酔芙蓉(すいふよう)Hibiscus mutabilis forme versicolar
開花期 晩夏~初秋 園芸品種
芙蓉は中国では「蓮の花」のことで、水の中に咲くものを水芙蓉、木に咲くものを木芙蓉と呼んでいるそうです。
日本では、この木芙蓉が遠く平安の頃より観賞され、愛されてきました。古くから栽培されているにもかかわらず、他のお花のように変異がなく、品種はあまり多くないそうです。その数少ない園芸品種の一つが酔芙蓉だそうです。朝のうちは純白、午後には淡い紅色、夕方から夜にかけては紅色になり、そして萎んでいきます。お酒を飲むと顔色がだんだんと赤みを帯びるのに似ていることからこの名がついたといわれています。樹形、葉形は芙蓉とほぼ同様ですが、一重咲きが基本の芙蓉に対し、花は八重咲きで、時間が経つにつれて変色していくのが大きな特徴のようです。
よろしければ曲を聴きながらどうぞ!(ピアノ曲)Please listen to the song if you like!
ちょっとメモ
芙蓉(ふよう)Cotton rose, Hibiscus mutabilis
落葉低木 あおい科ふよう属 原産地 中国、日本
開花期 7月~9月 花径 12cm位 樹高3m位まで昔から美しい人のたとえに用いられている花で、美しくしとやかな顔立ちのことを 「芙蓉の顔」というようにいっていたようです。お花が終わり枯れたあとの姿も印象的で”枯れ芙蓉”といい観賞されていたようです。木槿(むくげ)やハイビスカスと同じ一日花ですが、やさしくてほのぼのとするお花で次から次へと咲きます。四国、九州南部、琉球諸島、中国南部などでは、民家の付近に自生しますが、関東以西では昔から寺院や庭園などに観賞用として植えられいたようです。夏に強く、寒さにはすこし弱いようです。こぼれ種でも殖え、下から上に広がりますので、広めのゆとりある場所へ植えます。お花の色はピンクから白です。最近の園芸種で大きさは、さまざまなものを見かけます。大きいのは25cm位のものまであります。
[別名]木芙蓉(もくふよう)
[用途]垣根 庭木
[花言葉]繊細な美
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