S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

最強ふりかけを作る

2006-11-07 17:02:58 | Weblog
近くのスーパーで「ご自由にお持ちください」と大根の葉っぱを置いてあって、この時期「うれしいなっ!」ともらってくる。
大根の葉っぱでご飯のお友だちを作るのだ。(ふりかけだよお)大根の葉っぱをゆがいて固く水気をしぼってみじん切りにする。シラスといりごまを加えて、ごま油を少しひいたフライパンで中火にして水分をとばしながら、少し気長に炒めると、ふりかけができる。塩分はシラスがあるから、少し塩をたすぐらい。このふりかけは、めちゃんこおいしい!大根の葉っぱのビタミンA、ごまの栄養、シラスのカルシュウムと栄養的にもバッチリです。わたしはもらってきた大根の葉っぱでこの時期よく作るご飯のお友だちなのだ!

この時期の大根はほんとうにおいしい。千切りにしてサラダで食べるのも胃に良さそうなのでよく作る、胃の調子が良くないときは、キャベツの千切りもよく食べる。・・・・・・なんとなーくキャべジンなんていうお薬があるぐらいだから、胃にはいいかなあ?と思ったりして。

小説を読んでいてそこに出てくる食べ物を、自分なりに工夫して作ったりする。ようするに食い意地が張ってるってことだ。大江健三郎の「洪水は我が魂に及び」という小説には鶏肉を入れたおかゆが出てくる。中華料理のお店にありそうなので、鶏肉、しょうが、葱を入れてお米から炊くおかゆだけど、これはすごくおいしい!永山則夫が死刑になる直前に出した小説は彼が服役がくこの世の中で食べられなかっただろうと思う料理や、それから彼ができなかった恋愛を書き綴ってあって、読んでいて小説の中には入れずに、彼の実生活を思ってしまって、せつない本だったけど・・・・
だけど、永山則夫はあんなに南の海にあこがれていたのに、最期は「骨は故郷のオホーツクの海に還してください」という遺言どおり、彼の骨は北の生まれた所のオホーツクの海に還っていった。・・・・・・・故郷というのは彼にとって辛く苦しい思い出ばかりの所だったのに、やっぱり最期は故郷だった・・・・・・
それはとてもせつないけれど、人間を感じた。

日曜日の淋しいお掃除・・・・

2006-11-06 16:27:09 | Weblog
きのうもお休みの日は、何も会議とかないと掃除にあけくれている。それだけ我が家は散らかす人が多く、片付ける人が少ないのだ!
下の娘は猫アレルギーのうえ、ほこりにも敏感に反応するので、部屋をそうじしようものなら、一日鼻水、くしゃみが止まらなくなる。マスクをしてもあまり効果がない。必然的に娘は掃除をしなくなる・・・・しかし、掃除をしないとほこりがたまるから、それもまた悪影響となる。いったい一人暮らしになったらどないするねん?

こだまは11月にしては暖かい日差しのベランダでうつらうつらしている・・・・きみは一番幸せ者だよ。

掃除をしながらふと考えた、娘の高校の校長先生はこの間の緊急保護者会で、「生徒にこの受験の時期にきて多大な負担をかけさせたこと」を詫びていたけど、「生徒に大事な倫理や世界史を教えなかったこと」についてあやまっていたわけではないなあと・・・灘高とか有名校も世界史や倫理なんてのは履修してなかったわけで、そういう子供たちが東大に入って、外交官や政治家になって、国を動かすのは恐怖だよ。世界史をあまり知らない外交官が外交するわけだから・・・・
ひなたぼっこしている猫のこだまが「そうだよニャア」と鳴いた!?


母の使っていた車椅子や椅子型トイレも片付けた。入所している施設からターミナルケアの書類が届いて、きのう印鑑を押して出したところだ。特別養護老人ホームは看取り介護を前提としているということで、それに家族は同意書を出さなければならない。ババちゃんは(母は)もう家には帰れないだろうという現実を同意したということなのだ・・・・・だから家で使っていた母の車椅子も紙オムツももう使う人はいなくなるということなのだ。片づけをしながら、悲しくなった。
この家での持ち主のいなくなったその人のものは、なんだかもの自体に悲しい魂が宿っているように思える。そのものの周りに淋しい風が吹いているような気がした

やわらかい光と青空の日

2006-11-04 17:07:56 | Weblog
11月に入ってからも、日差しがあたたかい日・・・・・子どもの頃は、11月にはもう初雪が降って、校庭でかけまわって風花みたいな雪にキャアキャアいって大騒ぎしていたことを思い出す。子どもってなんで雪が降るとうれしいんだろう?
子どもの頃の詩で、「初雪は神さまが頭かきむしって落とすフケみたいだ」とか書いた記憶があって、フケ?という発想に今は笑ってしまう。


