。小ぶりの平たい鍋に「どぜう」がいっぱい乗っかってきますので、
これを火にかけてやり、葱の刻んだのと牛蒡をタップリのせます。

この状態で運ばれて来ます。

どうです。たっぷりと「どぜう」が。

火が通ってきたら、柔らかく煮えた「どぜう」を口の中に放り込みます。
とろりとした、甘い食感が口の中に溢れて来て、ああ、美味い、と
なるのであります。おいしいですねえ。あっと言う間に一皿平らげて、
お代わり下さーい、と相成ります。ついでにどぜう汁も注文。これが
とろりとして甘くて、またなんとも言えぬ美味しさ。ご飯も下さーい !

葱に牛蒡に。身内六人で和気藹々。

焼酎と日本酒の冷酒もほどよくどぜう鍋の美味さを引き立てます。
この冷酒は美味かったですねえ。甘くなく辛くなく。日本酒が合いますね。

ずいぶん前にこの駒形どぜうの渋谷店には来たことがあるのですか
どのくらい前か思い出しません。10年以上前でしょうか。

思わぬ再会もありました。この店で働いている、もう店長でしょうか、
聞き漏らしましたが、Tさんというひとがいます。このひとは、私が
ずっと昔通っていた焼き鳥屋で働いていて私とは顔御馴染みの間柄
だったのでした。ところがその店は閉められてしまい、彼はどぜう店
の方に配置換えになっていたのでした。まさか渋谷でばったりとは!

もう20年以上も前のことですが、顔を見た途端にすぐ思い出しました。
向こうもこっちのことを覚えていてくれて、いやいや久しぶりですね、
お元気でしたか、と予期せぬ再会のおまけがついた渋谷の「どぜう」の
一夜になりました。

鱈腹食べて飲んで。あー、美味かった、ウシ負けた。今度は鮟鱇鍋が
良いなあ。

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3 コメント

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本当にたまりませんね (光ちゃん)
2007-11-23 21:16:34
これは美味そうだ。
いや、美味い。
浅草の駒形どぜうに行ったのは、指折り数えても三十数年前、くう!羨ましい。

ところでうちの親父もそう言えば、
「美味かった、ウシ負けた」と言います。
ちょっとなまって、
「美味かった、ウシゃ負けた」と聞こえます。
この意味は大きくなって聞きましたが、田舎のじいさんだけが言うものだと思ってまして、ずっと気恥ずかしく考えてました。
違うんですね。
返信する
垂涎モノ! (nnakazawa)
2007-11-25 11:53:10
いやいや、実に久しく食してなかったものですから、
美味でした。最近の若い子たちは気味悪がって
食べないこともあるようですが、昔母親が生きて
いるころは、魚屋から生きた泥鰌を買ってきて
自分の家で煮てくれたものでした。ですので今でも
美味しく頂いております。また甘く煮たイナゴも
平気ですが・・・鯨は嫌ってほど食べさせられまし
たけれど・・・

この間深川あたりにお見えになった際、高橋の
橋の際にも「どぜう」屋さんはあったのですが、
深川江戸資料館からも近いところで、お気づき
でしたでしょうか?

また馬肉、さくら肉ですね、これを食べさせて
くれる店も高橋から近くです。馬肉は好みですが
私は牛肉より好きですねえ。これこそまさしく
「あ~、ウマかった、ウシ負けた」と相成ります。

明治生まれの父親や大正生まれの母親が良く
このフレーズを食後にしばしば使っていたもの
ですから、私も受け継いで使用しておりまする。
その他にも、火傷をしたときのおまじないなんて
のもありましたが、フルフレーズは忘れてしま
いました。たしか「猿沢の池の何とかカンとか
・・」とか言うもので、祖母がよく言っていました。

都会のじいさんも言うと思いますが、まあ、その家庭
で親が言わなければ、子供は真似をしないでしょう
からねえ。アメリカでも親の言い回しを子供が
真似して、気がついたらオールアメリカンの
言い回しじゃなくて、一部ローカルだけで使用
されていた言い方だったなんてのもありますね。
まあ、年代にもよるでしょうが。

そういえば、「臭い!」ってのを、STINKY
何とか!と子供が良く叫んでましたが、STINKY
の後に来るフレーズが思い出せません。
返信する
とぼとぼ歩いたのですが・・・ (光ちゃん)
2007-11-26 20:22:15
結構歩いたつもりですが、案外ちまちまと狭いところをうろついただけですかね。小名木川のところまでは歩きましたし、そして仙台堀も見つけて喜んだのですが「どぜう」屋さんがあったのは気付きませんでした。これから以北については次回の課題ですね。

「あ~、ウマかった、ウシ負けた」にこだわりますが、我が大正生まれの両親も戦前には別々ですが東京にいましたので、その当たりから仕入れたのかもと思い、母に尋ねましたが覚えがないようでした。
オヤジはもうちょっと惚けの入った寝たきりなので、話になりませんでした。私も学生時代と会社員時代(若干)に東京暮らしをしたのですが、こんな表現をしてくれた人がないし、こちらの田舎でも誰も言わないので、ずっとオヤジの下手な洒落と思っていました。

明治生まれのお父様は何となく江戸の香りがしそうですね。また大正生まれのお母様も本物の東京人って感じで、素敵なイメージがわいてきます。
我が家も母はしゃきっとした洒落ものでしたので、ハイカラな匂いが漂ってましたが、オヤジはう~ん・・・
そんなオヤジが「あ~、ウマかった、ウシ負けた」と言っても、今で言うオヤジギャグかなって程度にしか思っていなかったのですよ。
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