AKB48グループ&坂道グループ情報ブログ

[各グループ推しメン] 乃木坂46→与田祐希 日向坂46→佐々木美玲 櫻坂46→守屋麗奈

大沼晶保「立派な男の子に育て上げます」メンバーの大反対にあった愛犬ぷぐまるの現在に驚きの声<そこ曲がったら、櫻坂?>

2024年11月24日 23時03分00秒 | 櫻坂46
こ~んばん~わ



大沼晶保


 11月17日に放送された人気アイドルグループ・櫻坂46の冠番組「そこ曲がったら、櫻坂?」(毎週日曜深夜0:35、テレ東、ほかLeminoにて配信中)。今週は「キャップ松田持ち込み企画!今こそ一致団結!二期生決起集会!」後編がおこなわれた。メンバーに大反対されたあるできごとの経過が報告されると、MCやメンバーから応援の声が寄せられることに。

ニ期生たちのカミングアウトでは、以前のそこさくに関するエピソードも

 今回の放送では、前回に続いて「キャップ松田持ち込み企画!今こそ一致団結!二期生決起集会!」がおこなわれた。櫻坂46で最も人数が多い2期生の魅力を知ってもらうために、松田里奈が自分で用意した企画を実施していく。

 後半戦最初のテーマは「この際だから言わせて!カミングアウト」。一期生と三期生がいないうちに、自分やメンバーに関する秘密をカミングアウトしておこうという企画だ。トップバッターは大園玲。カミングアウトの内容は「実は私、2年前にひかちゃん(森田ひかる)からもらったお菓子の袋をまだ持ってます」というもので、スタジオにも実際に「チーズおかき」の袋を持ち込んでいた。

 「Cool」のMV撮影が終わった次の仕事で、大園のかばんの上に置かれていたという「チーズおかき」の袋。そこには森田が描いた似顔絵とともに「オツカレサマ」というメッセージが。大園は中身を食べ終えてから洗い、メッセージ&似顔絵入りの袋を大事に保管しているという。なお森田は「Nobody's fault」のMV撮影の際に大園からお菓子をもらったお礼として、メッセージつきお菓子を贈ったのだそうだ。

 さらにカミングアウトは続く。大沼晶保から寄せられたのは、「しっかりワンちゃん飼えてるぞ!」という報告。以前のそこさくでも「犬を飼いたいがメンバーに大反対された」というエピソードを暴露した大沼だが、撮影当時既に犬を飼っていたと語る。改めて問題なく「飼えてるぞ」とこの機会に言いたい…ということで、スタジオに連れてきていたポメラニアンの愛犬・ぷぐまるが登場した。

 別室に控えていたぷぐまるのもとに向かった大沼は、「ぷぐちゃんは、すごい芸ができるんですよ。いっぱい教えたのでぜひ見て欲しい!」と豪語。実際にお手やおかわり、あご乗せなどもできるぷぐまるの姿を見せ、「立派な男の子に育て上げます」と抱負を述べる。

 これにはメンバーやMCのハライチ・澤部佑も、大反対した過去から一転。「素晴らしい!」と一生懸命に犬と向き合う大沼を応援するのだった。


大園玲

同期ならば全員の認識が揃う、はず

 続いてのテーマは「同期だったら揃って当然!全員一致クイズ」。仲の良い同期であれば共通認識を持っているはず。そこでプライベートな質問をおこない、当てはまる二期生の名前を答えてもらう。全員が一致して同じメンバーの名前を言えれば正解…という難問クイズだ。

 しかし難問だけに、このクイズにはご褒美が用意されているという。全5問のうち、正解の数が1問でうまい棒、2問で高級スイーツ、3問で高級焼肉、4問で賞金30万円、5問でハワイ旅行と豪華すぎるご褒美が明かされた。一部のメンバーたちから「絶対ウソ!」と疑われつつも、興奮の熱気が巻き起こる。「ハワイと引き換えで番組は終わる可能性もあります」と冗談を言う澤部に「それは嫌だ」と断る声が飛び交うなか、いざ問題がスタート。

