えっ、枕草子を気取るなら「冬はつとめて。」だろう？って、だから～、３月１５日のダイヤ改正で廃止されてしまう、いわゆるブルートレイン＝寝台特急「あけぼの」に乗ろう！というのが今回のメインテーマなのですよ（笑）
ということで、上野駅であります。
やはり最後にあけぼのを見ようというヒトビトが青森発の到着を待っております。 ネタ的にもツアー出発時にあけぼのの到着シーンを撮影してからスタートするのを狙っていたのですが、到着遅延のため断念します。
ギリギリまで待ったのですが、あきらめて小走りに地下の新幹線ホームへと向かいます。 エスカレータで駆け下るのは危険ですし疲れるのでじっとしていたら、ホームに下りたのと同時に新幹線の方は定時入線してきました。
無事に乗車して読みかけの文庫本なんぞを読んでいるうちに、大宮アタリからスキー客ゾロゾロと乗り込んできて、車内がワサワサとしてきます。 すっかり雪景色に変わりまして越後湯沢でドッと若者たちが下りました。
そういえば２ヶ月ばかり前には、途中下車して板蕎麦とか食べてましたね…遠い目…まあ、でも新幹線ですからいつのまにやら新潟に到着いたします。
とりあえずアサゴハンにいただくのは、佐渡産天然ながもそばというヤツで、ヒトビトの流れに逆らって新幹線ホーム上にある新潟庵へと向かいます。
ながもという海藻から出た味わいと醤油味の濃い出汁とを生タマゴがマリアージュさせています (笑) それよりなにより、新鮮な葱の美味しさが印象に残っております。
時間を気にしながら乗り換えのホームへ向かうのですが…まあ、乗りたいのは８番線（か、９番線）発の磐越西線です。
久々の中距離ローカル線の端から端までの乗車になります。
今回のツアーでは、このアタリが一番雪深かったですね。
雪国を走る電車の車窓から…
窓際に座って文庫本の続きを読みながら、時折外を眺めては写真を撮ったりいたします。
前日はチト呑みすぎたので時折はウトウトしながら…
ようやく会津若松に到着いたします。
駅前で写真を撮りながら近頃ハヤリの観光客向けのミニバスに乗り込みます。
駅からは観光客のみですが、途中からはジモティも結構利用されているようです。 ワシはテキトーなトコロで下車しまして、夜なら歓楽街だろうなぁ…というエリアをテクテクと歩いてお目当てのなかじまへ到着します。
当然ながら狙うのは会津名物のソースカツ丼ではありますが、コチラでのオーダーはチョッと変わった煮込みソースカツ丼でありました。
まあ、一応「アリ」に分類しておきましょう(笑) ← というのがリアルタイム時の感想ですが、馴れると（疑）ヨイかも（嘘）
大盛りにしなかったとか、フツーのカツ丼も（追加で）食べておくのだったとかの軽い後悔はさておきまして、まあ面白いモノを食しました。 帰り道を歩く途中で振り返りました鶴ヶ城の石垣跡とかが町中にあるのも不思議な感じがしますねぇ…
待つことしばしで市役所前から帰りのバスに乗り込みまして駅まで到着するも、ふ～む…駅前には特段の見どころや喰い処はないのですなぁ（嘆）
一服していると時間になりましたので電車に乗ることにいたしましょう…えっ、そうです煮込みソースかつ丼を食べるためだけに会津若松に来たのですが、何か (^-^;
でも…まあ…しかし…一泊してばんげやに行きたかったなぁ…
（続く…）
