胡麻(ごま)Sesamum indicumの花
一年草 ごま科ごま属 原産地 熱帯アフリカ
開花日 7~8月 花径 15mm位(長さ30mm位) 草丈1m位
かつて中国では西側(主に中央アジア)を異民族を「胡」と呼んでいました。シルクロードをつうじて西側から伝わってきた文化に胡の文字が多く使われ、胡弓(こきゅう)、胡椒(こしょう)、胡瓜(きゅうり)などがあります。胡麻も、そのひとつで、胡麻の実が麻の実に似ていたため「胡」の国の「麻」という意味から「胡麻」と呼ばれるようになったようです。
よろしければ曲を聴きながらどうぞ!(ピアノ曲)Please listen to the song if you like! (Piano song)
アフリカあるいはインド原産とされる。古くから食用とされ、日本には胡を経由して渡来したとされています。約40種類ほどありますが、食用になる栽培ごまはほんのわずかで、ほとんどは野生ごまのようです。ごまはもともと熱帯の砂地生まれであるため、高温の気候や日照りに強く、水分がなくてもよく育つという性質があります。ゴマのタネのおよそ半分は油です。1個の実の中に約40粒ほどのタネ(縦に4列あり、それぞれに10粒ほど)が入っています。カルシウムや鉄分、ビタミンE、食物繊維、リノール酸などがたっぷりです。色によって「黒ゴマ」、「白ゴマ」、「金ゴマ」などと呼ばれ色が濃いほど香りが強いそうです。暖かい時期しか栽培できませんが、短い期間で収穫できます。春に種をまいたごまは、短期間に成長して、夏になると葉のつけ根に順次、上に向かって、釣鐘型の花を咲かせます。花の色は種の色とつながりがあり、白ゴマには白い花が、黒ゴマには淡いピンクの花が咲くことが多いようです。お花の咲いた後には、種子がぎっしりと詰まったさく果ができます。実は縦にやや長い形で、秋になって熟してくると自然に縦に裂けます。
[栽培]種まきの2週間前に苦土石灰を入れて耕し、1週間前に化成肥料入れて畝を作ります。20~25cm間をあけて、4~5粒ずつ種をまきます。20℃以上あれば、5~6日で発芽します。スズメガというガの幼虫がでるのでつまんで取り去る。1か月位で花が咲きます。水やりは土が乾いたときだけします。花と同じように、実も下から順番に熟してきます。さやの色が緑から茶色っぽく変わってきたら、そのさやからつみ取っていき、よく乾燥させ、さやが割れてきたら中のゴマを取ります。 連作障害ないそうです。
[用途]食用油
[花言葉]救護、たくましく生きる、あなたのために歌う
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