Googleストリートビューを散歩するときの靴とカメラ

2020-08-31 | 野良サイン以外
在宅・野良サイン探訪」というシリーズの記事をいくつか投稿してきました。Googleストリートビューで鉄道駅の中を散歩して野良サインを探し集めるぞ!という内容です。

ストリートビューで散歩をする、という遊びはこれまであまりやったことがありませんでしたが、外出自粛の影響もあり、自宅でできる野良サイン探索活動としてやりはじめました。

ストリートビューの中を時間をかけて移動しながら「現実世界のように写真をバンバン撮りたいな」という気持ちになってきました。その結果で確立してきた「散歩の装備」について書いてみます。(とはいってもまだストリートビュー散歩の経験数は少ないのですが……)

三行でまとめ
  • マウスは「靴」。ホイールつきのマウスが快適。
  • スクショ撮影ツールは「カメラ」。「Gyazo」を使うとバシバシ撮れて快適。「Gyazo Pro」に課金すると更に快適   
  • とにかく手間を減らしていくと、現実より楽しくなる

1. マウスは「靴」
――うっかりスクロールしないマウスを使う


パソコンをつかってGoogleストリートビューを散歩していてまずつらいと思ったのが、「うっかりスクロール」が発生しまくるということです。

私はふだん、Appleの「Magic Mouse」というマウスを使っています。このマウスは、本体上部全体がタッチセンサーになっているんですよね。「ここからここまでがボタン」みたいな感じになっていなくて、どこをクリック/タップしても反応するし、どこか適当な場所で指1本を上下に動かすとスクロールの操作になります。

普段はなんの問題もなく便利に使えているのですが、Googleストリートビュー(や、Googleマップ)を使っていると「単にクリックしただけのはずがスクロールしたと判定されてしまい、ズームイン・ズームアウトしてしまった……」ということが頻繁に起きてしまうのです。
(もしかしたらMagic Mouseだけじゃなく、ノートPCについているようなトラックパッドでも同じことが起きやすいかもしれません)

これが結構なストレスで、めちゃくちゃ歩きづらい靴を履いているみたいな……あるいは夢の中で思ったように前に進めないときのような状態になってしまう。とてもつらい、と思いストリートビュー用にマウスを買ってみることにしました。



ボタンがめっちゃついてるみたいな高機能そうなマウスにしてもよかったのですが、今回はストリートビュー専用と割り切って「スクロールホイールがついている」かつ「Bluetooth接続」という点さえ満たしていればなんでもいいということにしました。

というわけでLogicool「Pebble M350」というマウスを買いました。だいたい2,500円くらい。無事にうっかりスクロールもなくなり、超快適に移動できるようになりました。(もちろんこのモデルである必要は全然なく、スクロールホイールがついていれば何でもいいと思います)


2. スクショ撮影アプリは「カメラ」
――Gyazoでバシバシ撮る

マウスを用意してストリートビュー内での歩きやすさは確保できたところで、次は写真をバシバシ撮るための環境を整えたくなりました。

長くなるので結論からいうと「Gyazo」というキャプチャ画像共有ツールが便利でおすすめです。GyazoのGoogle Chrome拡張 を使いつつ、さらに「Gyazo Pro」という有料オプションに入るとかなり良い、という感じです。

▶ Gyazoとはなにか

Image from Gyazo

「Gyazo」はスクショ撮影・共有アプリです。

アプリを使ってスクショを撮影すると、自動でサーバにアップロードされてURLがコピーされる、という「画像の瞬間共有」ができるサービスです。これまでに撮った画像をブラウザで一覧することもできます。


▶ Gyazoのいいところ[1]:ストリートビューのURLも保存してくれる

Gyazoをおすすめする一番の理由は「撮影場所のURLも一緒に保存してくれる」という点です。

ストリートビューに限らず、GyazoをつかってWebページのスクショを撮ると、そのページのURLも一緒に記録してくれる機能があるんです。

ストリートビューでは一歩前に進んだり、アングルを変えただけで「その場所・その視点を示すURL」に変わっていきます。

普通なら「スクショをとる」と同時に「URLをコピペする」「URLと撮ったスクショをひもづけて管理する」という手間が発生するのですが、その3つをいっぺんにやってくれるのです。便利〜!