共謀罪、教育基本法、強行採決へという動き・・・・・・・日本はまるで目に見えない大きな力で、無理矢理違う方向へ動かされているような気がする。藤原新也さんのHPで新聞記者の方が書いているようにメディアの内部もおかしいと感じている方がたくさんいるんだろうけど、その見えない力がどんどん圧力をかけてきているような・・・・・・・不気味な音がする。いやだなあ、なんだか子供たちの未来が曇ったどんよりとしたものに包まれてしまいそうで、本当にいやだな。

私立の中学校にまで履修不足が波及し、学校の体面を保つ?為に、いじめ問題も隠蔽し、本当の問題は何か?ということを考えずにまったく別の方角に日本は流されていっているような気がする。核保有の議論さえ出てきて、いつか地球は鉄の鎧をまとった国だらけになって、青空さえなくなってしまいそうだよ。


きのうの夜放映された「泣きながら生きて」という不法滞在の中国の人のドキュメンタリーを見ていた。とてもとても感動的だった。親と子の本質の熱い塊を胸に投げ込まれたような気がした。

こだまはコタツで温まって,しあわせそうです。

2006-11-02 17:06:22 | Weblog
北朝鮮が六カ国協議に戻ることになって、アメリカと中国の信頼関係がアジアを支配しそうな勢いのなかで、国内の教育問題なんかでゆれてる日本はいつのまにか、かやの外にいて、蚊にくわれそうな状態だなあ、日本はある意味もっとかしこい外交をしないと、だめなんじゃないか?という気がする。中国はけっこうしたたかにのしあがってくる国・・・・・・


娘の高校は卒業式の日程をのばして、不足分を補習するという方向みたい、だけど、これから3年生は自己推薦試験がはじまって、みんながなかなか補習を受ける時間の確保も大変なのが実状みたいだけど、これから3年生になる今の2年生も1年で詰め込まれるわけだから・・・・・考えると2年生まで犠牲になっちゃったよなあ・・・と思う。

きのうからすっかり寒くなって、わたしが先週の日曜日、まだ早いよ・・とみんなに言われて作ったコタツにしっかりみんな入り込んでいる。猫のこだまも朝、外に出ていって帰ってくるとコタツにスポッと入り込んであったまっている。ほら、みんな母の読みは確かだったでしょ!
といいながら、わたしはなぜかちっとも寒くない・・・・・・更年期のせいだろうか?体温があがっている気がする。どこかいつもと様子が違う11月到来です。

ばななさんの「ひとかげ」を読み終える。ばななさんの小説ってどこか俗っぽさから遠い場所に連れていかれるのが、不思議なのです。この人は不倫を書いても透明感があるし、何を書いても不思議と透きとおって、遠い町にいるような気持ちになって、そして切ない・・・・・・

棒付きキャンディー・・買おうかなあ・・・

2006-11-01 16:48:40 | Weblog
きょうは西友が冷凍食品全品4割引をしているから、帰りは西友に寄ろうと朝考えていた。娘やお父さんのお弁当を作るのに、なるべくなら冷凍食品は使いたくないんだけど、とにかく朝は忙しいので、できるならサッサとお弁当は作ってしまいたいから、冷凍食品は便利。
だけど値段が高いから、こういう冷凍食品半額とかいう日にまとめて買ったりしている。新聞のチラシはほとんど見ないから、テレビでやっているスーパーのCMが情報源。メールで売り出しのお知らせがきたら行っちゃうかもしれない。今、新聞のチラシって効果はどうなんかなあ?

そうだ!忘れてた・・・・・今日は夜、娘の高校で3年緊急保護者会とやらがあるんだった・・・・・・行こうか、どうしようかまだ迷っている。履修不足をあやまられてもどうしようもないし、まだ文部省の方針もきちんと決まってないし・・・・行かなくてもいいかなあ・・・・めんどっちいし・・・


長女は事故の怪我もたいしたことがなく、きのう施設の園長さんが、「あとのことは事務の方が処理してくれるから早く忘れなさい」と言ってくださったし、普段すごくがんばっていると誉めてくれたとかで、仕事から帰ってきて、「ものすごくありがたいと思ったよ」と涙がちょちょぎれそうになっていた。負けず嫌いで人一倍仕事をがんばってしまう娘が少し身体に無理をしすぎたような気がするけれど、理解してくださる園長さんの下で働けることは、すごくうれしいことだと思う。自分を理解してくれる上司がいるだけで仕事ががんばれるエネルギーになる。園長さん、ほんとうにありがとうございました。(ぺこり)


きのう「デスノート」と書いたせいか?いきなりブログのアクセスがドビャーと増えた・・・・・それでも「エル」役の松本さんの演技はすごいものがあった。わたしのだい好きな「キラ」役の藤原くんが少し負けていた・・・・かも。
「エル」は映画のなかで、甘いお菓子を食べまくっていたけど、あれは松本くん本人が考えた演出だとか聞いて、ただものではない!と思った。紅茶に角砂糖5、6個入れて、棒付きキャンデーでかきまぜてるとこなんか、わたしゃ、ほれぼれしちまったよ。