国内の新たな感染者は9万8370人、感染者の累計は378万1116人、死亡者2万人超え
国内では11日、過去3番目に多い9万8370人の感染が確認されました。
新規感染者が過去最多を更新したのは、
愛知県6639人、茨城県1703人、富山県420人、高知県310人
の4県です。
これで国内の感染者は378万404人、クルーズ船乗船者を含む感染者の累計は378万1116人になりました。
また、新たに確認された死亡者は過去最多の150人で、累計は2万105人です。
厚労省の発表によると、療養者は過去最多の86万4372人、重傷患者は70人増えて1340人でした。
家庭内感染の元凶である自宅療養者は過去最多の44万人を超えました。
リスクが高い高齢者に感染が拡がり、重症患者・死亡者とも右肩上がりに増えています。
都内の新たな感染者は1万8660人、感染者の累計77万8091人
都内では11日、1万8660人の感染が確認されました。
これで都内の感染者の累計は77万8091人になりました。
このうち、10歳未満から30代は1万1214で全体のおよそ60%、重症化リスクが高い65歳以上の高齢者の感染者は1712人で全体のおよそ9.2%でした。
都の基準で集計した重症者は3人減って61人でした。
また、新たに確認された死亡者は9人で累計は3290人です。
世界の感染者4億774万人超え、死亡者は579万人超え
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は日本時間12日6時21分の時点で4億774万4948人となりました。
また、死亡者は579万8115人となりました。
新規感染者数の動向
患者数と死亡者数の動向
都道府県別感染者数
岸田首相は掛け声ばかりで有効な手立てなく、感染者を切り捨てるのか!
患者が増えて保健所の健康観察に手が回らないからって、「患者自身で健康観察し悪化したら本人から保健所へ連絡する」、保健所への電話がつながらない現状では、重症化したり亡くなったりするケースが増えるのでは? そもそも重症化したら電話連絡すら出来なくなるのでは? 国民の命を軽視するこんな対応は間違ってます。
東京都が設置した自宅療養者サポートセンターでは電話がつながらず、つながったとしても対応に5日ほどかかるとのことですし、神奈川県などの保健所では高齢者や持病がある自宅療養者以外は健康観察の連絡をしないとのことですので、軽症で済む症状が悪化して重症化したり自宅死するケースが増えると懸念されます。
また、発熱外来設置の医療機関では、予約が多すぎて診療を断らざるを得ないとのことですので、発熱・せき・倦怠感などの症状があっても診察さえ受けられない医療崩壊が各地で起こっています。
新規感染者数増加幅は、検査キットの不足や発熱外来での診療を受けられない状況が明らかになってから鈍化傾向が見られますので、無症状感染者を含め実態を反映していない可能性が指摘されています。
ブースター接種(3回目追加接種)にしても、高齢者や持病のある人への接種を6ヶ月とアナウンスしていますが、7ヶ月経過後に接種券を発送し接種は8ヶ月経過後とする自治体が依然として多いようです。
私の住まいする市から追加接種の通知がありましたが、高齢者で昨年7月24日の2回目接種から8ヶ月経過した3月25日以降の接種を3月1日から予約受付とのことです。
今年に入ってから、2月10日現在市民91人に1人が感染と急拡大しているのに
3回目接種後の免疫獲得まで2週間要しますので、私自身が接種前に感染して重症化や死に至るのではと不安です。
東京と大阪以外の主要都市にも大規模接種会場を設営したり、8ヶ月経過後接種予定の自治体の前倒しを支援するなど、目に見える具体的な対策を進めないと1日100万回は絵に描いた餅にすぎません。
「緊急事態宣言」解除から3ヶ月猶予があったのに、ワクチンの追加接、保健所の体制整備、宿泊療養施設の整備など有効な対策を講じてこなかった岸田首相の責任は大変重いと思うのは私だけでしょうか。
「岸田は国民の命を守れ!」と叫びたい