【山 名】蝶ケ岳2667m 常念2852m(長野県)
【日 程】平成29年9月2日(土)~3日(日)
【同 行】田
【天 候】2日:曇り/晴れ/霧 3日:晴れ/曇り
【ルート】2日:高崎4:00===6:30三股P6:40------8:20まめうち平---10:30蝶ケ岳10:50-------11:20蝶槍----13:00 2512mピーク----14:20常念----15:30常念小屋キャンプ場(幕営料1000円)
3日:常念キャンプ場発6:50-----8:30前常念-----9:45 2207m地点-----11:30三股P
【行 程】2日:L=12.9km + 2300m -1150m 行動時間9:00
3日:L= 7.0km + 400m -1550m 行動時間4:40
【地 図】地図はこちら
【温 泉】ほりでーゆー 530円
8月ははっきりしない天気続き。9月になれば晴れの日も多くなるかと思いきや、
太平洋側を北上する台風15号の影響で天気予報には傘のマークが並びっぱなしの今日この頃。
天気の回復が見込めそうな北アルプス南部に出かけることにした。
行き先は三股から蝶ケ岳・常念を回って三股へ戻るコース。
宿泊予定の常念小屋に電話すると一畳に一人は保証できないとのこと。
友の体力に期待して、二十年ブリくらいのテント泊である。
三股に着くと早駐車場は満車であったが、幸いわずかなスペースを見つけ駐車できた。
駐車場の一部は工事用の飯場になっており、200m程手前に臨時駐車場が設けてあった。
三股登山口(蝶ケ岳・常念への登山口)
午前中はカッパを着ることも覚悟での出発ではあったが天気は急速に回復し
薄曇りで涼しく歩行しやすい天候となったが足取りは軽くない
正面が蝶ケ岳、右が常念への登山口。
お馴染みのゴジラ
3年前に登ったときは気づかなかった
ゴゼンタチバナ実
山の花々も盛りを過ぎ、種子を稔らせる時季
ゴマナ
荷物の重さに不安を抱えながらも歩き始めて一時間半
最初のお休み所まめうち平に到着
大勢いたので場所を変えて一休み
昨年は台風による強風で多数の倒木が進路を塞いで居たようだが
すっかり整備され歩きやすくなっている
カニコウモリ
サラシナショウマ
キオン
ソバナ
標高2000mを超える頃、ガスが濃くなってきたが汗をかいた体に冷気が心地よい
アザミSP
ハリブキ実
トリカブトSP
クロトウヒレン
大滝山分岐付近
森林限界を超えたこの付近は初夏には素敵なお花畑が展開されている
ガスが無ければ後ろに常念が見えるハズ
ハクサンフウロ
オヤマリンドウ
キヌガサソウ実
稜線に出ると霧が晴れ心躍る景色
蝶ケ岳ヒュッテ
霧が晴れたのは頭上だけで周囲は霧の中
瞑想の丘。山頂標識はヒュッテの向こう。
あっという間に霧に包まれた
時々霧が晴れるが、槍・穂高は見えそうで見えない
蝶槍への道は平坦でアルペンムードいっぱい
横尾(上高地方面)への分岐
蝶槍。山頂は霧で見えたり隠れたり
とがっている分、登りはきつそうだ
蝶槍山頂
サンカヨウ実
蝶槍から常念への途中には所々に湿地がある
常念へのキツイ登りの前に下らなければならないのは残念
ミヤマアキノキリンソウ
池にはイモリか蛙だろうかオタマジャクシが沢山いた
今頃オタマジャクシで冬は越せるのだろうか?