Image from Gyazo


撮影場所のURLが残っていると、あとで見返したときに「これはどこの画像だっけ……?」と調べ直す必要がなくなります。
大量に撮影しまくるときに特に便利になってくる、というものです。


▶ Gyazoのいいところ[2]:都度マウスで範囲指定しなくてもいい

Gyazoの起動方法には「アプリ」と「Chrome拡張」の2種類があるのですが、ストリートビュー散歩では「Chrome拡張」の利用がおすすめです。

Chrome拡張だと「ページ内のどの部分を撮影するか」の指定がより細かくできます。

Image from Gyazo

「ページ」というボタンを押せば、いまウィンドウに表示されている全体が撮影・アップロードされます。
都度マウスで範囲選択をしなくても良いので、シャッターを押す1回1回の手間が省けてとても便利です。


▶ Gyazoの撮影メニューを一瞬で呼び出せるようにする

ストリートビューを散歩しながらどんどん写真を撮るには、Gyazoアプリをすぐに呼び出せるようにもしておきたいです。

私の場合は、マウスのスクロールホイールを押し込んだらすぐに撮影メニューが出てくるようにしています。具体的には以下のように設定しています。

  • マウスで「中クリック」(スクロールホイールを押し込む操作)したら、「Command+Shift+G」キーを押したことにするように設定する
    • 詳細は割愛しますが、私は Karabiner-Elements で設定を書いて実現させました
  • Chromeの設定で「Command+Shift+G」でGyazoを呼び出す
    • chrome://extensions/shortcuts を開いて設定。「Gyazo」のところの「拡張機能を有効にする」欄で「Command+Shift+G」キーを押下

▶ Gyazo Proに課金して、よりスイスイ歩く

Image from Gyazo

Gyazoは無料で使えますが、有料プランもあります。

無料でも有料でも「画像の撮影・保存」は無制限なのですが、無料ユーザだと「撮影画像一覧の画面からアクセスできる画像」が10枚までに制限されてしまいます。有料ユーザの場合はこれが無制限となります。

無料ユーザの場合、一覧には最新の10枚のURLしか取得できなくなるということなのですが、URLさえわかっていれば画像自体には普通にアクセス可能です。なので、撮影するたびに画像URLを手元のメモ帳などにコピー……という作業をやれば事足りるということにはなります。

でも流石にめんどくさい。自分の場合は撮影時の手間をとにかく減らして散歩に集中したいので、Gyazo Proに入ってしまいました。

また、Pro特有の機能として「コレクション」が無限に使えるようにもなります。これは複数の画像をフォルダにまとめておけるような機能です。撮影場所・散歩した日ごとにフォルダを作っておくと、あとから見返すときに便利そうです。

※気がついたらめちゃくちゃGyazoおよびGyazo Proの宣伝をしてしまっていました。Nota社からはなにも貰っていないし単なるユーザです。



環境を整えると現実より楽しい

ホイール付きマウスで歩きやすくして、Gyazoで撮影のストレスをできる限り減らすと、もはや現実世界を散歩するよりも楽しくなります。

同じ場所を何度も行ったり来たりしても誰にも不審がられてないし、人の目がないので気軽に撮影できる。場所によっては時間移動(過去にストリートビューが撮影した写真の閲覧)もできるし、めちゃくちゃ面白い。

もちろんやっていることは「散歩」ではなく、Googleが一生懸命撮影してくれた画像を閲覧しまくっているだけに過ぎないのですが……。

ぜひ快適なストリートビュー散歩を!


