調子よくブログをアップ出来ていたと思ったら・・・。
ブログを書くネタもなく、日々過ぎておりました。
前回のブログを何気なく読んでいて、そっか、この時は
こんな事言っていたんだ・・・。とこの時の母の事を思い出しました。
現在の母は病院を退院し、特養へ入所しています。
入院してた頃は一緒にお見舞いに行った長男の事を見てすぐに
「ニュージーランドからわざわざ来てくれたの?」と
声を掛けていたので、よく覚えていたと
姉たちと認知の方は大丈夫だねと安心していましたが
退院後の母は違う世界に住んでいるようでした。
顔を見れば誰かわかるのですが、姉の話をしても
それは誰?と分からず、自分がいる施設は
デイサービスでお世話になっていた施設なのですが
違うよと言い続けていました。
寂しい気持ちに襲われましたが、母の顔色はとてもよく
表情も明るく、よく喋り、久しぶりにおどける顔を見て
とても嬉しくなりました。
ここ数年、暗い表情で、足や肩の痛みに苦しんでいた母なので
明るい表情になり良かった。
家に一人残させた父は
姉夫婦と暮らしているのですが、なんといっても頑固で
姉をいつも困らせています。
しかし、急に静かになってしまったようで・・・
今までは母が心配で家に様子を見に行っていたのに
今度は父が心配でかわるがわる父の様子を姉と連絡を取り合いながら
会いに行っています。なんて言っても究極の寂しんぼなので。
18歳で実家を出てから、こんなにも頻繁に戻った事はないんじゃないかな。
離れて暮らす姉も同じような感じです。
入所してから2度目。母に会いに行くと
母は明るく、
「今日ね。会社のお昼にお寿司が出たんだよ。美味しくて全部食べちゃった。
今まで気持ちが悪くて、ほとんど食べれなかったんだけどね。今日は食べれちゃった。」
ととても可愛らしく話をするのです。
落ち着いたのか。前回のような別世界にはいませんでしたが
確実に認知が入ってきているようでした。
実家の姉に食事の話をしたら
施設の方から連絡があって、あまり食事をしないので好きな食べ物を教えて欲しいと
連絡をもらい、母はお寿司が好きだと伝えたばかりなのだとか。
施設の方々のご配慮に心から感謝です。
完全に私が分からなくなる前に出来るだけ会っておきたいと思うようになりました。
家に帰れば母に会える。そう思って過ごしてきてしまった事が悔やまれます。
どんなことにも永遠はないのだからと、当然分かっている事を
あらためて、思い知らされました。
あっ! ちなみに長男は去年日本へ戻り、東京で仕事に就き、その仕事も8月になると
1年になります。えっ?まだ1年も経ってなかったの?
長男に関しては、時間が過ぎるのが遅く感じるのですが
毎日が毎週が毎月がなぜか早く感じて、ため息が出てしまいます。
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