午前7時に起床する
いただいた五島の「ばらもん揚げ」の黒と白を蕎麦のうえに並べてワサビ漬けとネギを添える
蕎麦つゆの出汁は焼きアゴと宗田鰹の削り節 味付けは味醂と塩 醤油はほんの少しだけ
黒は鯵のすり身で白はエソのすり身それぞれ100%で作られているらしい
どちらもプリプリの歯ごたえで黒は青魚らしいコクがあり
白のほうはエソ特有の淡白な美味さだ
青魚も白身魚もどちらも好きだしワサビ漬けはもっと好きだ
ワサビが好きなのはここで何度も書いていることだけれど敢えてまた言えば・・・
とにかく物心ついた時にはもうワサビを溶いたつゆに蕎麦を浸して手繰っていた
母親に聞いたら「いけないと言っても聞かないし
隙を見つけて溶いてしまうのであきらめた」と言っていたっけ
あの頃の蕎麦つゆにはネギとワサビと鶉の卵が添えられていたはずで
尖ったほうを切り取った鶉の卵が小皿の上でワサビとネギで挟んで立てられていたのは
鮮明に覚えていることなのだけれど上京していろいろな蕎麦屋に入っても
そういう風に仕立てた店にはいまだに出会えていないのが残念でならない
きっとどこかの蕎麦屋では昔ながらに鶉の卵を添えているに違いなくて
ざる蕎麦ならではの少し甘めでとろりと濃厚なつゆも変わらずに残しているだろうと思うと
美味いかどうかは置いておいてもそれが今喰いたいもののひとつではある
教室用の膠を炊きながらエチオピア・モカを挽いて飲む
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます