仕方がないのと雪もないので駅を出て近辺のアーケード街をウロウロして時間を潰しますが、段々と冷え込んできます。 結局、お茶すら飲まずに時間に合わせて駅に戻り、東北新幹線に乗り込んで本格的な北上を開始します。
暗くなったあたりで新花巻の駅に到着しますが…何もありません…
一旦、外に出て地下通路を通って在来線に移動した後は、ホーム上の待合室に避難してローカル線を待つことにいたしますが、新幹線の駅とはすごい格差ですね (^o^;)
しばし…40~50分ほど揺られて到着しました遠野は3度目くらいの訪問ですが、前の2回はクルマとバイクでしたので駅に下りるのは「初」のようです。
ここまで来ると本格的に冬の東北という感じがしてきます。
トボトボと駅から5分ほど歩いた今宵のお宿は福山荘(ふくざんそう)というかなり渋い旅館デス♪
おそらく宿泊客は3組ほど…
部屋は到着に合わせて暖めていただいており、布団の中には湯たんぽも入れられております(謝)
部屋での軽いストレッチの後、風呂に入って身体をほぐした後は、遠野ジンギスカンをいただきに雪の降り出した街へと繰り出します。
繰り出すといっても宿から徒歩1分のまるまん じんぎす館ですけどね(笑)
生ラムジンギスカンにぎやかセットは肉をアッサリとコッテリから選びますが、ジンギスカン評論家のワシとしてはセットはアッサリにして同時にコッテリを肉のみ別注します(笑)
ちなみにシンプルセットというのもありまして、コチラは別皿の豆腐だのエリンギだのこんにゃくだのが付かないのですが、基本野菜の量は十分以上あります。
生ビールをグビグビ、クセの無いラム肉をジュージューと焼いてリンゴ系の多い遠野独特のタレに漬けていただけば至福の時がやってきます。
ふむ、アッサリ肉は本当にアッサリでクセがないので、ワシはコッテリオンリーでもよいなぁ…なんてつぶやきつつも食べるペースは上がる一方です。 風邪なんてひいちゃいけないとニンニクのホイル包みなんでのも鍋の上に載せたりしてみるのは一人旅のヨサですね。
結構な量でゴハンも食べていないのにお腹が膨れますのはビールのせいでしょうか(嘘) それなのに…もうワンセット行こうかとも思いましたが、遠野には元気な飲み屋サンがあるとのことなのでヒトリ二次会にハシゴすることにしますれば軽く降る雪の中を駅方面へ向かいます。
お目当てのくいしんぼちからは結構満席に近かったのですが、無事にカウンターに席を確保いたします。 でもって、ワサビビール…チト失敗かな(微)
お目当て中のお目当てのラム肉串を焼いていただくその合間のつもりで頼んだ枝豆の漬物が意外なヒットというのは、味わい+量の両方で大満足です。
じっくりと焼いてもらったラム肉串は、何もつけずにいただいてもしっかりした味です。
ラム肉をワサビとか醤油とかで微妙に味変すれば、切り替えた焼酎の水割りも進みます。 そして、ニコニコしながら杯を重ねているとマスター(だと思います)から、差し入れ的にふきのとうを混ぜ込んだばっけ味噌という酒が進むモノを頂戴したりします。
〆炭は食べる場所も買う店もないし、ほどよく以上に酔っ払いましてお宿に帰ります。 そして、帰った宿の部屋はタイマーで暖房が切れておりましたが、慌ててもぐり込んだ布団は湯たんぽのおかげでヌクヌクとしておりましたのでスコンという感じで眠りに落ちました…
(続く…)
遠野食肉センター レストラン (ジンギスカン / 遠野駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.7
くいしんぼちから (日本酒バー / 遠野駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.8