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<ブログアーカイブ14>脱原発への提言2 <代替エネルギー構想>2012-06-12 10掲載

2015年03月28日 13時21分23秒 | 脱原発
6/10よりこの記事でCO2が少なく原発の代替発電の筆頭に取り上げた「日本の地熱エネルギー発電」の実態を題材にしたWOWOWの連ドラ「マグマ」が日曜10時から放送スタートしました。
   番組HP→http://www.wowow.co.jp/dramaw/magma/
日本は世界第3位地熱エネルギー資源国
でありながらこれまでは「原発推進派」に押されて開発予算もままならず特に2つの課題が取り上げられています。
1、マグマで熱せられた「熱水溜り」の採掘可能地域が大半「国立公園」にあり法律上規制がある。 
2、温泉旅館から温泉枯渇の不安で反対が強い。(これは理論的には問題無い)
そこでこの2つの課題を解決し更に大きく投資効率を改善出来る画期的新技術として熱水溜りを強制的に作り出す「高温岩体技術」がクローズアップされていて、実に興味深いストーリーですので皆さんにも是非鑑賞して下さい!

更に日本が技術でリードし既に実用化の目途が立っている100~130℃位の低温地熱で発電出来る低投資型の地熱バイナリー発電」も地域分散発電の切り札となります

<以下前回投稿記事>
日本は3/11以降「脱原発」の声が日増しに大きくなり政府/経済界の意向との対決姿勢ですが、私も以下の理由で「原発廃止派」です。
①現在の原発は発電技術のみ完成で、保守/メンテナンス技術は未完成でリスクが高いこと。
②原発のエネルギーコストは放射性物質の廃棄まで考えると決して安くは無いこと。

但し「反対」だけでは石油の枯渇も近く現実の社会は維持できないので「代替エネルギー」が必要ですが、それついて私の見解は次の通りです。

①日本は火山国なので「地熱エネルギー発電」を当面の主体に開発整備する。
②太陽光は夜や雨などムラが多い上に発電効率が悪く設置の技術的問題もあるので、米国で開発された「バラポラアンテナ太陽追従型集光&高効率集中発電装置」を被災地や過疎地の復興対策の一環として大規模設置する。
③風力も現在のタイプでは風の強さだけでなく風向きまで影響しコストに合わないので、やはり米国で実用化された「フィン付きローター回転式のビル屋上設置型」を導入し日本の大型&高層ビルに設置していわゆる分散自家発電を普及させる。
④近未来では日本周辺海底に無尽蔵に埋蔵する「メタンハイドレート」の採掘技術を世界に先駆けて開発し日本を「エネルギー資源大国」に変貌させ、国民の生活の向上に寄与するこれ以外も「生ゴミもOKのバイオマス発電」、「海水利用の潮力/温度差発電」、「高速道路の振動利用発電」等も実用化が望まれますね。 以上


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1 コメント

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脱原発も再生可能エネルギーも課題山積 (taka-chann)
2012-05-02 18:22:08
原発は、火力発電のボイラーを原子炉に置き換え、しかも比較的低温300度の蒸気しか発生できない非効率な発電であるだけでなく、(ほとんどのエネルギーは海水上昇となる)燃料製造に莫大なエネルギーを要します。一方再生可能エネルギーのホープは地熱発電です。しかし日本が極めて消極的な投資姿勢だったため、立地制限や景観、温泉観光への影響をクリアできていません。ポテンシャルを活かせていないのです。日本の10%を供給する程度のポテンシャルではないと考えます。
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