ある日、公園で工事が始まりました。
「ショベルカー」が「ロープジャングルジム」を、壊していました。
「ダンプカー」が公園をぐるーっとまわって、土を運んでいます。
「タンクローリー」が、工事現場にガソリンを運んで、帰って行きました。
しばらくしたある日、長ーい腕の「コンクリートポンプ車」が・・・
工事現場で、働き始めました。
そして、「コンクリートミキサー車」が、急いで走って行きました。
生のコンクリートは、90分で固くなってしまいます。
工場で作った、生のコンクリートを、2台の「コンクリートミキサー車」が、
行ったり来たり、何度も工事現場に運びます。
やっと、運び終わったので・・・
運転手さんが、ミキサーのお掃除をしてから・・・
運転して帰って行きました。
10日ほどが過ぎて・・・
コンクリートで造った「土台」が、とても固くなったころ・・・
「クレーン付きトラック」が、家の前に止まって待機しています。
工事現場には、いつの間にか・・・
とても高ーい「クレーン車」が来て、準備をしていました。
「クレーン車」の前輪は、宙に浮いていますが・・・
4本脚を伸ばして踏ん張っているので、倒れない構造です。
クレーンは、人間の腕のように、肘の部分に丸い関節があります。
家の前では・・・
「クレーン付きトラック」の横に、別の「トラック」が来て並びました。
大きなカゴと、金属の棒を2本載せています。
みんなで協力して、クレーンで吊り下げて積み替えます。
木でつくったカゴは、バキバキ音を立てて壊れていきます。
(((;゚Д゚)))
無事に荷物を受け取った「クレーン付きトラック」は・・・
うれしそうに、公園をぐるーっと回って、工事現場に走って行きました。
工事現場に着くと、長ーい腕の「クレーン車」の出番です。
カゴから「赤いロープを編んだ網」を出して、棒の先につけて・・
工事の人と「クレーン車」が力を合わせて棒を立てました。
2本の棒が引っ張り合うように立てなければなりません。
たくさんの子供たちが登っても、絶対!倒れないように・・・
頑丈に造らなければいけないのです。
しっかり棒が立ったので・・・
このまましばらく「おもり」をたくさんぶら下げて・・・
もっと丈夫な「ロープジャングルジム」になるように・・・
何日も鍛えます。 (ง •̀_•́)ง
春になって、桜が咲いたある日。 工事の囲いがはずされました。
もう、遊んでも良いのです。
子どもたちは、待っていたように集まって来て・・・
新しい「ロープジャングルジム」に登りました。 ٩( ᐛ )و /