まちの温度計が気になる

2020-08-30 | 野良サイン以外
駅とかの近くにあるでかい温度計がなんだか好きです。どうして?わかりません……。


新宿駅東口・ダイキン・2020年1月

新宿駅をよく利用するので、ダイキンの温度計の前を通ることが多いです。ここ1〜2年くらいは会うたびに写真を撮ってしまいます。


新宿駅東口・ダイキン・2019年12月

季節の変わり目に桁数が変わったりすると「お!」となる。

ニュースや天気アプリで知る気温情報と同じ数字であっても、温度計看板が知らせてくれる数字の印象はなんだか違う感触がある気がする。いま現在・この場所の数値である……ということもありそうだし、巨大な装置が教えてくれるという点も影響ありそう。よくわかりません。

ここまでの画像は新宿駅東口のものですが、JRの線路を挟んだ反対側・西口にもう1つの温度計があります。


新宿駅西口・ダイキン・2019年10月

ダイキンの温度計はいずれも小田急百貨店新宿店の屋上にあって、ちょうど裏表になるようなかたちで設置されています。高いところから新宿の街全体を見渡す存在のようにも思えてくる。



新宿駅西口・ダイキン・2019年9月

新宿のダイキンの温度計のいいところのひとつは、すごく接近できること。小田急百貨店の屋上に登ってみると、温度計看板を間近で見ることができるのです。こんなに近づけるなんて……!


新宿駅西口・ダイキン・2019年9月
冷気をガンガン出す機械が何台も設置されていましたが、ダイキン製のものかどうかは確認しそびれました……

そういえば小田急百貨店新宿店は近々建て替えに入るという話を聞いたのですがこの温度計もなくなってしまうのでしょうか。それは寂しいな……。



赤坂見附・サトウ製薬・2019年11月

こちらは赤坂見附交差点付近にあるサトウ製薬の温度計。紀尾井町に建っているでかいビルを出たあたりから見えました。照明がすごくキラキラしてる!


赤坂見附・サトウ製薬・2019年11月

この看板は温度計専用ではなく、時刻⇔気温を交互表示するタイプ。


赤坂見附・サトウ製薬・2019年11月

わたしはどちらかといえば「現在の気温を表示するだけの機械」のほうがぐっとくるのですが、これもこれで良いです……。



撮影したことのある温度計が意外となかった……!

ほかにも「上野マルイの温度計」「新橋のサトウ製薬の温度計」も見たことがあるのですが写真が微妙だったので掲載は見送りました。

……といってもそれくらいしか見たことがないのですよね。そもそも他にどこにあるのかもあまり把握していない。もっと色々見に行きたいですね〜。


「まちの温度計」図鑑、ほしい……。

自家通販で起きたトラブル・失敗 3選

2020-08-30 | 野良サイン以外
2015年に『太子楼五體字類』を発行して以降、「自家通販」という形態で制作物を何度か頒布・販売してきましたが、そのなかでは郵便事故や発送側のミスなどのトラブルも何度か発生してしまいました。この記事ではそうしたトラブル・失敗の事例をふりかえって紹介します。

自家通販をする皆さんの参考になれば幸いです……。

前提
  • 自家通販で売ってきたもの:同人誌・ステッカー など
    • つまり一点物ではない
  • 業務として商品販売・発送作業などに従事したことはない
    • 趣味の活動としてのみやっている状態
  • メルカリの評価は良い方 (⭐️×5・30+)

#1|なぜか宛先に届かない

何が起きたか

日本郵便「スマートレター」で発送をしまくっていた時期のことなのですが、「購入から10日以上経ったが届かない」というメールをある購入者からいただきました。

発送自体は確かにしたはず……。とすると郵便事故?
購入者に早速返信し、送付先の住所が間違っていないかの再確認をお願いしつつ、郵便局にも問い合わせをかけてみる旨を伝えた。

さっそく近くの郵便局の窓口に行き相談をしたところ、調査をしてもらえることに。しかし2日後、「指定された宛先の郵便受けに投函済み」との回答。

その後、調査結果を購入者に追加でメールを送信したのだが、最初の問い合わせ以降は返信がなく、状況不明のままとなってしまいました。
便りがないのはいい便り、ということで無事届いたと信じていますが……もし届いていなかったら遠慮なくご連絡ください。(2015年7月のことですが……)

