２００８年ハワイ島旅行記 － DAY 4 ホノカア その②

アンティークな映写機。ホノカアピープルズシアター
のロビーにありました。「ホノカアボーイ」の中の
写真と同じものです。

現地の新聞によると、映画館のオーナーが吉田氏の
結婚の贈り物として、１９３０年代のシンプレックス社
製３５ミリ映写機を吉田玲雄氏にプレゼントしたとあり
ますのでこれのことかも知れません。



吉田玲雄氏の本「ホノカアボーイ」に何回も登場する
レストラン「SIMPLY NATURAL」はこの建物にあります。



ヒロの方から来ると左側です。「SIMPLY NATURAL」の
店の中は手書きのメニューがいっぱい。リズさんの店。



扇風機の羽の色が全部違う！　カラフルです。

オリジナルファッジのハマクア・ファッジ・ショップが入っている
建物はこちら↓。クッキーや焼き菓子がお好きなひとは是非！



ほとんどのお店はママネ通りにあります。



スーパーのカネシロストアー。これも「ホノカアボーイ」に登場
してきます。大通りの奥のほう。奥と言うほどじゃありませんが。

この道をずっと行ってデッドエンドがワイピオのルックアウト。



この後は絶景が待っています。

ホノカアは小さな町です。ワイピオ渓谷へ行くときに
通り過ぎてしまうような地味な町ですが、静かで落ち
着いていて、何とも優しい感じのするところです。

ヒロから１時間くらいの距離ですのでハワイ島に
行かれたら是非訪ねてみて下さい。


追記：平成２１年３月９日時点

ホノカアピープルズシアターの中にあった映写機は
吉田玲雄さんのお父さんと玲雄さんの二人でコラボして
立ち上げた会社、ポータークラシックの東京店の中に
飾ってあります。会社から近いので見て来ました。

東京は帝国ホテルのすぐそばにインターナショナルアーケ
ードという、外国人のための日本のお土産屋さんが並ぶ
細長い横丁があります。浴衣やら着物、真珠とか典型的な
日本のお土産ショップがかつてはここにずらりと並び結構
賑わったものです。現在でもその面影はありますが以前
ほどではありません。

帝国ホテルのすぐそばの入り口から入ると、すぐ左に
そのお店はありました。思わず通り過ぎてしまうほど
です。ＰＣと書いた入り口があったので判りました。

中に入るとあの大きな映写機がデンと置いてありイヤでも
目立ちます。思わず店員さんに聞いちゃいました。

「これって、あの映画館入ってすぐ右側にあったヤツ？」
「そうです、そうです。右側にあったヤツです」
「目の前で見るとデカイねえ、こんなに大きかったんだ」
「これは４００キロ以上あるんですよ」
「へえ。そんなに重いの。立派だねえ」

店員さんはホノカアに行ったことがあるみたいですね。

このお店はＰＣのフラッグショップ的存在ですから、
こんな昭和の匂いの残るアメ横みたいな場所で若い人の
感性を測るのではないでしょうか。本当に好きなひとじゃ
ないと来ませんからね、こういうところには。
これからはある意味新鮮な場所になりうるガード下です。

若いひとに大受けしたポーターの吉田カバンですから
時代を先取りしたテーストの衣料品はお手のものでしょう。
楽しみです。