10月になり一気に秋の気配が色濃くなってきた。
山では朝夕がめっきり冷え込み肌寒いくらいだ。
そして今、ガーデンにはとてもいい香りが漂っている。
それはオレンジ色の花をつけたキンモクセイの香りだ。
3年前に植えた小さな苗木が今はこんなに大きくなり
あたり一面に芳しい秋の香りを漂わせて咲いている。
キンモクセイの花は一つひとつは小さくて目立たないが
その香りの強さといったら、おそらく花木の中では一番。
一方、こちらはギンモクセイ。
キンモクセイの花の色よりも少し淡い黄色の花が咲く。
香りはキンモクセイほど強くはないがやはりいい香り。
キンモクセイとギンモクセイの芳しい香りに包まれて
ガーデンは少しずつ秋の気配が色濃くなってきた。
季節は足早に、そして確実に冬へと向かっていく。