菊芋(きくいも)Helianthus tuberosus
多年草 きく科ひまわり属 原産地 北アメリカ
開花期 8~11月 花径 10cm位 草丈 2mまで
お花が菊に似ていることと、根に芋状(塊根)つけることからこのように呼ばれたのではないでしょうか。
よろしければ曲を聴きながらどうぞ!(ピアノ曲)Please listen to the song if you like! (Piano song)
日本には江戸時代末期に飼料用作物として渡来しました。路傍や明るい野原に生えます。夏の暑さに強く元気に鮮明な黄色の花を咲かせます。美しいお花ですが、切花には水揚げが悪く、むかないようです。繁殖力が強く、根の先端はごつごつした、軽い芋状(塊根)になります。この灰色の芋は食用や飼料となるそうです。栽培には塊根を植えます。花壇には肥料を控えて作りますが、背が高いので倒伏に注意が必要です。似ている花で芋の小さい犬菊芋(いぬきくいも)や、葉が異なる菊芋擬(きくいももどき)があります。根の先端はお芋になり、多量の糖分を含んでいます。昔は農村では根を酢漬けにしておいて冬の間の食料としたそうです。なお、犬菊芋、菊芋擬の場合はお芋にならないそうです。
(ちょっとメモ-1)
生の菊芋には主に食物繊維と13-20%のイヌリン含まれています。芋類と異なり、デンプンはほとんど含まれていません。イヌリンは消化によってキクイモオリゴ糖(イヌロオリゴ糖)となるため、健康食品として市販されているそうです。
(ちょっとメモ-2)見分け方
厳密に分けると、7~8月頃開花するのが 「犬菊芋(いぬきくいも)」、9~10月頃開花するのが 「菊芋(きくいも)」で、かなり似ているので区別が難しいそうです。「菊芋擬(きくいももどき)」は7~8月頃に開花しますが 、葉っぱがかなりギザギザ とのことで分かりやすいそうです。
[別名]唐薯(からいも)、八升芋(はっしょういも)
[用途]花壇、食用、飼料
[花言葉]陰徳、美徳、恵み、気取らぬ愛らしさ
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