午前6時に起床する
パプリカが柔らかくなってきたので使い切ってしまおうとピーマンといっしょに細切りにしたのを
輪っかの形のかき揚げにして茹でた蕎麦に乗せ蕎麦つゆを張りポーチドエッグを落として手繰る
ピーマンはほろ苦いのにパプリカは甘いのは
それはパプリカは青いのを通り越して赤く熟してから収穫しているからで
それならなぜピーマンは青いうちに喰うのか?と聞かれたら
きっと青い色とほろ苦さが欲しかったからだろうと答える
もともと苦味とか辛味とかいうものは自然界では危険信号なのだが
苦いものを食べられるようになったのは小学6年生の夏だった
同級生の弁当に入っていたピーマンが急に美味そうに見えたのだ
我慢し切れなくなって卵焼きと交換してもらって喰った
ほろ苦くて美味かった
家に帰って母親に「晩ご飯にピーマン食べたい」と言ったら母は泣いた
母は長年私の偏食で悩んでいたのだ
父は「放っておけばそのうち食べる」と笑っていたが神経質な母には苦痛だったようだ
生みの親としての自分を責めていたのかもしれないとも思う
気の毒なことをした
それからなんでも喰うようになって3年間で身長が30センチ伸びた
おもに胴体だけど・・・
今日も晴れて暑いけれど出かけよう
初夏の蝶に出会いたい
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