 第1問目は「二期生で一番の常識人は?」というもの。これは意見が大きく分かれ、早々に全問正解…ハワイへの道は閉ざされてしまう。第2問目の「二期生で一番ガサツなのは?」は松田のみが自分を指名し、その他は全員が大沼を指名して失敗。自分で自分を指名した大沼は「30万円のために身を削りました」と語るが、1人だけ外してしまった松田はがっくりと落ち込むのだった。

 残念ながらそれから第5問目まで全員一致は1つもなく、うまい棒の権利すら得られないまま「同期だったら揃って当然!全員一致クイズ」の幕は閉じる。スタッフから「2問は正解すると思ってました」と気持ちのこもったテロップが流れるなか、最後のテーマへ。

 最後のテーマは「一致団結!全員ビリビリ」。絆を深めるためのビリビリを全員で受ける…という体を張った企画で、ビリビリ電気のスペシャリストでサイエンスクリエーターの北沢善一さんを招待したという。発案者の遠藤光莉は4年前にやった同企画が思い出深かった…というのだが、「今の流れだと本当に申し訳ない」と企画の説明段階から全員に平謝りしていた。

 挑むのは全員で円になって端の人が電気が溜まったコップを持ち、もう片方の端の人がコップに触れると“電気ビリビリ”が執行される構造。本企画の言い出しっぺである遠藤がコップに触れる役を、松田がコップを持つ役を担って全員が輪になる。

 「二期生大好き!」という松田の合図で遠藤がコップに触ると、全員から大きな悲鳴が。ほとんどのメンバーが「バチッ」の音とともに飛び上がって倒れており、「これヤバい」「ヤバいですよ…!」と大ダメージのようすを伝えた。自分たちのなかに通った電流が「ぶっとかった」と独特の感想を漏らすと、澤部が「それはだから、みなさんの絆ですよ」と綺麗にまとめるのだった。


遠藤光莉

ニ期生たちの絆を結束させる良企画

 全員一致クイズは残念な結果となってしまったが、多くのメンバーから全員が1人を言い当てるのは至難のワザ。逆に2問目の1人違いの方が奇跡ではないだろうか。それも松田の奥ゆかしさからきたものと思えば、櫻坂46の絆を表す一幕だったと言っても過言ではない。

 またその後のビリビリ体験は、改めて2期生の絆を確認する儀式となった。メッセージつきのお菓子を贈りあうなど、プライベートから心温まる交流を続けているメンバーたち。ちょっとした罰ゲームのようだが、全員で痛みを分け合った結果が「肩こりがなくなった」だったのは笑ってしまった。

 次回については、「櫻坂46の新たなチーム分けが決まる!?」「メンバー一人一人への理解が試される!」などのテロップが。11月24日(日)の放送にも期待が高まる。


櫻坂46


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『ベストアーティスト』第2弾出演アーティスト発表 Aぇ! group、&TEAM、timelesz、乃木坂46、Hey! Say! JUMPら新たに16組【出演者一覧あり

2024年11月24日 22時46分00秒 | 坂道グループ
こ~んばん~わ



『ベストアーティスト2024』に出演する乃木坂46


 30日放送の日本テレビ系音楽の祭典『ベストアーティスト 2024』(後7:00~後10:54)の出演アーティスト第2弾が24日、発表された。

【写真】その他の写真を見る

 総勢35組を超える豪華アーティストが4時間の生放送を盛り上げる。すでに解禁済みの16組(King & Prince、GLAY、Stray Kids、SixTONES、Snow Man、SUPER EIGHT、SUPER BEAVER、SEVENTEEN、NiziU、NewJeans、Perfume、日向坂46、星野源、Mrs. GREEN APPLE、MISIA、由薫※五十音順)に加え、16組のアーティストが新たに公開された。AI、IMP.、HY、Aぇ! group、m-flo、&TEAM、大塚愛、Omoinotake、ORANGE RANGE、THE RAMPAGE、三代目 J SOUL BROTHERS、Da-iCE、timelesz、乃木坂46、藤井隆、Hey! Say! JUMP※五十音順)が出演する。

