S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

「海よ光れ」と

2011-04-16 16:15:44 | Weblog
原発で、どんどんたまってくる汚染された水を循環させて、原発を冷やすことができたら、
水も入れなくてもいいし、汚染水を移す場所にも悩まなくていいのになあ・・・

ずっとそんなことを考えていたら、ほんとに汚染水で冷却することを考えているらしく、
それがうまくいけばいいなあと思う。

21世紀になって、科学も進歩したんだから、放射性物質を害がないように変えられたら
いいのになあ・・・と思う。

もともと原子も核も中性子も自然界に存在しているものなのだから。



岩手県山田町の小学校の児童が作った新聞の題名にとても心打たれた。

「負けるな、よみがえれ、大沢の海よ光れ」
海よ光れってなんて素敵な言葉だろう。

海に囲まれた日本は、たくさんの海の恵みの恩恵も受けて暮らしてきた。

海のないここ長野で生まれた私は、初めて海を見たのは小学校の修学旅行だった
けど、海と対面した時の自分の気持ちを今でもすごく覚えている。
身体の中や胸の中を、とても大きな水色の風が吹いたみたいだった。

嫁いだ長女が初めて海を見た3歳の時、水平線を指さして
「大きな一があるよ!」と言った言葉も感動的だった。


今回、牙をむいて多くの人を呑み込んだ海だけれど、その被災した子供たちが
「海よ光れ」と言った言葉にすごく感動した。

子どもたちはきっと見たこともない恐ろしい海を見ただろう・・・
友達や家族や家をその海に奪われただろう。

でも「海よ光れ」と子どもたちは言った。
どうか、原発も早くおさまって、以前のように東北の海が光るといいな。

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