S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

麹菌さんも納豆菌ちゃんも、けなげにがんばってる。

2008-12-08 16:50:04 | Weblog
庭の土がカチカチに凍って、氷もはっていた朝。

はやく起きて、きのうから水に浸しておいた大豆を煮る。

お休みなので、一気に野沢菜を漬けたり、お味噌の仕込みもしようとはりきって朝からやっていた。

大豆は6時間もかかって、さし水をしながらやわらかーくなるまで煮る。

大豆を煮ている間に、野沢菜を洗う。

野沢菜漬けは、洗うのが一番大変で、洗ってしまえば、漬けるのはけっこう早い。

塩と柿の皮の干したもの、こんぶ、とうがらしを混ぜて、野沢菜を漬けていく。
去年は少し塩気が多すぎたので、気をつけた。
でもあまり少ないと水があがってこないから・・・むずかしいのだ。


お昼頃、大豆がやわらかく煮えた。
少し、冷蔵庫の納豆と混ぜて、殺菌した容器に入れて、きれいなタオルにくるんで、コタツに入れる。
誰もいないので、コタツで納豆も作る。
コツは、蓋を密閉しないで、割り箸かなんかで、少し空気が入るようにしておく。
それで、簡単に自家製納豆はできあがる。


大豆をひたすらすり鉢でつぶして、麹と塩を丁寧に混ぜ合わせたものに混ぜてお味噌を作る。
このすり鉢作業がとてつもなく大変で腕が棒になってしまう・・・・
でもがんばる!
なんでかっていうと、自分で育てたお味噌を食べてみたい!という欲望だけで・・・

こんなに大変だから、手間隙かけたお味噌は高いんだろう・・・
でもしっかり国産大豆だし、塩もにがりの入った塩だから、おいしいかも・・・


野沢菜を漬けて、お味噌の仕込をしたら、もう夕方になってしまった。
めっちゃ、肉体労働者の一日・・・

身体痛いっす。

お味噌は物置に寝かせておく。
熟成するのは、来年の秋かなあ・・

おいしくなあれ、

夜、納豆ができあがって、コタツのなかから匂ってくる。

寒くなってコタツに入ろうとしたこだまが「臭いぞ!」と怒って、「にゃああ」とわたしの顔を見ながら、怒ったので、納豆は冷蔵庫にしまった。
大粒納豆のできあがり。


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