 藤井隆は24年ぶりに同局系音楽番組に出演。『THE FIRST TAKE』で歌唱し、再生回数1000万回突破した「ナンダカンダ」を披露する。大塚愛は大ヒット曲「プラネタリウム」を同局系7年ぶりに歌唱。Da-iCEは代表曲「CITRUS」と、今年リリースした「I wonder」のスペシャルメドレーを送る。

 Omoinotakeは同局系10月期土ドラ10『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』の主題歌「ラストノート」を披露。主演を務める竜星涼と八木莉可子もスタジオゲストとして登場する。メジャーデビュー25周年を迎えたm-floは、同局系音楽特番での初パフォーマンスとなる。

 さらに、コラボ企画も決定。SUPER EIGHTは静岡県にある東海大学付属静岡翔洋高等学校の吹奏楽部と「オモイダマ」、NiziUは震災の被害を受けた石川県立七尾高等学校の吹奏楽部と「Step and a step」をパフォーマンスする。

 同番組は2001年に放送を開始。今回で24回目を迎える。総合司会は櫻井翔、司会は羽鳥慎一、バカリズム、市來玲奈アナウンサーが務める。人気アーティストが勢ぞろいし、今年のヒット曲や話題曲を中心に「今見たい・聴きたい」音楽をギュッと詰め込み、1年を音楽で振り返る。総勢35組を超えるアーティストによる熱気にあふれる4時間となる。

■『ベストアーティスト 2024』出演アーティスト(※24日時点、五十音順)

AI、IMP.、HY、Aぇ! group、m-flo、&TEAM、大塚愛、Omoinotake、ORANGE RANGE、King & Prince、GLAY、THE RAMPAGE、三代目 J SOUL BROTHERS、Stray Kids、SixTONES、Snow Man、SUPER EIGHT、SUPER BEAVER、SEVENTEEN、Da-iCE、timelesz、NiziU、NewJeans、乃木坂46、Perfume、日向坂46、藤井隆、Hey! Say! JUMP、星野源、Mrs. GREEN APPLE、MISIA、由薫

総合司会:櫻井翔
司会:羽鳥慎一、バカリズム、市來玲奈アナウンサー

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平尾帆夏「アイドル大好きなので!」ドアップの目と前髪だけでアイドルを特定する超観察力を披露<日向坂で会いましょう>

2024年11月24日 22時30分00秒 | 日向坂46
こ~んばん~わ



平尾帆夏


 テレ東の人気番組「日向坂で会いましょう」(毎週日曜深夜1:05、Leminoにて配信中)。11月17日の放送では、「チーム対抗 絶対的六感バトル!」が放送された。9月に発売された12thシングル「絶対的第六感」にちなんだ企画だ。

「絶対的第六感」をもじった新企画、爆誕

 今回の企画は「チーム対抗 絶対的六感バトル!」。日向坂46の12thシングル「絶対的第六感」が発売してから早2カ月が経過したいま、企画にしやすそうなタイトルなのにまったく活かさないのは忍びないということで企画が発足したそうだ。

 3人ごとにチームに分かれて視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚、そして第六感を使った競技で対決することに。優勝チームには「絶対的結束力」というタイトルにちなんだ称号が与えられるということで、メンバーの目にもやる気がみなぎる。

 1つ目の競技は聴覚を使う「耳をすませろ!日向坂ミュージッQ」。日向坂46の曲を使ったお手付きなしの早押しクイズに挑戦するというもの。ジャンルは超イントロ、早回し、逆再生、鼻歌の4種類で、正解すると10ptを獲得することができる。

