この日の泊りは平湯温泉になりまして、安房トンネルを抜けて右に下りる感じでお宿に入ります。
奥飛騨慕情…
お宿は同行者のお気に入りになる湯の平館という温泉のある宿ですが、普段の週末は予約も取りづらい人気宿なのに、この日はワシ達を入れても客は二組とのことです。
お宿でゴロゴロするという選択肢もあったのですが、早い時間にお宿に入ったので近隣を徒歩散策いたします。
空気が美味しいのでテクテクと歩くのにストレスはありません。
ちょいと土産物屋を覗いたトコロで同行者は早々にリタイアしましたので、ワシはヲヒトリサマでテクテクと散策を続け、お宿に戻ればゆるりと湯に浸かります。
バンゴハンは半個室… といっても、二組ですからねぇ…
稚鮎から若鮎に成長しておりますので、網の上で完成形に仕上がっていただきます。
美味しさに負けてアッサリとコゴミをいただいてしまいますが、山の幸をオードブル的に盛り付けられていますので、箸を休める暇もありません。
まっ、この後は肉を焼いたり酢の物を啜ったりと忙しくいただいていきます。
ヒルゴハンにいただいた信州サーモンと同じ品種だけれども育ちが違うので味わいの違う飛騨サーモンとか、山菜の天麩羅とか… 既にお腹が一杯です。
温そばが出てきたから〆と勘違いしますが、その手前でチマキがありました(沢)
手前はリアルチマキですが、大き目なのは朴歯味噌と飛騨牛を使った焼きオニギリでしたか? 味噌がナニヨリ美味しかったです。
だが…しかし、この後に白飯&味噌汁が出てくるとは… そして、この白飯が単体でいただけるほどの美しき&美味しき炊きあがりでありました。
珍しくデザートまでキッチリいただいて部屋でよもやまと、缶チューハイなどを呑みながら同行者と話をしていたのですが、いつのまにやら寝落ちしています。
ソコソコに早くというか、暗いうちに起きだしての朝風呂というか夜明け前にヒト浴びしたりします。
部屋に戻りゴロゴロというか、久々に朝の日差しを手元に入れて寝床で文庫本を読んで同行者の気象を待ちます。 指定した朝食の時間に間に合うように軽くケリを入れて朝風呂に行かせた後はアサゴハンであります。
上から目線での物言いをしておりますが、同行者の方はワシより二つばかり年長ですが、バイク指南という意味でワシは師匠式のポジションを獲得しているので、許していただいております。 バンゴハンと違い朴葉味噌はストレートに焼きを入れていきます。 そして、前夜と同じ若鮎は姿を変えての甘露煮で、いただきます。
おそらくは白ゴハンはよそった瞬間から心を奪われて写真も撮らなかったのかと思います。 アサゴハンの後半の記憶はトビ気味で、食後に戻った部屋の布団でしばらくゴロゴロしたほどに、腹いっぱいにいただいたのだと思います。
さてさて、胃力の弱っているワシのヒルゴハン構想を見直すべきか、はたまた初志貫徹か…