平山夢明「異常快楽殺人」の本をきのう読み終わった。
平山さんは「ミサイルマン」など、読んでからブログにも書いているけど、これは実在の異常な殺人者たちを書いている本だ。
あとがきに平山さんが、「読んでいただいたあなたの強靭な精神と貪欲な探求心に敬意を表したい。もしもごく短期間にこの物語のなかに突入し、無事に帰還、現在に至るも何の変調もきたさないとしたら、あなたの精神は自覚しているいないにかかわらず、相当のものであるといえる。このストレスの多い時代をものともせずに幸せに生き抜いていかれるだろう」と書かれていた。
が、わたしはこの身の毛もよだつ?実在の殺人者の話を、何の変調もきたさず、たんたんと普通に物語を読むように読んでしまった・・・・
ただ、こういうものがけっして好きではないことも確かだけど。
こういう自分の神経の方が普通の人ではないのではないか?と逆に心配になる。
それとも平山さんのいうとおり、幸せに生き抜ける種類の人間なのだろうか?
確かに異常な殺人者たちが出てくる。
そして彼らに共通することは、幼い頃から虐待されたり、ベトナム戦争の帰還兵だったりする。
人間は育つ環境で、こわいことになる。
愛情豊かに育てられることの力が人格をも豊かにしていくのだろう。
ただ、もって生まれたものも少なからずある。
わたしが平気でこういう本を読める鈍感さも持って生まれたものかもしれない。
平山さんは「ミサイルマン」など、読んでからブログにも書いているけど、これは実在の異常な殺人者たちを書いている本だ。

あとがきに平山さんが、「読んでいただいたあなたの強靭な精神と貪欲な探求心に敬意を表したい。もしもごく短期間にこの物語のなかに突入し、無事に帰還、現在に至るも何の変調もきたさないとしたら、あなたの精神は自覚しているいないにかかわらず、相当のものであるといえる。このストレスの多い時代をものともせずに幸せに生き抜いていかれるだろう」と書かれていた。

が、わたしはこの身の毛もよだつ?実在の殺人者の話を、何の変調もきたさず、たんたんと普通に物語を読むように読んでしまった・・・・
ただ、こういうものがけっして好きではないことも確かだけど。

こういう自分の神経の方が普通の人ではないのではないか?と逆に心配になる。

それとも平山さんのいうとおり、幸せに生き抜ける種類の人間なのだろうか?

確かに異常な殺人者たちが出てくる。
そして彼らに共通することは、幼い頃から虐待されたり、ベトナム戦争の帰還兵だったりする。
人間は育つ環境で、こわいことになる。
愛情豊かに育てられることの力が人格をも豊かにしていくのだろう。
ただ、もって生まれたものも少なからずある。
わたしが平気でこういう本を読める鈍感さも持って生まれたものかもしれない。
