世界遺産エフェソス遺跡から185キロ、3時間ほど走って、世界遺産パムッカレに向かいました。

パムッカレというから白い石灰棚だけかと思っていましたら、バスを降りてまず目についたのが、ヒエラポリス遺跡でした。
ヒエラポリス遺跡

ヒエラポリスは、BC190年ごろ、ベルガモン王国のエウメネスⅡ世によって建設されたそうです。建物の向こうに大劇場が見えました。

クレオパトラも泳いだという石灰を含んだ温泉プール

山側の斜面に遺跡となだらかな草地があって、そこから流れ出てくる石灰を含んだ温水が反対側の崖に真っ白い石灰棚を作っていました。
パムッカレのロケーションを事前に調べておらず、中国の黄龍のように山中奥深くに佇むという感じだと勝手に想像していたので、ひと山全体が白い石灰棚になっていて、パムッカレ(綿の城)と呼ばれている所以に納得しました。
因みに、中国・黄龍は、5000m級の山から流れてくる石灰を含んだ水が標高3000mあたりの渓谷を流れる時、2キロくらいの細長い石灰棚を作っていて、その沢山の池が龍の鱗のように見えます。夏には青く見える水を石灰華に湛えていますが、冬には水が凍って流れないから石灰棚が黄色く見え、黄龍と呼ばれるようになった、とか。
パムッカレ


温泉水が流れてくるので、足湯をしています。

石灰棚の遥か下方には町が見えます。

靴・靴下を脱げば、パムッカレの石灰池に足を浸けることができます。温かく温泉に浸かった感じなのですが、石灰肌はツルツルで用心しないと滑ります。

この日はパムッカレにあるホテルに宿泊しました。
***昨日(6月30日)、第62期王位戦7番勝負第1局2日目、藤井王位は豊島竜王に完敗しました。両者とも持ち時間を残しながらの、かなり早い終局で残念でした。
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