 1問目は超イントロが選ばれ、再生開始から1秒も経たないうちに上村ひなの、森本茉莉、髙橋未来虹のチーム「シン・三期生」が「錆つかない剣を持て!」と答えて正解。あまりの早さに加藤史帆から「おねいちゃん聞こえませんでした!」と申告が入ると、「もしかして若い人にしか聞こえない…」とMCのオードリー・若林正恭と年齢イジリが入る。本格的なクイズ大会ばりのスピードにメンバーからどよめきが起きつつも、クイズは進行していく。

リードを保った「シン花ちゃんズ」、追う他チームたち

 その後は6チームがそれぞれ奮闘を見せ、「シン花ちゃんズ」が40pt、「シン・三期生」が30ptと2チームがリード。2つ目の競技は視覚を使う「まばたき厳禁!よく見て答えまSHOW」で、動体視力や観察力を活かすというクイズだ。

 1問目は「この人物は誰でしょう?」。目が画面いっぱいにアップされたカットから始まり、徐々に離れていく。目から前髪まで現れ、鼻筋がまだ見えないあたりで平尾帆夏が「清水理央」と回答して初のポイントゲット。本人より早い回答に若林から「早かったね平尾先生」と声をかけられると、平尾は「はい、アイドル大好きなので!任せてください」と笑みを見せるのだった。

 ちなみに同クイズの4問目は、まさかの似顔絵が出題。いままでとの落差にメンバーがざわめきが広がるなか、加藤が「上村ひなの」と回答して正解する。どうやらこの絵は加藤が描いた絵らしいのだが、絶妙なクオリティ過ぎるため上村本人からは「ぜんぜん自分だとは全く思わなかった…」と評価をもらうことに。

 続く視覚ジャンルでは、アハ体験の問題が出題。オードリー・春日俊彰の写真に3つの変化が現れるというもので、変化を見つけたチームがポイントになる。その内の1つは「春日の歯が白く変化」というもので、これを当てたのは平尾。「黄色い!と思って見てたら…」と語り出した平尾に、「黄色い!ってなんだよ!貴様!」と春日が怒りに立ち上がる一幕も。

 そんなドタバタとしたシーンも挟みつつ、前半戦が終了した時点でのトップ3チームは「シン花ちゃんズ」80pt、「まいぺーしゅ」40pt、「1番強いおねいちゃん」35ptとなった。なお30ptのチームは2チームあるなど、独走状態の「シン花ちゃんズ」以外は予断を許さない状況だ。


加藤史帆

五感を使ってさまざまなお題にチャレンジしていく日向坂メンバーたち

 今回の放送では、「チーム対抗 絶対的六感バトル!」という企画がおこなわれた。3人ずつのチームに分かれて五感を競い合うというものなのだが、メンバーそれぞれの得意分野が見えてくる良企画となっている。

 今回、特に印象に残ったのは平尾の観察力。パーツ当てクイズ、アハ体験クイズでも素早く正答してみせたのだが、どちらも若林が「よくわかったね」と驚くポイントばかりだった。正解までのスピードも考えると、目の良さがよくわかるというもの。

 優勝チームが気になる後半戦だが、テロップではなにやら「スト6ガチ勢の日向坂46に向けおじさんがブランカ熱演!」という謎の文字も。春日ブランカのクオリティも含め、24日の後半戦を楽しみに待ちたい。


清水理央


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乃木坂46五百城茉央、オーバーサイズパーカーから美脚チラリ 1st写真集先行カット公開

2024年11月24日 22時01分00秒 | 乃木坂46
こ~んばん~わ



乃木坂46五百城茉央『1st写真集』先行カット


 アイドルグループ・乃木坂46の5期生・五百城茉央(19)1st写真集(タイトル未定、1月21日発売/小学館)より、先行カット第3弾が公開された。

 今回、解禁されたカットは、リスボン市内のホテルの部屋にあるソファでまったりしている姿。窓から柔らかな陽射しがさしこむ中、オーバーサイズのパーカーから美脚がチラリ。萌え袖で“あざとかわいい”五百城が写真に収められている。

