【山 名】高妻山 2318m(長野県)
【日 程】平成26年10月19日(日)
【同 行】中
【天 候】快晴
【ルート】前橋4:30===7:20戸隠キャンプ場P------9:00一不動-----9:50五地蔵-------11:40高妻山12:20---13:30七薬師--------15:20P
【行 程】 L=13.2km +- 1750m 行動時間8:00
【温 泉】神告げの湯 600円
【地 図】地図はこちら
手元に昭文社1996年発行のエアリアマップ山と高原地図妙高・戸隠がある。地図には自筆ながら判読が困難な程の悪筆で平成8年10月26日~27日火打・妙高、平成9年8月17日~18日黒姫・高妻山との記載。
当時はテントを持参しての山行。いずれも他界した山友T君と一緒だった。地図を見ながら懐かしく思ったが、当時の山行状況は断片的にしか覚えておらず思いも新たに高妻山へ行ってみることにした。実に17年ぶりの高妻山である。
今夏は悪天候続きでホトホト参ってしまったが、10月に入って2周続きの好天。高気圧に覆われ週末の好天が保証されていたせいか、百名山のネームバリューのせいかキャンプ場の無料駐車場は満車状態。
朝から青空が広がる上天気である。それだけに放射冷却が進んだのか標高1200m程の駐車場には薄氷が張っていたが、冷涼感のある空気は身が引き締まる。山は紅葉、空は青空で素敵な秋の山行が期待できそうである。
青空の中高妻山を目指す
戸隠山
「山装う」黄葉を楽しみながらではあるが、稜線までの登りは石ころだらけの沢を右に左に縫うような登り。脚が濡れない様、転ばない様気を遣いながらの歩行は疲れた。
沢を左右に縫いながらのぼる
ナメ滝には鎖場も
前方の滝の落下口までトラバースする
トラバースルートには鎖
尾根へ出たところが「一不動」で、避難小屋もある。ここから乙妻山まで十三仏を祀ってあり、高妻山までは十の仏様が里程標の様になっている。17年前の山行ではそんなことには気づかず歩いていた。
避難小屋は小綺麗に保たれ、後ろにトイレもある。一不動の表示はあるが祠は見当たらない。
一不動付近 避難小屋
稜線出にでると眺めが良く足取りも軽やかと思ったが、起伏の激しいコースである。ここから里程標の様に現れる仏様との御対面を楽しみに歩くことにした。
一不動からの眺め
二釈迦
三文殊
三文殊付近まで稜線の西側は木々が茂り見通しが効かなかったが、ここで初めて高妻山山頂が見えた。戸隠富士とも言われている高妻山。最後の登りがきつそうである。
山頂を臨む
東側は開けている
四普賢
四普賢も祠が無い
五番目は、地蔵である。地蔵と言えば六地蔵だが十三仏の順番では五地蔵。地図では五地蔵岳山頂から弥勒登山道が分かれているが、五地蔵はピーク手前にある様だ。ここは背後に高妻山がよく見えた。
五地蔵
六弥勒が下山予定の弥勒道との分岐であり、ここを西へ向かえば高妻山である。
六弥勒
弥勒道入り口
六弥勒から西へ向かうと北に火打や妙高がよく見える
焼山・火打・妙高
七薬師
八観音
遠くから眺めると五地蔵岳から一度鞍部に下がって又登るコースに見えるが実際は何度か登り下りを繰り返す。それだけに九番目の勢至は山頂直ぐ手前かと期待するが、なんとここから一時間もの急登がまっていた。
九勢至
日陰は凍っておりスベル
眺めは抜群
妙高
黒姫山
急登を登り切り少し歩くと十阿弥陀があったが、そこは頂上では無かった
十阿弥陀
途中の仏様は祠が無かったり壊れていたりだが、さすがに十阿弥陀はしっかりしている。修験者がいるなら少しは修復したらどうかとも思うのだが、要らぬお節介かも知れない
山頂手前の十阿弥陀
車場の車の様子から山頂は大賑わいと思っていたが、思ったよりは少し少なめの人数。それでも混雑には違いない
