S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

寒い日

2011-01-11 16:16:42 | Weblog
あんなに暑かった夏が異次元の世界のように、朝の庭がかちかちに凍っている。

このところひどい寒さで朝洗濯物のバスタオルをひろげて干しているあいだにあっという間にパリパリ凍って固くなっていく。

こだまは朝、少し外に出るとすぐ帰ってくるなりこたつに飛び込んでいる。

本来の冬の寒さだ。わたしの小さい頃はもっと寒かった気がする。


それでもここはまだ雪はチラチラするぐらいで降っていない。

お昼休みに本屋さんに行って、週刊朝日を買った。巻末のグラビアに静かに意見広告は載っていた。
わたしの名前もちゃんと印刷されている。

きのうは六本木で小沢支持のデモがあった。ネットで動画を見ていたら朝日新聞の腕章をつけた記者も取材にきていた・・・
いや取材というより監視?だろうか・・・たぶん絶対にマスコミ批判のデモなど新聞は載せるはずがないからだ。

1000人ぐらいの参加者に湧き上がる小沢コール。

こうして支持される小沢さんは国会議員としてとてもある意味幸せな人だと思う。

サウンドバッグのようにたたかれ続けても毅然としている小沢さんには支持する人がどんどん増えていくだろう。
睦山会の入会者も増え続けているらしい。


マスコミもこうした動きを察知しながら、それでも自分たちにとって都合の悪い小沢さんをたたき続ける。

けれどそんな理不尽なことは続くはずがない。

吉本隆明さんが書いていた。「民主党政権は何もしていない、そしてちゃんと食べられない国民が増えている、どんな人も最低食べられるようにするのが政治だ」共感する。

故田中角栄は「ちゃんとメシは食ったか?」とまわりの人に会うと言っていたという、それは食べられない辛さがわかっていた政治家だからだろう。弱者の辛さを思いやれる政治家でなければこの国は背負っていかれない。

台北にも高雄にも物乞いの人はいなかった、(見なかった)
けれどわたしは先月行った大阪の地下街で、薄汚れた服をきた男性がからっぽの小銭入れのような財布をひろげて、通り過ぎる人々に頭をずっと下げていた光景に出合った・・・・

お正月のお笑い一色のテレビの裏側でこういう人々が増え続けているのが今の私たちの国だ。