アザミのお花畑
ウメバチソウ 周囲にコゴメグサ
いよいよ常念への登り。霧に囲まれ山頂がどこか解らない
時折山頂が見えるがかなり急
数歩毎に呼吸を整えながらゆっくり登るも次第に足が上がらなくなった
10キロを超える荷物を担いでの山歩きは出来ないと思う
やはりテント泊はもう無理なのかもしれない
常念山頂
霧が濃く何も見えない
山頂に咲くトウヤクリンドウ
視界が10mを切る中、慎重に下山しキャンプ場に到着
テン場も込む中、少しでも平らなところを選んで幕営
夜中に起きると、満天の星空
月明かりに槍ヶ岳も見え明日の晴天を願いシュラフに潜った
久しぶりのテント泊、疲れていたが寝られぬ夜を過ごした
明け方に寝入ってしまった様で目が覚めると既に明るく
昨日と打って変わった晴天。正面に槍ヶ岳が良く見える
常念小屋
前常念への分岐から
正面が横通岳、眼下に常念小屋とテント場
前常念への分岐
持参した2002年版山と高原地図にはここから前常念への巻道がある
道標は無いが通行止めを示すものもなく道型もはっきりしているので
巻き道を進むことにする
常念小屋方面を振り返る
今日もガスが上がってきた。下界は曇りだろうか?
しばらく進むと、ハイマツ等の草木が道を覆いヤブコギ状態
地図上のコースタイムの倍もかかり前常念への道に出た
するとこちら側にはロープが張ってあり
通行止めと廃道のお知らせがあった
今の状態なら山頂経由でも時間は余り変わらない
前常念
石室
朝からの上天気も石室から下は霧の中
下から上がって来た人は雲を抜け青空に歓声
雲の中、単調な針葉樹林を延々と下る
2207mピーク
前常念から3時間あまりの下山路
ほぼ中間地点に2207mの小高いところがあるが
他に区切りとなるに目標となる道標やベンチは無く
さながら修行の様な我慢比べの下山道である
下りきった三叉路
増水時にはここから迂回するらしい
駐車場に戻ると更に車が増え臨時駐車場も満車
かなり疲れたが、予想外に天気に恵まれ良い山行だった
太平洋側を北上する台風15号の影響で天気予報には傘のマークが並びっぱなしの今日この頃。
天気の回復が見込めそうな北アルプス南部に出かけることにした。
行き先は三股から蝶ケ岳・常念を回って三股へ戻るコース。
宿泊予定の常念小屋に電話すると一畳に一人は保証できないとのこと。
友の体力に期待して、二十年ブリくらいのテント泊である。
三股に着くと早駐車場は満車であったが、幸いわずかなスペースを見つけ駐車できた。
駐車場の一部は工事用の飯場になっており、200m程手前に臨時駐車場が設けてあった。
三股登山口(蝶ケ岳・常念への登山口)
午前中はカッパを着ることも覚悟での出発ではあったが天気は急速に回復し
薄曇りで涼しく歩行しやすい天候となったが足取りは軽くない
正面が蝶ケ岳、右が常念への登山口。
お馴染みのゴジラ
3年前に登ったときは気づかなかった
ゴゼンタチバナ実
山の花々も盛りを過ぎ、種子を稔らせる時季
ゴマナ
荷物の重さに不安を抱えながらも歩き始めて一時間半
最初のお休み所まめうち平に到着
大勢いたので場所を変えて一休み
昨年は台風による強風で多数の倒木が進路を塞いで居たようだが
すっかり整備され歩きやすくなっている
カニコウモリ
サラシナショウマ
キオン
ソバナ
標高2000mを超える頃、ガスが濃くなってきたが汗をかいた体に冷気が心地よい
アザミSP
ハリブキ実
トリカブトSP
クロトウヒレン
大滝山分岐付近
森林限界を超えたこの付近は初夏には素敵なお花畑が展開されている
ガスが無ければ後ろに常念が見えるハズ
ハクサンフウロ
オヤマリンドウ
キヌガサソウ実
稜線に出ると霧が晴れ心躍る景色
蝶ケ岳ヒュッテ
霧が晴れたのは頭上だけで周囲は霧の中
瞑想の丘。山頂標識はヒュッテの向こう。
あっという間に霧に包まれた
時々霧が晴れるが、槍・穂高は見えそうで見えない
蝶槍への道は平坦でアルペンムードいっぱい
横尾(上高地方面)への分岐
蝶槍。山頂は霧で見えたり隠れたり
とがっている分、登りはきつそうだ
蝶槍山頂
サンカヨウ実
蝶槍から常念への途中には所々に湿地がある
常念へのキツイ登りの前に下らなければならないのは残念
ミヤマアキノキリンソウ
池にはイモリか蛙だろうかオタマジャクシが沢山いた
今頃オタマジャクシで冬は越せるのだろうか?