山頂には人集り
高妻山山頂
天気も良く山頂からは北アルプスの山々が一望できた
槍ヶ岳方面
鹿島槍・五竜の後ろに立山・剣
白馬方面
三千メートルの山々はすっかり白くなっている。願わくば乙妻山まで残りの、十一阿しく、十二大日、十三虚空蔵の十三仏をお詣りして帰りたいところだが、ここから更に2時間の往復はきつすぎる。御嶽山方面に手を合わせ下山開始。
飯縄山を眼下に下る
今日は珍しく一日快晴。紅葉も綺麗だ。
六弥勒からの登山道はブナの林。ブナの黄葉が見頃。
一不動へのサワ沿いの登りと違いこちらは尾根歩き。歩道の浸食は進んでおらず柔らかい土が膝に優しいのが嬉しいが、急な下りでやはり脚腰にはこたえた。
最後に牧場に出るとつぶらな瞳のポニーが向かえてくれた。今日は一日上天気だった。
先週はしばらくぶりの山行
そして2週連続の山行で疲労困憊
家に帰るとビール一缶で寝てしまった
一不動の鞍部で撮ったT君との写真とテントでの馬鹿話だけは
鮮明に覚えているが
17年前の高妻山のことは殆ど覚えていない
映画のビデオを借りてきて途中で以前見たことに気づく今日この頃
何度登った山でも新鮮なのはそのせいなのだろうか
↓そんな訳で ボタンを押して頂くと助かります
【日 程】平成26年10月19日(日)
【同 行】中
【天 候】快晴
【ルート】前橋4:30===7:20戸隠キャンプ場P------9:00一不動-----9:50五地蔵-------11:40高妻山12:20---13:30七薬師--------15:20P
【行 程】 L=13.2km +- 1750m 行動時間8:00
【温 泉】神告げの湯 600円
【地 図】地図はこちら
手元に昭文社1996年発行のエアリアマップ山と高原地図妙高・戸隠がある。地図には自筆ながら判読が困難な程の悪筆で平成8年10月26日~27日火打・妙高、平成9年8月17日~18日黒姫・高妻山との記載。
当時はテントを持参しての山行。いずれも他界した山友T君と一緒だった。地図を見ながら懐かしく思ったが、当時の山行状況は断片的にしか覚えておらず思いも新たに高妻山へ行ってみることにした。実に17年ぶりの高妻山である。
今夏は悪天候続きでホトホト参ってしまったが、10月に入って2周続きの好天。高気圧に覆われ週末の好天が保証されていたせいか、百名山のネームバリューのせいかキャンプ場の無料駐車場は満車状態。
朝から青空が広がる上天気である。それだけに放射冷却が進んだのか標高1200m程の駐車場には薄氷が張っていたが、冷涼感のある空気は身が引き締まる。山は紅葉、空は青空で素敵な秋の山行が期待できそうである。
青空の中高妻山を目指す
戸隠山
「山装う」黄葉を楽しみながらではあるが、稜線までの登りは石ころだらけの沢を右に左に縫うような登り。脚が濡れない様、転ばない様気を遣いながらの歩行は疲れた。
沢を左右に縫いながらのぼる
ナメ滝には鎖場も
前方の滝の落下口までトラバースする
トラバースルートには鎖
尾根へ出たところが「一不動」で、避難小屋もある。ここから乙妻山まで十三仏を祀ってあり、高妻山までは十の仏様が里程標の様になっている。17年前の山行ではそんなことには気づかず歩いていた。
避難小屋は小綺麗に保たれ、後ろにトイレもある。一不動の表示はあるが祠は見当たらない。
一不動付近 避難小屋
稜線出にでると眺めが良く足取りも軽やかと思ったが、起伏の激しいコースである。ここから里程標の様に現れる仏様との御対面を楽しみに歩くことにした。
一不動からの眺め
二釈迦
三文殊
三文殊付近まで稜線の西側は木々が茂り見通しが効かなかったが、ここで初めて高妻山山頂が見えた。戸隠富士とも言われている高妻山。最後の登りがきつそうである。
山頂を臨む
