フライでバスを釣ってやろう、という思いがここへ来て
日増しに強くなってきた。 無論バスバグで狙う。
そこで長いこと仕舞い込んであったハーディのフライロッドを
引っ張りだしてチェックをしてみた。1970年の中頃にロンドン
から従兄弟に頼んで持って来てもらった竿だ。
7・1/2FTの#5と8FTの#6のグラスでジェットセットと言われる
ものだが2,3回しか使用していない。ざっと見た感じでは何とか使用
できそうだ。但しハーディの紺色の竿袋だけは虫食いで穴があいていて
駄目だった。ちょっと残念だが放っておいたのだから仕方がない。
ロンドンで仕立てたスーツみたいな仕上がりの良い竿袋だったが。
まさかサヴィルロウで作らせたものじゃないだろう。
紳士の国、英国の匂いのする竿だ。 当時夢を運んで来てくれた。
#6 8FT。 パラボリックなアクション。当時はフライと言えばこれ。
フライリールはフェザーウエイトの方は見つかったがもうひとつのライト
ウエイトが見つからない。2つあったはずだ。今度ゆっくり捜してみる。
何十年も巻き放しのフライラインは取り替えなければならないから、
リールは後でゆっくり点検してみよう。どっちももはや骨董品だが
とりあえず新規にフライリールと竿は揃えないで済みそうだ。
オールドタックルで釣りをすることになるが釣るほうもオールドタイマー
だからこれで良い。 #6だがバスバグに充分使えるだろう。
ザ・フェザーウエイトと称するフライリール。いまだに人気のロングセラー。
真夏の8月は避けて9月くらいの朝夕の釣りが当面の予定だから
それまでキャスティングの練習などを含めてもまだまだ時間はある。
ロングキャストを必要とするわけでもないので何とかなるかとは思って
いる。もう目が効かないのでバスバグは巻かずに出来合いでも買う、
安いからアメリカからまとめて取り寄せるとするか。フライヴァイスも
見つからないし。 ノンビリと力を抜いてやるようにしないと。
MADE BY HARDY’S ENGLAND 何十年ぶりに見た。
何本も竿を用意してのルアーでのバスタックルは面倒になってきた。
フライなら二本くらいボートに持ち込めばそれで済んでしまう。
これからは身軽なフライで気楽に楽しみたいものだ、と行きたいが
そう上手く行くかどうか。 何とか気力だけはもたさないと。
リタイヤしたら田舎でフライフィッシング、気分だけは英国人紳士
でも気取ることにする。 イギリスの竿で日本人がアメリカの魚を
釣る。英米日入り乱れ。
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