ノラにゃんこの緊急事態に気を取られているうちに
オオデマリの花がすっかり散ってしまい
雪が降ったように地面が白い花びらで覆われた。
ピンクオオデマリはまだ元気に咲いているが
いつしかピンク色は失せ、白一色になってしまった。
山庭は今こんな感じ…。
チェリーセージが可愛い花を咲かせ始め
オルレアの背丈もグッと伸びて来た。
ジャーマンアイリスがほぼ終わり
入れ替わるように咲き出したシャクヤク。
幾重にも重なった花びらがとてもゴージャスで
この鮮やかな色といい、派手な形といい
まさに豪華絢爛を絵に描いたような華やかさ。
今か今かと開花を待っている蕾でさえ
花壇の中でパッと目を引く存在感溢れる花だ。
一方こちらはノースポールやフロックス
そしてクレマチスといったひっそり系の花たち。
爽やかなブルーのクレマチスは
ラヌギノーサ系の H・F・ヤングの一番花。
バラも少しずつ咲き出した。
雨に濡れた真紅のシャルル・マルランの一番花。
そして、開き始めの二番花。
雨に打たれて無残な姿のチャールストン。
気づいた時にはすでに一番花が咲き終わっていた。(笑)
ジギタリスもぐんぐんと背を伸ばして
下の方から順に開花し始めた。
こっちの方ではピンクのジギタリスが…。
でも、バーバスカムはまだこれから…。
この子たちやバラがもっと咲いてくると
少しはイングリッシュガーデンらしくなるかしら?(笑)
下のガーデンでは水色のジャーマンアイリスが
まだキレイな花を咲かせていた。
上のガーデンに比べて日当たりがイマイチなので
お陰で寿命が長いのかも知れない。
花も樹も植える場所によって咲き方がずいぶん違う。
何が幸いするか…ホントわからないね。(笑)
わからないと言えば…ノラにゃんこ。
昨日、あれからオジサンがノラの写真を送って来た。
草むらで休んでいるノラに声をかけたら
夕ご飯を食べにやって来たらしいが…
やっぱり目をやられている。
左目がほとんど開いていないようだ。
昨日よりも酷いことになっている。
ご飯はほとんど食べたらしいので少し安心したが
食べたらすぐにいつもの道を
ねぐらへと帰って行ったそうだ。
緊急事態がまだ続く中
明日はどんな状態でやって来るか
もしくは来ないのか…今は全く予測がつかない。
願わくば、これ以上ケガが増えることなく
以前のように元気な姿を見たいものだ。