前回の記事が少しセンチメンタルだったので、派手目なネタをアップしておきましょう(上)
結婚記念日だの誕生日だのが重なる頃合いですので、我妻を誘ってちょいとヲサレな西洋料理というヤツをいただくことにいたします。
予約時に「記念日」とも「誕生日」とも伝えておりませんが、まあまあセンターの席に案内されます… が、コチラはそんな記念日対応がスゴイとは知りませんでした(笑) ちなみに、毎時15分から45分間も繰り返される演奏は、バイオリンとピアノの組み合わせで、スタンダードナンバーがほとんどで、ドコカで聞いたことのある曲ばかりで音楽に知見の薄いワシでも楽しめます。
仏料理系なので、食前酒はシェリーなんぞをいただきまして、アミューズブッシュということで、冷製のトマトジュレとチーズとマイクロキャロットを使ったヒトサラならぬヒトサジからのスタートです。
続いてはカリフラワーのムース、鮑と雲丹と小メロンに昆布のジュレを合わせたモノをいただきます。
先行しているミナサンの中に「お誕生日」の方がいたようで、ハッピーバースデーも奏でられます。
「とも2サンもあと4日で誕生日ですって、言ってみましょうか?」
「いや、ピンで当たればだけれども、日にちがズレているので言えません。」
でもって、ホワイトアスパラのソテーにチーズを焼いたものを被せ、温度玉子(半熟卵)や空豆、モリーユ茸を添えたものの登場です。
チーズをザクッと砕き、玉子もパックリと分けて、欧州産とやらのアスパラに絡めて美味しくいただきます。
続きますのは、功刀(くぬぎ)鱒のシュトゥルーデル、オゼイユのソース…よく分かりませんし、断面もイマイチです…が、勿論、美味しいのは確かですが、このアタリですと我ボキャブラリーの貧しさが少し寂しくなります(汗)
そして、ミナサンの中に「お誕生日」の方がいたようで、ハッピーバースデーも奏でられます。
「とも2サンもあと4日で誕生日だから言えばナニカしてくれるのではないでしょうか?」
「いや、結婚記念日の当日ということすら言っていないので、言うならソチラでしょう(笑) でも、やめておきましょう。」
トーゼンに白ワインから白ワイン…そして赤ワインをヲススメのグラスでいただいていきます。 魚と肉の合間で挟まれるはずの季節のグラーデ(シャーベットなどの口直し)がちょいとスルーされたようでしたので、お店の方とちょっとしたやりとりがありましたが、対応がよかったので不問にしておきました(微)
おや、ミナサンの中に「お誕生日」の方がいたようで、ハッピーバースデーが奏でられて…って、コノ日は合計で6組のお誕生日の方がいたようでした(多)
肉料理はワシが子羊の骨付きロース肉のロティ、バジルソースにアーティチョークやグリーンピースなどなどが添えられています。
ふむ、これなら断面勝負…って、ちょっとピンぼけかぁ…
ちなみに、我妻がオーダーした黒毛和牛フィレ肉のターフェルシュピッツって、なんですかね?
肉料理の後にチーズを薦められたのですが、ほどよく酔っ払っておりましたので、写真を撮る前に手をつけてしまいました(汗) そしてプレデセール(口直し)をいただいている時だったと思いますが、いわゆるプロポーズ大作戦の演出を受けたカップルが… まあ、泣くはなぁ… おめでとうございます♪
はてさて、流石にデザートの代りにデザートワインなんて無粋なこともできませんから、果物&ヨーグルトソルベの組み合わせを選択いたします。
ちなみに我妻は「ベーセンドルファーテルテ『オリオン』、フランボワーズのソルベとともに」というヤツと「黄金柑と檸檬のタルト、ピスタチオのクーリ、『美女と野獣』のベルのように」のいずれかを選択したはずですが、画像からドチラかが分かりません(恥)
最後はハーブティーがチョコっぽいものと出てきましたので、キッチリといただいていると、演奏をされている東欧人の方が我卓にやってきてチョイと演奏をしてくださったのは、概ね10卓中7卓がなんらかの記念日だったのに、何もないと思われた我夫婦に気を使ってもらったのか… 多分、カード2枚を持っていた我夫婦が記念日濃度は一番高かったのが伝わったのかもしれません。
たっぷりと3時間をかけていただいたディナーには我夫婦の両名共に満足をいたしました。
演奏と共に記念写真を撮っていただいた際に、ポロッと結婚記念日ということが伝わっていたようで、温かい言葉と共に送り出されまして、ちょいと港まで散歩がてら歩きます。
我家で外ゴハンというと、ラーメン、蕎麦、カレー、丼モノ、定食、西洋料理ではない洋食の比率が異常に高いのですが、タマにはこういったヲサレなディナーもヨイかと思います…が、我妻のことは置いておくと、ワシは年イチくらいで十分かなぁ(爆)