その昔は東京から秋田まで直通運行されたり、新潟～青森までも結んでいた元花形特急のいなほですが、近年は新潟～秋田に限定され、しかも酒田止まりも多かったりするのでちょっと使いづらいトコロがあります。
ヒューンと日本海を北上していきます。
天気もよくないし、ドンヨリした風景が続くのでそれほど楽しい車窓の旅というわけにはいきません。
結局は持ってきた文庫本を読んで時間潰しというか、普段は落ち着いて本を読む時間もとれないのでジックリと読書に勤しむことにしました。
10時半頃には酒田に到着したのですが、雨こそ降っていないもののハッキリしない天気です。
目指す店は駅の反対側なのですが酒田駅には片側にしか改札口がありません。 しばし迷いましてウロウロしますが、歩行者は地下道を使って駅を渡るようです。
三日月軒駅東支店です。 酒田のワンタンメンの店は満月だの新月だの月がからんだ名前の店が有名ですね。
酒田はワンタンメンというよりも、酒田ラーメンとしてのアピールをしているようですが、やはりこちらはワンタンメンでしょう。
そして、ほどなくワンタンメン（大盛り）の登場です。
茹で上がりの早い手打ちの多加水細麺とアッサリとした魚介系スープの組み合わせは高得点ですが、そこにピラピラのワンタンが絡んで独特の世界を作ります。
意外といっては失礼ですが、このチャーシューが実にワシ好みでした。 山形はこういうタイプのチャーシューが多いかな？
とまあ、本日２食目のゴハンでしたが、ワシが時々使う「アヒルゴハン」というのは朝昼兼用の食事のことで、英語でいうとブランチになります（笑）
（続く…）
