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<ブログアーカイブ22>日本の水を告発する!第3弾:日本のプールが危ない2012-08-15掲載

2015年03月30日 21時46分34秒 | 水の安全
8/14に日本の水を告発する!<第2弾:ビル・マンションの貯水槽が危ない?>を掲載しましたが、今日は今真っ盛りのプールの水への警鐘で<第3弾:日本のプールが危ない?>です。

「水道水は安全で美味しい」という首都圏水道局のポスターを見た事からこのシリーズを掲載していますが、今日はプールの水についての日本の規制もやはり大甘で安全は疑わしいです!
 そのポイントを先ず「日本と世界のプール水水質基準」を参考に<ドイツ:DIN基準>と<世界水泳連盟(FINA)基準>との比較でご覧下さい!

1、「遊離残留塩素濃度」がDIN/FINAが0.6以下なのにやはり日本は消毒優先で1.0以下と多すぎる。もし1.0なら飲料水不適合というのが世界の常識なのに・・・・。

2、その結果発がん性物質である「トリハロメタン濃度」は世界基準の0.02(mg/L)以下に対し日本は一桁多い0.2以下と異常に多いのでお子さんがウッカリ飲んでいるとその影響は将来の癌発症リスクになります。また一年中プールに浸かっている選手や関係者は皮膚からも浸透しますので要注意です!


次に「プール水の汚染実態」をこのアンカークリックでご覧下さい!

日本の厚生労働省は細菌消毒中心なので「一般細菌」「大腸菌群」「ORP(酸化還元電位)」等を強化していますが世界は発ガン性等の総合的健康判断基準になっていて「遊離残留塩素濃度」「トリハロメタン濃度」「過マンガン酸カリウム消費量」の規制がシッカリしていて安全性を高めています。

もちろんプールにも高度浄水処理が可能で、「人体に害の無いオゾン滅菌システム」「塩素濃度自動監視による自動注入システム」「循環式浄水システム」等が存在しますが、それは会員制プール等の一部だけです。

いずれにせよ日本の公共プールは殆ど安全とは云いがたい状態です。プールの水をウッカリでも飲まないようにしましょう!また遊泳後は直ぐにシャワーでカルキや汚染物を流して下さい。それと目薬も忘れずに!特にお子さんが最も影響を受けやすいのでご用心です!

それから管理が悪く、清掃もシーズン終わりまでしないようなプールでは、カルキの入れ過ぎだけでなく、投入不足や水中の有機物による汚染(過マンガン酸カリウム消費量基準違反)により細菌からさえも守れない状況ですので直ぐ病気になる恐れがあることも留意して下さい!

いずれにせよプールは高級ホテルや有料で管理レベルの高い処を選びましょう! 分からなければ問い合わせして下さい!












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