対策
  • 証跡を残す
    • 例:ポストに投函する前に、送付先の書かれた面の写真を撮る
  • 追跡可能な送付サービスを使用する
この事例では、結局何が起きていたのかの全容を把握できていないのですが、トラブルが起きてしまったときの対策としてはこのあたりかなと思います。

「スマートレター」は専用封筒を買うだけで送れるし便利なのですが、追跡機能がありません。追跡機能があれば事故が起こらない……というわけではもちろんないのですが、追跡ができると送付側も受取り側も荷物の現状を把握できてちょっと安心ではあります。(と書いておきながら、「マルシェル」では利便性優先でスマートレターを採用してしております……)

#2|発送する荷物の取り違え

何が起きたか

BOOTHの匿名配送を利用していた時期に起きた話です。当時は、BOOTHで注文がいくつかくる→コンビニで発送→注文がいくつかくる→コンビニで発送…… ということを何度か繰り返している状態でした。

また新しい注文が1件きたので、封筒にグッズを詰めて封をして、コンビニに持っていきました。

コンビニから発送する時の手続きとして、BOOTHが発行する2次元バーコードを店内端末にかざして、発送票を印刷する必要があります。
バーコードは注文ごとに生成されるので、スマホでBOOTHの画面をひらいて「一番最新の注文」の2次元バーコードから発送票を印刷しました。

この時点では気付いていなかったのですが、ここで問題が起きました。自分が封筒に詰めて準備していた注文を「注文A」とすると、これとは別の「注文B」がコンビニに向かっている間に追加で来てしまっていたのです。

コンビニで対応した時点での「一番最新の注文」は「注文B」です。つまり、わたしは「注文B」の宛先に「注文A」の荷物を発送してしまっていました。

帰宅後に「注文B」の受注メールに気づき、まもなくして取り違えてしまったことにも気付いてしまいました(「注文A」と「注文B」の注文内容が同じであればセーフ……となったのですが、残念ながら全く違う内容でした)。早速BOOTHと配送業者に相談をしましたが、匿名配送という性質もあってなのか配送を中断することは不可能……ということになってしまいました。

このミスによる影響として、「注文A」の注文者のかたにいくつか迷惑をかけてしまいました。
  • 購入者に対して「中身を開けずに当方へ返送してください」とお願いし、対応をしてもらう
  • 返送・再送は当然ながら匿名配送にならない。そのため、購入者・発送者(私)の双方が住所・氏名を明かす必要が出てしまった
対策

前提として、匿名配送では氏名の情報が見えないので個々の注文を見分けることが難しいです。識別する唯一の方法は「注文番号」(ストアシステムが発行してくれるなんらかのID)なので、これをもとに適切に管理する必要があります。
  • 封筒に「注文番号」を書いて取り違えを防ぐ
    • 付箋に書くでもいい。その場合は発送する直前まで貼っておく
  • 封を閉じる前・発送をする前などでその都度、注文番号を照合する

#3|手持ち在庫以上の注文を受け付けてしまう

何が起きたか

このブログは「マニアブログフェスタ」という催しの一環で書いているのですが、ブログ記事を書く以外にも「マルシェル」でグッズを売るということもしています。(注:2020年8月29日現在、私からの出品は一時休止しています)

このミスは、まさにそのマルシェルでやってしまったことです……。

マルシェルでは、販売開始前に商品の「在庫数」を設定することができます。私はこのとき、物理的なストック数を正確に確認せず「30部程度はあったはず!」という認識のもとで販売物の在庫数「20部」と設定していました。しかし、実際のストック数は16部しかありませんでした。

その事に気づいたのは、すでに20部の注文を受けた後でした。即、印刷会社に増刷の依頼をかけました……。

影響としては、本来設定していた発送日数よりも1週間ほど発送が遅れるという結果になりました。

今回はかなりスムーズに増刷が完了したので1週間で済んだわけですが、何らかの事情でもっと遅れたら……増刷ができなかったら……と考えると恐ろしいです。

対策
  • 在庫数を設定するときは、物理的な個数を念入りに確認する
    • 書いてて恥ずかしくなってくるレベルの杜撰さなのですが、全然起こりうることなんですよね……