 5期生の中でも随一のスタイルの良さと柔らかな笑顔がチャームポイントの五百城が、10代最後の貴重な時間を過ごす場所として選んだのはポルトガル。初めてのヨーロッパ旅だったが、穏やかな気候と優しい現地の人たち、そしておいしい料理で笑顔に。初挑戦となる水着やランジェリーカットも収録されている。どこか届く距離にいるように思えた少女が、手の届かない美しい女性へと成長していく過程を収めた、10代最後の成長記のような写真集となっている。

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櫻坂46の海外進出が示すグループの明るい未来 香港でも初ステージ、アイドル文化の架け橋となる可能性

2024年11月24日 21時32分00秒 | 櫻坂46
こ~んばん~わ


 櫻坂46が、11月29日~12月1日に開催される香港最大の音楽フェスティバル『Clockenflap Music & Arts Festival 2024』に出演する。櫻坂46が香港のステージに立つのは初となるが、山﨑天が香港発のストリートブランド「CLOT」と「adidas Originals」による24SSコラボコレクションのモデルを務めるなど、今年は様々な布石を打ってきた。

櫻坂46インタビュー:山﨑天と藤吉夏鈴が香港に来ました!🌸【LikeJapan放送室】

 坂道グループ全体では、乃木坂46がこれまでアジア圏での単独公演を成功させるなど、海外進出の先駆者的役割を果たしてきたが、欅坂46(現・櫻坂46)の海外展開は、2018年に韓国で行われた『2018 MAMA PREMIERE in KOREA』にけやき坂46(現・日向坂46)が出演した例を除き、大きな展開には至っていなかった。

[2018 MAMA PREMIERE in KOREA] Hiragana Keyakizaka46_期待していない自分 181210

 だが、節目が変わったのは欅坂46が櫻坂46へと改名してから1年後の2021年。アメリカ・ニューヨークのタイムズスクエアにある広告ディスプレイに櫻坂46の映像が流れたのだ。これは、デビュー1周年を祝して海外のファンが有志で資金を集めて実現した、ファン主導によるのもの。グループの運営会社であるSeed & Flower合同会社からの協力で行われたことでも、国内外のBuddies(櫻坂46ファンの呼称)の間で大きな注目を集めた。そしてこの年、櫻坂46はヨーロッパ最大級の音楽アワード『2021 MTV EMA』にてベスト・ローカル・アクト賞の日本部門「BEST JAPAN ACT」を受賞するなど、海外進出の足がかりを作った。

 2022年にグループ公式TikTokアカウントを開設すると、海外で流行っているダンスを取り入れ、タイで人気の女性アイドルグループ・PiXXiEと互いの楽曲を使用したダンス動画でコラボ投稿をするなど、海外を視野に入れた季節を経て、本格的に海外へと目を向け始めたのは2023年のことである。




 同年6月には、大阪城ホールで開催された『3rd TOUR 2023』の大阪公演最終日がアメリカやイギリスを含む海外19の地域に配信された。YouTubeなど限られたプラットフォームでしか見ることができなかった櫻坂46のコンテンツをリアルタイムで発信できるというグループにとって初の試みとなり、乃木坂46の成功事例はすでにあったものの、海外での活動も少なく、影響力が未知数な櫻坂46にとってこれは大きな挑戦だった。しかし、海外のファンからは好意的な反応が寄せられ、結果的に現在まで続く櫻坂46の海外人気の火種となった。

 7月にはグループにとって初の海外ライブとなった『Japan Expo Paris 2023』、そして8月の『Japan Expo Malaysia 2023』に立て続けに出演。筆者は現地で観ることはできなかったのだが、公式がアップしているライブ動画や海外ファンのSNSでの感想投稿からは、日本でのライブとも変わらぬ熱狂だったことが伝わってくる。櫻坂46の音楽とパフォーマンスを直接届けられる機会は、多くの新しいファン層を開拓するきっかけとなった。年末にはフィリピンにて開催されたアジアで活躍するアーティストが集結する祭典『2023 Asia Artist Awards IN THE PHILIPPINES』に出演し、人気賞とベストミュージシャン賞の2部門を受賞しており、着実に海外でも櫻坂46の名前が広まっていることを実感させられた。

