このたびの震災に遭われた皆様にどう言葉をおかけすればよいのか
私には言葉がみつかりません。ただただ涙が出てしまうのです。
それなのに・・・息子のアパートの大家さんやアルバイトを
させてくれていた漁師さんがご自分達が被災されているにも関わらず
やっと携帯が使えるようになったと息子に「大丈夫だったか?」と
連絡をくれるのです。
大学が被災してしまい、東京へ戻る事になった息子。
「後1年向こうで暮らせると思っていたのに・・・」と
そして「皆良い人ばかりだった。あの時の・・・おばちゃんは・・・
親切にしてくれた・・・あのおばちゃんは」と心配ばかり。
「クロを拾った漁港もなくなってしまった」
地震が起きた時には、偶然が重なり家族は皆家にいました。
次の日に、仕事へ行く車中で夫と地震のラジオ放送を聞きながら
「息子が東京へ戻って来ていて良かった。本当に良かった。」と
手が震えて、涙が出てきました。
たくさんの方が息子を心配して下さった事、忘れません。
ありがとうございました。心からありがとうございました。
にほんブログ村