ミスは起きる……

#2・#3 のミスでご迷惑をおかけしてしまった皆様には改めてお詫び申し上げます。すみません……。

もちろん私のうっかり・不注意・杜撰さが過ぎる……という話ではあるのですが、ミスを100%なくすことは難しいと思います。人間なので……。それでも、ミスが起きにくくする(起きたときの影響を軽減する)工夫をすることで、より安心した状態で自家通販に望むことができるかと思います。

とはいっても心配や不安が強い……ということであれば、委託販売・倉庫発送に対応しているサービスなどを利用するのが良いと思います。販売利益は減ってしまいますが、自分がヒューマンミスを起こす不安からは解放されます。(マルシェルも……いつか倉庫発送に対応してほしい…….)

「写真複製サイン」をなんと呼んだらいいのか

2020-08-29 | 野良サイン
事象や概念に名前を付けることがずっと苦手です。語彙が乏しいということもあるし、対象の概念をあらわす言葉を脳のなかからうまく引っ張り出してこれないという感じです。

名前がないことはそれはそれで不便なのでとりあえず名前をつけはするのですが、しばらく経ってから「あんまり良くない名前だな……」とか後悔するということもよく起こります。

名前付けがうまくできないままになっている案件のひとつに「写真複製サイン」というものがあります。

堺筋本町駅・2019年3月
工事中の駅の仮囲いに設置されていた「写真複製サイン」


日本橋駅(都営地下鉄)・2010年9月
かつて同じ場所に設置されていたのだと思われるサインの写真が掲示されている

つまり、〈掲示されているサインの写真を撮影〉→〈その写真を印刷〉→〈それを掲示〉……というものです。オフィシャルのサインを「複製」する手軽な方法として写真と印刷を用いている、とも言えますね。

この手法、なぜだか好きなんですよね。野良サインのさまざまな実装方法の中でも写真複製サイン事例を目撃したときの嬉しさは特に大きい気がします。なんでなのかはよくわかりません。

新宿三丁目駅・2012年7月
色温度がおかしな状態で掲示されていたり、養生テープが印象的

色味調整・歪み補正・適切な大きさでの印刷などができていないと見づらくなったりもします。写真複製サインは一見手軽そうなのですが、公式サインに近い機能性を持たせるには技術や手間が要る……。

撮影場所不明・2013年3月
被写体が張り紙という事例

野良サインを「複製」しているという事例もまれに見かけます。

これって同じ張り紙をもう一度出力したほうが楽だしきれいな状態で掲示できるのでは……?この例に限って言えばWordで打ち直してもすぐ作れそうだし…… と、観察者目線では思ってしまいます。実際の作業者目線だとそうもいかず「写真で撮って印刷したほうが楽」という判断になってしまうものなのでしょうか。それだけこの手法が手軽かつ身近なものとして認識されているのかもしれません。




大阪駅(JR)・2016年1月

最後に、これまで見た中で一番すごい写真複製サインを紹介したいのですが……これも写真複製サインなのか……?


大阪駅(JR)・2016年1月
こちらが本来の姿

同じ駅の他のホームを見てみると、中が見えるようにガラス窓がついているタイプのエレベーターがあるのですが、最初の写真のホームにあるエレベーターだけはなぜかガラス窓がついていない。その代わりに「窓ガラスがついている場合の様子」が写真として掲示されている……というものです。

大阪駅(JR)・2016年1月
ぼんやりした写真が印刷されている

ここで「複製」しているのは「サイン」そのものではなく「窓ガラス」なのでこれまでの事例とはタイプが違うのですが、結果的に「ここにエレベーターがある」ということを知らせるためのサインになっている(おそらく……)のですよね。




話を戻します。「写真複製サイン」以上にいい名前のアイデアをお持ちの方はコメントやツイートなどで教えてください!(これが言いたかっただけ)