アザミのお花畑
ウメバチソウ 周囲にコゴメグサ
いよいよ常念への登り。霧に囲まれ山頂がどこか解らない
時折山頂が見えるがかなり急
数歩毎に呼吸を整えながらゆっくり登るも次第に足が上がらなくなった
10キロを超える荷物を担いでの山歩きは出来ないと思う
やはりテント泊はもう無理なのかもしれない
常念山頂
霧が濃く何も見えない
山頂に咲くトウヤクリンドウ
視界が10mを切る中、慎重に下山しキャンプ場に到着
テン場も込む中、少しでも平らなところを選んで幕営
夜中に起きると、満天の星空
月明かりに槍ヶ岳も見え明日の晴天を願いシュラフに潜った
久しぶりのテント泊、疲れていたが寝られぬ夜を過ごした
明け方に寝入ってしまった様で目が覚めると既に明るく
昨日と打って変わった晴天。正面に槍ヶ岳が良く見える
常念小屋
前常念への分岐から
正面が横通岳、眼下に常念小屋とテント場
前常念への分岐
持参した2002年版山と高原地図にはここから前常念への巻道がある
道標は無いが通行止めを示すものもなく道型もはっきりしているので
巻き道を進むことにする
常念小屋方面を振り返る
今日もガスが上がってきた。下界は曇りだろうか?
しばらく進むと、ハイマツ等の草木が道を覆いヤブコギ状態
地図上のコースタイムの倍もかかり前常念への道に出た
するとこちら側にはロープが張ってあり
通行止めと廃道のお知らせがあった
今の状態なら山頂経由でも時間は余り変わらない
前常念
石室
朝からの上天気も石室から下は霧の中
下から上がって来た人は雲を抜け青空に歓声
雲の中、単調な針葉樹林を延々と下る
2207mピーク
前常念から3時間あまりの下山路
ほぼ中間地点に2207mの小高いところがあるが
他に区切りとなるに目標となる道標やベンチは無く
さながら修行の様な我慢比べの下山道である
下りきった三叉路
増水時にはここから迂回するらしい
駐車場に戻ると更に車が増え臨時駐車場も満車
かなり疲れたが、予想外に天気に恵まれ良い山行だった
何年ぶりか忘れる位のテント泊
装備の殆どを連れに持ってもらたがそれでも荷物は重く辛かった
一人でテント泊する女性も見かけたがその体力は羨ましい限りです
自然をより身近に感じることが出来るテント泊ですが
もう困難と知る山行となりました
同行の友に感謝であります
↓そんな訳で ボタンを押して頂くと助かります
北アルプス方面、東京から種々の高速バスが出ている様で
様々な縦走コースが設定できる様です
これから紅葉の季節、大混雑も予想されますが
素敵なところが沢山ありますので是非お出かけください
私は北ア南アは未経験です。以前(転勤族時代)長野(長野市)に5年程勤務していた折、営業や観光(まだマイカー規制が甘かった頃)で各所に行きました。上高地も当時1歳半位だった長男を負ぶって妻と3人で大正池や河童橋を巡り、帝国ホテルで高級コーヒーと高級ケーキ(いいお値段だったのでケーキは3人で1つ)を食べた記憶があります。
これから身軽に華麗にアルプスデビューしたいと思ってます。