noriba-ba's garden

さすが、プロ!

猛威を振るった台風18号つながりのエピソードをもう一つ。

実は別荘の敷地内には松枯れ病にやられた赤松の大木が
数本あり、先日の台風でそのうちの1本が倒れてしまった。
幸い周りが森だったので被害は少なかったが、これが家に
直撃でもしていたら…大変な事態になっていたことだろう。

そこで、他にも倒れると被害が予想される枯れ松の大木を
プロの業者に頼んで、思い切って伐採してもらうことにした。

そのうち2本は道路沿いなので、高所作業車が大活躍。

林業のプロ職人3人が、あ・うんの呼吸でテキパキと…

枝を切り落とした後、倒す方向に根元に切り込みを入れ

あっという間に、大木がメリメリと音を立てて倒れていく。

その手際の良さに、さすがプロ!と感動することしきり…。

倒れた大木は運びやすいように短くカットまでしてくれた。

問題はこのガーデンの真ん中にある高さ10m以上の大木。

傾斜地で高所作業車は使えないので、何と!人力だ。

驚いたことに、梯子をスイスイとこともなげに登って行き

チェーンソーを使って枯れた枝を次々に切り落としていく。

 

周りで見ているこちらはヒヤヒヤものだが…

見る見るうちにこんなに高いところまで!

そして、とうとう木のてっぺんをバッサリと切り落とした。

まるで軽業師のような、見事な仕事ぶりに惚れ惚れ…。

そしてまた根元に切り込みを入れて、思い通りの方向に
木の幹を倒したのだが、その時の音が半端じゃなかった。
枯れ松とはいえ、悲鳴にも似た音と地響きが轟きわたり
その後の静寂を迎えた瞬間、胸がキュンとなってしまった。

ガーデンの中央に威風堂々と君臨していた嘗ての大木も
人間の手であえなく切り倒されついに終焉の時を迎えた。

残ったのは大木を支えていた根元の太い幹の部分だけ。
ベンチテーブルにしたくて、あえて長めに残してもらった。
ここでお茶をするたびにこの木のことを思い出すだろう。

今までずっと眼前で景観を損ねていた枯れ松がなくなり
遠くの山や空が広々と見渡せるようになってすっきり…。

おそらく自然に任せていても、いつかは自分で力尽きて
倒れていくのだろうけど、それまで待てない罪な人間…。
景観に邪魔だから…とか、台風で倒れたら困るから…とか
いろいろと理由をこじつけて、実に勝手な生き物だよね。

それにしても…プロの職人さんの仕事って、凄いよね!


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