【裏側】「Japan Expo Paris 2023」当日に密着!【inパリ】

 2024年に入ると、『櫻坂46 4th ARENA TOUR 2024 新・櫻前線 -Go on back?- IN 東京ドーム』で初の海外チケット販売が行われた。これまで海外からは配信を通すことでしか観ることができなかった櫻坂46のライブ。海外のBuddiesから現地で観戦したいという声が多数寄せられたことから、海外のBuddiesも現地のチケットを購入できる体制に踏み切ったという経緯がある(※1)。これはアイドル界にとってもかなり明るい未来の第一歩だ。11月には韓国のJ-POPも含めた大規模なミュージックフェスティバル『WONDERLIVET 2024』に出演し、多くの観客が駆けつける中で、パフォーマンスを披露した。韓国の空港にメンバーが降り立つと、その盛況ぶりは話題を呼んだ。筆者もBuddiesの投稿を逐一チェックしていたのだが、その話題の大きさには日本を代表するアイドルであることを実感させられた。また、今年もヨーロッパで開かれた『2024 MTV EMA』では、惜しくも受賞はならなかったものの、ベスト・アジア・アクト賞(Best Aisa Act)に日本代表としてノミネートされたのも大きなトピックだろう。

【Vlog】初韓国ライブの裏側&お食事会に密着【in韓国】

 そして、まもなく開催される『Clockenflap Music & Arts Festival 2024』には11月30日に出演する。過去にはmilet、CHAI、羊文学、MONOといった日本のアーティストが出演してきたが、櫻坂46は日本人アイドルグループとして初となるメインステージ「Harbourflap Stage」に立つ。このことからも、櫻坂46が海外、特にアジア圏において高く評価されていることが窺える。『アップトゥボーイ』vol.335(ワニブックス)で行われた大園玲と守屋麗奈の対談の中で、守屋は「Buddiesの皆さんと櫻坂46メンバーが一体となって同じ方向へと進むことができた実感があります。Asia Artist Awardsではすごく刺激を受けました。私たちももっと実力をつけて世界でも戦えるようになりたいと思っています!海外でも単独ライブができるグループになることが目標です!」(※2)と海外単独ライブへの意欲を見せていたが、櫻坂46は着実にグローバルなアイドルグループへと成長している。

 昨年も海外進出に関するコラム(※3)で振り返ったが、櫻坂46が海外で評価されている理由のひとつは、そのパフォーマンス力の高さにある。これまで日本のアイドルは海外では通用しないという言説が当たり前だった。それはアイドルの成長過程を見守ることが文化として根付いている日本の価値観が、表現者としてのクオリティを求める傾向にある他の国々の価値観とは合致しないことも大きく関係していると思う。その意味では、昨今韓国のアイドルグループが国外で評価されているのは、グローバルな価値観に適応してきているからだと言えるだろう。

 しかし、近年は日本ならではのアイドル文化がSNSなどを通じて広まりつつあり、徐々に受け入れられてきた。その文脈の中で、櫻坂46は日本や韓国などのアイドルグループとも異なる、パフォーマンスの総体としてのクオリティを突き詰めていった結果、独自の世界観を築き上げている。ダンスパフォーマンスや映像の表現に言語の壁は一切ない。櫻坂46のクリエイティビティこそが海外進出を進展させた大きな要因である。

 守屋の言葉からもわかるように、櫻坂46が見据えているのは海外での単独ライブと、その先にあるグローバルでの評価だろう。日本の“KAWAII”文化がアイドルシーンで再評価されている中で、櫻坂46は違った形で海外との架け橋になろうとしている。

※1:https://sakurazaka46.com/s/s46/news/detail/E00350
※2:https://news.mynavi.jp/article/20240123-2868055/
※3:https://realsound.jp/2023/08/post-1405319.html

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