快晴の湿原を歩く
今年は雨が少ないとは聞いていたが
確かに乾燥化が進んでいるようだ
モウセンゴケも干からびたものが多いようだ
かろうじてツヤピカのを見つけて撮る
乾燥化のせいなのか高層化が進んでいるからなのかは判らないが
去年よりもギボウシが多く咲いている
日陰にはアサギマダラが翅を優雅にはためかせている
今年はこの蝶に良く出会えた
湿原の脇を流れる小川には・・・
原種の岩魚が泳いでいる
他地域からの放流を禁じているので地域の固有種が守られているのだが
そういう意味ではすでに地域固有の鮎は失われて久しい
そしてそれが動物だけのことでは無いのは
道端に繁茂する外来の園芸植物を見れば判るのだが
無頓着に園芸をする人には分からないことかもしれない
高原の旅も今日でおしまいとなる
都会に帰ることを考えただけで憂鬱になるのは
私がすでに失われた固有種だからかもしれない
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