東側は開けている
四普賢
四普賢も祠が無い
五番目は、地蔵である。地蔵と言えば六地蔵だが十三仏の順番では五地蔵。地図では五地蔵岳山頂から弥勒登山道が分かれているが、五地蔵はピーク手前にある様だ。ここは背後に高妻山がよく見えた。
五地蔵
六弥勒が下山予定の弥勒道との分岐であり、ここを西へ向かえば高妻山である。
六弥勒
弥勒道入り口
六弥勒から西へ向かうと北に火打や妙高がよく見える
焼山・火打・妙高
七薬師
八観音
遠くから眺めると五地蔵岳から一度鞍部に下がって又登るコースに見えるが実際は何度か登り下りを繰り返す。それだけに九番目の勢至は山頂直ぐ手前かと期待するが、なんとここから一時間もの急登がまっていた。
九勢至
日陰は凍っておりスベル
眺めは抜群
妙高
黒姫山
急登を登り切り少し歩くと十阿弥陀があったが、そこは頂上では無かった
十阿弥陀
途中の仏様は祠が無かったり壊れていたりだが、さすがに十阿弥陀はしっかりしている。修験者がいるなら少しは修復したらどうかとも思うのだが、要らぬお節介かも知れない
山頂手前の十阿弥陀
車場の車の様子から山頂は大賑わいと思っていたが、思ったよりは少し少なめの人数。それでも混雑には違いない
山頂には人集り
高妻山山頂
天気も良く山頂からは北アルプスの山々が一望できた
槍ヶ岳方面
鹿島槍・五竜の後ろに立山・剣
白馬方面
三千メートルの山々はすっかり白くなっている。願わくば乙妻山まで残りの、十一阿しく、十二大日、十三虚空蔵の十三仏をお詣りして帰りたいところだが、ここから更に2時間の往復はきつすぎる。御嶽山方面に手を合わせ下山開始。
飯縄山を眼下に下る
今日は珍しく一日快晴。紅葉も綺麗だ。
六弥勒からの登山道はブナの林。ブナの黄葉が見頃。
一不動へのサワ沿いの登りと違いこちらは尾根歩き。歩道の浸食は進んでおらず柔らかい土が膝に優しいのが嬉しいが、急な下りでやはり脚腰にはこたえた。
最後に牧場に出るとつぶらな瞳のポニーが向かえてくれた。今日は一日上天気だった。
先週はしばらくぶりの山行
そして2週連続の山行で疲労困憊
家に帰るとビール一缶で寝てしまった
一不動の鞍部で撮ったT君との写真とテントでの馬鹿話だけは
鮮明に覚えているが
17年前の高妻山のことは殆ど覚えていない
映画のビデオを借りてきて途中で以前見たことに気づく今日この頃
何度登った山でも新鮮なのはそのせいなのだろうか
↓そんな訳で ボタンを押して頂くと助かります
近くでは戸隠山、遠くでは妙高や雨飾から すっくと立つ
秀峰に目を奪われ いつかはと思いながらいまだに
歩いたことがありません。
今の体力では もう空身でなければ無理となりました。
この峰もT氏との想い出の山でしたか・・・
四阿山・根子岳から続いていますね。
うちらも今年登って来ました。
大変な山なのに、山頂には凄い人、
おそらく50人以上は居たのでは?
秋は人気の山なのかな?
思い出の山だったのですね~
けど、山のこと覚えてないって、、、、ぷぷ。
でもそんなもんですよね。
ボクも最近ヤバイです。
昨日食べた昼食思い出せない、
立ち上がったけど、
あれ?自分は何をするために立ち上がったんだっけ?
とかよくあります
いつもコメント有難うございます
T君とは30年以上一緒に山歩きをした山友
次にどこへ行くか悩んでいると次々と面白そうな
提案をしてくれました
山に関する知識も豊富で体力もあり
気が合い、頼り甲斐もあった山友でした
返す返すも残念でなりません
・・・・・
相変わらず、お二人の楽しそうな山歩き
羨ましい限りです
気力体力、そして記憶力も衰えている
今日この頃ですが
山歩きはやめられないですね
足尾の山は如何でしたか
備前楯山は
春のヤシオツツジが綺麗な所
来春は行ってみようと思います